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ブルームーンは雲に隠れて撮影出来ず。そして作詞家の先生が倉敷に ・・

2015-07-03 11:05:00 | ブルームーン 作詞 作曲

 

昨日、山に登って

ブルームーンを撮影する予定でありましたが

夕方の空は

空全面にわたり

厚い雲で覆われていました。

 

↓ 夕方の空です

 

 

夕日は完全に雲に隠れていました。

 

これでは月の撮影は無理かな と思いつつ

20時ごろの月の確認をしましたら

 

↓ 20時頃の空模様

 

 

やはり

完全に月も雲に隠れていました。

 

従いまして

月 (ブルームーン) の撮影は諦めました。

だけに

ツキ が無かったのかも知れません。 (親父ギャグでした)

 

そして

早い時間に就寝して

3時30分頃に目覚めるように

タイマーをセットしました。

そして

真っ暗な早朝に起き

空模様と月の確認をしましたら

昨晩と同様に

厚い雲に隠れていました。

ダメだ と思い

ここで撮影することは完全に諦めました。

 

そういうことでありまして

今日のブログでは

月の写真や動画をご報告出来ません。

申し訳ございません。

 

そして

二度寝をしたのですが

今日はゴミ・ステーションの当番なので

5時30分起きに再度

タイマーをセット。

そのようなことでゴミ当番は任務完了と

なりました。

 

 

そして、私は今

自宅の狭い菜園に

トマトを10苗ほど植えていまして

除々に実を付け始めました。

そこでトマトの写真を撮影しました。

 

 

 

 

 

 

そして、庭の木も ・・・

 

 

 

実るのが楽しみですね。

 

 

さて

本日は九州から

人生の大先輩(?)である

私の知人の作詞家の先生が

私を訪ねて倉敷に来られます。

この方は80歳を越えているのですが

未だに

もの凄いパワーを持ち合わせています。

私の人生の先生のひとりです。

 

この先生とはある詞をきっかけに

お付き合いさせて頂いています。

 

その作品とは

「 名残り橋 

 というものです。

 

◆ 名残り橋

   浮き世小路の 湯のけむり
ちらりほらりと 灯がともる
橋の袂で あなた待つ
今夜限りと 燃える恋
風が身にしむ 名残り橋     
                                                          
 逢えば別れが 来る定め
見つめ合う目に ふと涙
そっと寄り添う 影法師
映し流れる  いのち川
情けうたかた 名残り橋

 しだれ柳に 風が吹く
揺れてほのかな 湯の煙り
あなた見送る うしろ影
追えば夜明けの 月が哭(な)く
みれん切ない 名残り橋

 

私は

この詩の素晴らしさに感動しました。

そして、曲をつけました。

この曲は昔

大分に遊郭があり

一夜の出会いを

名残橋での別れを歌ったものです。

なんとも言えない

味わいのある詩です。

興味ある方は

名残り橋をネットで調べて下さい。

 

 

 

また、この先生の作品で

作曲家 花村優平さんと組んで制作された

「日豊本線もどり旅」は

日豊本線の「あざむい」という駅の近くに

この曲の石碑があります。

 

 

上記

写真が「浅海井 あざむい」 という駅の近くにある

石碑で左手の方が吉原ひさお先生です。

九州では

有名な先生で詩人でもあります。

この作品は

作曲家 船村徹 先生が

審査委員長で選出決定された作品です。

 

 

では

「名残り橋」という曲を聴いて下さい。

作詞 吉原ひさお

作曲 大島啓見

 

 

 https://youtu.be/F9Phmoj37to

 

 

そして、吉原先生と組んで作った

メジャー曲となった

「グッバイさよなら」 も聞いて下さい。

 

 さょうならとは 優しい言葉
    澄んだ空気(ココロ)を 震わせて
    そっと消えゆく そよ風のように
    やがて愛しき わが子さえ
    旅立ちて 帰らない
    グッバイさよなら さょうなら 
    思い出セピアの 色合い染めて
    ゆらりゆらゆら ゆらりゆらゆら
    グッバイさよなら

   さょうならとは 綺麗な言葉
    人は独りで 生まれきて
    やがて独りで 去りゆく定め
    明日(アス)の見えない 人生に
    満ち溢れ 木霊する
    グッバイさよなら さょうなら 
    春風みたいに この頬撫でて
    ゆらりゆらゆら ゆらりゆらゆら
    グッバイさよなら

