アルの鉄道模型工廠

鉄道模型のキット製作や加工、レイアウト製作などやってます。
鉄道以外も出たりします。

TOMIX DU-1の直流電源化

2010-03-08 02:40:58 | GMキットを作る
テスト前の気分転換にさくっとやってみました。

TOMIX製のトランジスタコントローラー、DU-1を直流電源で動くようにしてみます。

本来この製品は純正のアダプターユニットというAC17V電源を使用するのですが、そんなものは持ってないので自作パワーパックを作ろうと思って買ってあった

DC12V、1.5AのACアダプターを電源として使えるように改造していきます。


なんで電源も無いのにDU-1を持っているのかというと、高校時代に実習室に置いてあったガラクタが入ったバケツ(大型のヤツ)に入っていたのを貰ってきましたw

もちろん正式に許可をもらってます。

後日、別の実習室のロッカーの中にアダプターユニットとDU-1の箱と説明書が発見されたり・・・(そっちは備品扱いw)


ネットで色々調べるとAC17Vを内部のダイオードブリッジでDCに変換しているらしいので電源コネクターを外し、DCジャックをそのまま付けてみました。

ダイオードブリッジならそのままDC流しても問題ありません。



こんな感じです。



さっそく電源を接続し、出力端子にテスターをつないでみましたが・・・

DC6.5V位しか出力されません・・・

これではちょっと電圧不足です、せめてDC9V位は欲しい。

ダイオードブリッジの電圧降下が約2Vくらいなので撤去を決定です。

しかし基板を止めているネジ二本を外しても基板が取れません・・・

どうやら化粧板を外さないとダメみたいです。



なるべく損傷しないように外しましたが・・・再利用出来るのか?これ・・・

ネジ4本を外して基板を取り出しました。



そんなに複雑ではなさそうな回路です。

電圧降下の原因だと思われるもの。



+と-が書いてある黒いヤツ、こいつを撤去します。

半田ごてで加熱して撤去したあとは付いていた場所に抵抗の足で+と-を間違えないように回路をつないで終了です。



一つ気がかりなのが・・・ブレーカーがAC用なのでたぶん作動しません。

交換できるパーツが無いのでそのまま電源を入れて実験してみます。



約9Vが出力できました、成功です。



これならなんとか実用出来そうです。

化粧板を叩いて平にしたあと、さっそく組み上げてレールにつないでみました。

車両をレールに乗せてマスコンを加速に入れると・・・

・・・・・・・・・・・・

約20秒後走りだしましたww

遅すぎます・・・・

正規の電源じゃないから遅いのか、元からこんなもんなのか・・・

純正電源がないので分かりません、徐々に車両が加速していくのはみていて面白いのですが、走り出すまでに時間がかかりすぎるのは使い勝手悪いです。

元の機能はそのままで、予めボリュームMAXまで上げておき電源電圧を可変させることで普通のパワーパックとしても使えるようにしようとも考えましたが

電源に直接可変抵抗なんて繋いだら確実に抵抗焼けるしな~

こいつには、またしばらく眠っていてもらうことにします。

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