モノと心の独り言

コミュニケーション/メディア/コミュニティ ココロの建築家になりたいと・・・ 

Zuneは、PC発展系のユビキタス端末

2006-07-31 03:44:42 | コミュニケーション-メディア
「iPodキラーになれるのか?」,ベールを脱ぎ始めた「Zune」に沸くメディア MSのメディアプレイヤーには、WiFiでIPネットワークにつなげるとのこと。 ユビキタス時代の端末には、日本のように携帯発展系とだという側と、 PC発展系があるだろう。 その無線インフラが整わない時代では、メディアプレイヤーというのは、 携帯電話と一緒にもつ道具なのだろう。 しかし、端末を2台持ち歩く生活って、わ . . . 本文を読む

マスメディアとCGM:消費者生成メディア(3/3)

2006-07-29 13:18:01 | 基本的なコト
『マスメディアのリアリティ』から試みたモデル図 confidential@alf   (2/3のつづき) コミュニケーションとメディアの道具が普及して、 メディアのパーソナル化が進んできた。 印刷での個人化は自主出版として、物流の限度があったが、 電子化・ネットワーク化により、個人メディアが膨張し続けている。 個人メディアとしてのHP、ML,そしてSNS、ブログが、 固定したP . . . 本文を読む

マスメディア:コミュニケーション的オペレーションの分化:ニュース・ルポ/娯楽/広告(2/3)

2006-07-29 12:51:13 | 基本的なコト
『マスメディアのリアリティ』から試みたモデル図 confidentisal@alf  (1/3 のつづき) コミュニケーションがメディアに媒介され、 そのメディアの複製が集積しだすと、 ニュース/ルポルタージュ、娯楽、広告へと メディアの内容による分化がおきる。 社会が複雑になると、メディアが複製され、 インタラクティブなコミュニケーションに対して、 一方的なメディアの量が増え . . . 本文を読む

行為・コミュニケーション・メディア・マスメディア (1/3)

2006-07-29 12:45:40 | 基本的なコト
  複雑系の中での自己組織化として、 社会システム論を展開しているニクラス・ルーマンの 『マスメディアのリアリティ』から、 マスメディアの図解を試みた。confidential@alf 行為は、指し示しとして存在する。 その指し示し自体を、他社に伝えることをコミュニケーションとする。 そのコミュニケーションを媒介するものをメディアとする。  事例:見立て、描画・記号・文字 . . . 本文を読む

社会システム理論でのマルチチュード

2006-07-23 17:18:06 | 基本的なコト
 『マルチチュードの文法』 - 現代的な生活形式を分析するために  パオロ・ヴィルノ著を読んで 現代人の存在のあり方を分析するために、 国家が交代した公的領域にあらわれた <マルチチュード=多数的なもの>という言葉が語られている。 「私」であると同時に、「ひと」としての個体が、 <general intellect>社会的知性により、 多数的なまとまりをもつことを マルチチュードと . . . 本文を読む

映画・映像を語りあうこと、地域メディア・地域社会の行方

2006-07-20 11:17:00 | コミュニケーション-メディア
映画を語りあうときって、 これ、”観た?””どうだった?””よかった?”と聞き、 ”観た!””すごかった!””面白かった”などと言葉上は単純なことが多い。 お互いに観た映像を思い出し、その場面同士を比較したりする。 セリフ、設定、配役、演技、カメラワーク、物語、・・・などその次へ踏み込むことは、なかなか立ち入れず、また入ろうとしない。 「映画」単位、「映像」単位での好み・趣味の問題として追求はし . . . 本文を読む

ジェーン・カンピオン監督の映画三作に、女性の不可思議を観る

2006-07-20 10:57:07 | 映画・音楽・・・パッケージ・メディア
映画監督ジェーン・カンピオンの作品を、制作年代を遡るように3作観た。 「ある貴婦人の肖像」 (1996) 「ピアノ・レッスン」 (1993) 「エンジェル・アット・マイ・テーブル」 (1990) 最初に観た「ある貴婦人の肖像」は、何年も前だったが、 そのときは社会的な背景、 近世から近代へ、貴族社会から市民社会への移行のなかでの女性の生き様を感じた。 その社会的な重さと、映像の精緻 . . . 本文を読む

”ないものねだり=飽くなき可能性への指し示し”としての『社会の芸術』

2006-07-17 10:01:03 | 基本的なコト
読みかじりしていた、『社会の芸術』二クラス・ルーマン を読み込むにあたって、 『社会システム理論 上』ニコラス・ルーマン 『社会システム理論 下』ニコラス・ルーマン を読み直してみた。 これは、生体システム、心理システム、社会システム それぞれを混同せず、社会理論ではなく、社会システム論である。 また、システムそのものでも、そのシステムの概念でもなく、 システム概念を総監する概念のシステム論であ . . . 本文を読む

都会のゼリー

2006-07-17 06:50:15 | 暮らし・街・環境
オットセイの曲芸 サーカスの舞台 ガラスのショーケース 店内の照明 売り子、 お客 2重ガラスに映る  プラタナス  通り過ぎる人、見つめる人  青山通り 向かい側の青学会館 重なり合ったメタファーの舞台 ルースにカップリングされた味は、 いかが? . . . 本文を読む

交通広告のおせっかい 2/2

2006-07-14 21:41:01 | コミュニケーション-メディア
交通広告のおせっかい 1/2 のつづき しかし、TVドラマの主人公達が 直接駅に露出すると、 ”おせっかい”と感じるのは、なぜ? 1.TVドラマの世界へと引きずり込まれる 2. 自分の生活の中に波紋が広がる 3.米倉涼子に魅惑される 4.映画の広告ではそんなに感じない? 1.は、社会生活の中で役割を演じ、足早に目的地へ向かっているときに   私的なTVドラマの気分が混じってくる? 2.違う . . . 本文を読む