   さょうならとは 切ない言葉
    浜辺に寄せては 返す波
    そっと手にとり 見つめる小石
    一期一会の めぐり逢い
    青空に 消えてゆく
    グッバイさよなら さょうなら 
    また逢う日までの 願いを込めて
    ゆらりゆらゆら ゆらりゆらゆら
    グッバイさよなら

 

作詞 吉原ひさお

作曲 大島啓見

 

 

 

https://youtu.be/HPnypQdldJY

 

この曲のメロディーは私自身

大変気に入っています。

自分の足跡として恥ずかしくない

ひとつの曲だと思っています。

なんと爽やかな

グッバイさよなら です。

 

しかし

この曲はもともと

「埋み火挽歌」 という曲名で

発売される予定でしたが

レコード会社から

「埋み火挽歌」つまり「うずみび」というのが

言いにくいということで

変更依頼があり

吉原ひさお先生と相談し

「グッバイさよなら」 として

出来上がったのです。

 

この「埋み火挽歌」という詩は

滋賀県におられます若手の有望な

作詞家志願の方で

レコード会社からも将来期待されています。

ともかく20台の青年とは思えない

もの凄い詩を書かれます。

 

では

その「 埋み火挽歌 」 の詩です。

 

                 ① 浜の番屋の 夜明けは遠く                                  
    紅(ベニ)の想いを 隠すのか
    寄せて返せば 手招くような
    あんた恋しの 波拍子
    帰らんせ 帰らんせ
    三日三晩の 船を待つ
    あれから十年 あんたの船は
    どこでゆらゆら どこでゆらゆら 揺れるやら

  ② 黒い海峡 眺める夜は
    胸がちろちろ 燃えすがる
    膝(ヒザ)を枕の寝たふり 可愛い
    寝息 十八番(オハコ)の 大漁節
    帰らんせ 帰らんせ
    明日はこの胸 抱きに来て
    囲炉裏(イロリ) 埋(ウズ)み火 この身を燃やす
    陸(オカ)の漁(イサ)り火 陸(オカ)の漁り火 道しるべ

  ③ 胸の埋(ウズ)み火 炎に変えて
    染めよ 荒海 紅に
    ゴムの背中は 今でも見える
    海があんたの 夢舞台
    帰らんせ 帰らんせ
    海の果てまで 焼きつくせ
    海風(カゼ)の番屋に 埋(ウズ)み火ひとつ
    愛の祈り灯 愛の祈り灯 命の灯

 

そして

この方の凄さを知ることになる

「紅夜叉」という作品です。

 この方の凄さを

知らしめる作品のひとつです。

 

「 紅夜叉 」

① 背中に紅の 爪立てりゃ
                   夜叉の顔した 夜が来る                                    
二度と戻れぬ 道行きならば
下駄のまんまで 闇の中
カラリ・・ コロリ・・ カラリ・・ コロリ・・
角巻きくわえた 瞳の奥で
カラリ・・ コロリ・・ カラリ・・ コロリ・・
夜叉と修羅とが 目を覚ます
地の果て 炎の果て 天の果て
世間指さす 世間指さす
今宵 夜叉になる

② 黒と紅とが 交ざる時
夜叉の色した 花が咲く
頬を突き刺す 吹雪の果てに
たとえ鼻緒が 千切れても
ひゅるり・・ しゅるり・・ ひゅるり・・ しゅるり・・
裸足で駆け出す 後追いかけて
ひゅるり・・ しゅるり・・ ひゅるり・・ しゅるり・・
情念(オモイ)奏でる 帯が鳴る
この髪 この指 この体
雪に投げ出し 雪に投げ出し
紅い 夜叉になる

 

 

如何でしょう。

二十歳台の青年の

素晴らしい才能

私は嫉妬さえ覚えますね。

しかし

この方の力量には完敗です。

足下にも及びません。

 

 

 

では

長々と書き連ねましたが

夕方から知人の作詞家の先生と

有意義な時間を楽しみたいと

思っていまして

今日のブログはこの時間にアップすると共に

明日は更新出来ないと思いますので

よろしくお願い致します。

 

 

 

では、皆さん

今日も素敵な一日で

ありますように