今日はまず
8月17日のブログ
「小学生3年生の悩み ・・ 聞きました」
についてご報告しておきます。
ある読者の方から
ご心配のコメントを
頂きました。
しかし
17日のAちゃんの前向きな行動で
その日、皆で仲良く
遊ぶことが出来たようです。
そして
この日の夕方
私の家に仲良く3人で
遊びに来ました。
皆で遊べて良かったね と
問いかけますと
素敵な笑顔が弾けていました。
ともかく子供の事とはいえ
仲直り出来たことに安心しました。
有り難うございました。
その結果
私は18日もほぼ一日
子供たちに遊ばれていました。
この日も汗が額だけではなく
全身に流れて大変でした。
よって
昨日のブログ更新が
遅れてしまいました。
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さて、私は昨年は
色々な寺や神社に
よく行きました。
今年はそれほど行っていません。
8月14日に高梁市にあります
「吹屋ふるさと村」に行った時にも
「吹屋の町並み」の中にも
お寺がありました。
そこで改めて思った事は
全国各地の
歴史の佇まいを見ることが出来る
名所に行きますと
寺などありますが
その名称に
「〇〇寺」とか「〇〇院」が使われています。
何故
同じ寺なのに
「寺」と「院」があるのでしょう。
そこで
「寺」と「院」について
少しだけ考えてみました。
寺はその規模にかかわらず
基本的に
「山号」「院号」「寺号」 の3つを
持っているのです。
たとえば
浅草寺の正式名称は
「金龍山伝法院浅草寺」 で
寂光院の正式名称は
「清香山玉泉寺寂光院」 と
なっています。
また
知恩院は 「華頂上知恩院大三寺」
常行寺は 「熊野山父母報恩院常行三昧寺」
ちなみに
下の寺院の正式名称は
金閣寺→鹿苑寺(ろくおんじ)
銀閣寺→慈照寺(じしょうじ)
平等院→平等院(びょうどういん)
清水寺→北観音寺(きたかんのんじ)
そして
下の寺院の山号は
金閣寺→北山(ほくざん)
銀閣寺→東山(とうざん)
平等院→朝日山(あさひさん)
清水寺→音羽山(おとわさん)
となっています。
銀閣寺
すなわち東山慈照寺の観音殿が
金閣寺と比較されて
銀閣寺と呼ばれるようになりました。
しかし
一般的に勘違いされていると
思いますが
金閣と通称される鹿苑寺舎利殿には
金箔が貼り付けられているのに対し
銀閣と通称される慈照寺観音殿には
外壁に黒漆は塗られていますが
銀箔は使用されていないのです。
つまり
金閣寺は金箔で覆われていますが
銀閣寺に銀は使われていないのです。
ちよっと話が逸れましたので
元に戻します。
つまり
寺や院の正式名称は
長くて呼びづらいので
その一部をとって通称にしているのです。
従いまして
「寺」と「院」については
どちらが格が上という訳でもなければ
中身が違うわけでもないのです。
ちなみに
参考的ですが
すべてのお寺に「○○山○○院○○寺」という
名称がついている訳ではないのです。
「○○山」という山号がついていないお寺もあり
「○○山」という山号のみのお寺もないようです。
たいていのお寺は
「○○山○○寺」
「○○山○○院」
「○○山○○院○○寺」
「○○山○○寺○○院」
の
いずれかになるようです。
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皆さん全国各地にあります
「〇〇寺」や「〇〇院」 に
行かれました時は
正しい正式名称に興味を持って
調べることも
ちよっと面白いと
思いませんか。
是非、各地の「寺」とか「院」を
訪ねて行かれました時
調べてみて下さい。
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では、皆さん
今日も素敵な一日で
ありますように
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