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日本政治の’自壊’

2011-02-26 16:23:43 | 暮らし・街・環境
学校や官庁の減点主義は、マスコミやネットのおかげで政治まで及んだ。
そして、だれも政治はできなくなった。
何でも批判して、市場調査という、比較できない価値を交換する’いちば’での、
人気集計にかける回数が増えるほどに、誉めるよりけなすほうが楽だから減点が蓄積し、
貯まった不満を、代役に期待をかけ続ける政治屋選び。
一人前にみたない政治家が、重なるほどに、目減りする。
この政治のデフレスパイラルは、ビジョンぬきのマニフェスト、
ビジョンによる指標と経過・結果のデータなき施策執行による。
いや、執行している間もなく、市場調査が繰り返されてきたのだろうか?

私たちは、戦争を放棄したばかりではなく、自ら考えることも、身を守ることも放棄して、
目と口を、他人に任せて、「健康」と暇つぶしを消費しているのではないか?
地域も意識も、内外のバランスで成り立っている。精神の非武装は、自壊という道を歩ませる。
今、明日を多くもつ若者が、ささやかな遺産をあてにした自己保身の枠を、出て考えて行動しないと、
この政治・経済・文化のデフレスパイラルは止まらない、
のではないか?

そして、民主党政権取りの時限爆弾は、郵政改革・外交k施策を招いた後、
検察圧力から小沢勢力の自壊テロに民主党を追い込み、
結局、国全体が巻き込まれつつあるのだろうか?
財界は、もういい加減にしてくれと、言う暇もないグローバル市場経済のまっただ中。

政治の’自壊’なんて、
エヴァンゲリオンでも、出てこなかった?
闘いのあと日常の高校生にもどるように、さてお仕事にもどり、老後に備えよう。
もしかしたら、戻らずに政治の修羅場に向かう若者達がいるかもしれない。
ネットもツブヤキも、国政を変えようとしているアフリカ・中近東もあるし、
ソーシャルゲームにはまりこんで、小遣いをアイテムに吸い取られてゆく国もある。
老兵は、道を譲り、場を開けよう。

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