腕時計の電池が切れた。
携帯電話の時計表示があるのだが、
時間が気になると、無意識に手首を見てしまう動作は、修正できない。
持っている時計を探したが、殆んどICで電池が切れていた。
唯一、父の遺品の手巻き時計を持ち出して、旅にでた。
恐る恐る巻き上げた程度では、半日で止まる。
朝起きたて、しっかり巻き上げれば、一日動く。
夕刻まで、なんとなく腕と時計の空間だけが、
昔の時を刻むように、ゆったり . . . 本文を読む
「頭痛・・・」からの続き
”頭痛”は、確かに兆しだった。
それは、プロジェクターによる大画面の、明暗・転換の激しいズレだけでなく、
身体側のズレでもあった。(何をおおげさに***)
「頭痛はどうですか?」
左肩の痛みが、脱臼ではないかと訪ねた整骨医の一言。
私の身体は、すでに数十年の生活習慣をしっかり反映し、
歩き回る足の筋肉と
脱線する想いを泳がせる脳の原始的な部分以外は、
縮約されてしまっ . . . 本文を読む
24日夜、広域関東圏産業活性化センターと東京新聞が主催した、
フォーラム”「団塊世代 新たな挑戦」 生涯現役をめざして”を、
聴きに行ってみた。
舞台の話では、
清家 篤 氏は、自分自身に戻ってみること、棚卸
米田雅子 氏は、好奇心いっぱいに、
弘兼建史 氏は、消費しきること、死を取り戻すこと など
それなりに、おもしろかった。
そして、久しぶりに、世田谷プロジェクトでもお世話になった、
三 . . . 本文を読む
この妄想の前提は、
刺激・クオリア・イメージ・メタファーが、
相互関連・可変・連携的であり、
個人を超えたデジタル・ファイルへと転写可能であり、
電脳ネットワークばかりではなく、
生活世界、つまり日常行動空間のメディア環境で流通しているという仮説、
過度の境界侵犯をしている仮設により成り立っている。
この妄想のきっかけは、
・10月13日、世界広告主連盟 国際委員会主催のセミナー
「消費者行動を . . . 本文を読む
買い換えたVHS-HD-DVDデッキのTVチューナー、TVアンテナコードをつなぎ、
部屋のクローゼットの扉にはったワークショップ用の模造紙へ、プレゼン用のプロジェクターでTV番組を映した。
映画やミュージッククリップなら、続けてみていても耐えられたのだが、
TVのバラエティなどCMとしっしょに3時間ほど観て寝る夜を、3度ほどやってみたら、
翌朝必ず頭痛だ。
特定の刺激が持続して、知覚が反応する . . . 本文を読む
状況の中で、対象との係わりを繰り返すと、
’ことば’が生じる。
’ことば’は、くっきりとしたものではなく、
対象と自身との係わりが繰り返された関係によるぼんやりした、手掛りだ。
他の人と状況と対象を共有することを繰り返すと、それぞれの’ことば’が、共感的な’ことば’になる。
共感的なことばとは、
自然の中での手掛り、印、兆しなど、環境側につくものと、身体にしるし・飾るものとして、あらわされる。 . . . 本文を読む
生命の発生が、単細胞アメーバのようなものだった記憶がある。
多細胞生命の原型は、ホヤみたいなものだったと思う。
栄養と情報を、等価にして図示すると、
こんな生命原型モデルができる。
これを単純化したものを、
これまでのモデル図で使ってきた。
「意識・機能・・クオリア・メタファー・・」
「コミュニケーション・メディアを図で・・・」
. . . 本文を読む
意図・機能を支えるクォリア・メタファー・・・の図象は、
生命の関係から、
コミュニケーション・メディア・コミュニティを考えた結果だ。
*図をクリックし、さらに表示された図の下部にカーソルを合わせて、拡大表示すると見える。(不親切なブログ表現だぞ!) . . . 本文を読む
「意識時代・・・」
「ファンクション・・・トピック」
「意図すること、機能すること」
「共感すること、意図すること、機能すること・・・」
「意図すること、ミーム、コピー・・・」
などの独り言を整理するために、
”意図”・”機能”を支える、”クオリア”、”メタファー”を、モデル図にして考えてみる。
メタファーについての参考
「メタファーと認知」
「肉中の哲学」 . . . 本文を読む
「意図すること」、
それは、自己内外の刺激が意識化されること。
その前の活動から、次の活動への、時間の長さによって、
反射であったり、反応であったり、
長期記憶領域を動員した嗜好であったりするけれど、
なんらかの刺激の総体が、意図として結集している。
「意図すること」は、
個人のレベルでは、
好き・嫌い・などの嗜好、
こだわり、生き方という意識化されたものから、
性格・トラウマなど、外部観察の形 . . . 本文を読む
「意図すること」と「機能すること」によって、
近代社会が発展してきたが、
原初の「共感すること」が、最大化してきたわけではない。
「共感すること」を非文明化状態の種族たちの記録をみると、
「分裂・分散化しつつあるようのも伺える。
(アフリカ・南米・アジアの孤立していた種族も、第二次大戦後、探検され・研究され、崩壊した。)
そこで、大げさにも、図のように、
[表象]とその[手がかり]に即して[人間の . . . 本文を読む
意図すること・機能的に再構成すること、
これは、トピックの自己組織化の問題ではないか?
建築史には、機能主義とか国際主義とか言われる、近代様式があった。
近世から近代へ、様式主義をへて、生活感・世界観・宗教観など社会と一体化したリアリティを分解した。
そのときのパラダイムは、”機能”と”装飾”だった。<ギーデオン、グロピウスなど>
デザイン史では、ヴィクトリア様式からアール・ヌーボーからアール . . . 本文を読む
CEATEC2005を観ていて、「リアリティ」がリアルよりも鮮やかな時代になったのだと実感した。
キーノートセッションは、インテルのデジタル・ホーム事業本部のD.J.マクドナルド氏だった。
通常のプロジェクターによるパワーポイントや映像のでもだけでなく、
実際の多くの提携企業の製品を舞台にならべ、それぞれの連携動作のデモをおこなっていた。
いよいよデジタル・ネットワークは、業務レベル・通信レベ . . . 本文を読む
「ファンクショナリーな社会?」
「コミュニケーションとメディアの相関モデル」
「ソーシャル・コミュニケーションの空間、生活行動空間」
<生活文化?>
個人・グループ・地域社会・国家などが、
状況に対しファンクション(役割、機能、効果) などを、
合目的・合理的に組織化して、行動し続けると、
社会的な余剰を保持している形成される。
<歴史?>
大まかにいえば、世界状況における、
オリエント、イス . . . 本文を読む
コミュニケーションとメディアの相関モデル のメディアの相関モデル図で、
”ファンクショナリー・パーソナル・パブリック”と表現してみた。
”ファンクショナリー”を辞書にあたれば、
”機能的に、実用的に”という副詞なのだが、
”ファンクショナル”と形容詞で、止めなかった感触は何だったのだろう。
この勝手で、造語的な表現をしてしまった要因を考える。
パーソナル、バグリックが、形容詞なのは、
自立した近 . . . 本文を読む