モノと心の独り言

コミュニケーション/メディア/コミュニティ ココロの建築家になりたいと・・・ 

時計のリズム、身体のリズム、心のリズム

2005-10-31 11:59:28 | 暮らし・街・環境
腕時計の電池が切れた。 携帯電話の時計表示があるのだが、 時間が気になると、無意識に手首を見てしまう動作は、修正できない。 持っている時計を探したが、殆んどICで電池が切れていた。 唯一、父の遺品の手巻き時計を持ち出して、旅にでた。 恐る恐る巻き上げた程度では、半日で止まる。 朝起きたて、しっかり巻き上げれば、一日動く。 夕刻まで、なんとなく腕と時計の空間だけが、 昔の時を刻むように、ゆったり . . . 本文を読む

頭痛、身体のズレ、社会とのズレ、エイリアン

2005-10-27 07:36:51 | 暮らし・街・環境
「頭痛・・・」からの続き ”頭痛”は、確かに兆しだった。 それは、プロジェクターによる大画面の、明暗・転換の激しいズレだけでなく、 身体側のズレでもあった。(何をおおげさに***) 「頭痛はどうですか?」 左肩の痛みが、脱臼ではないかと訪ねた整骨医の一言。 私の身体は、すでに数十年の生活習慣をしっかり反映し、 歩き回る足の筋肉と 脱線する想いを泳がせる脳の原始的な部分以外は、 縮約されてしまっ . . . 本文を読む

時の長さ、フォーラム「団塊世代新たな挑戦」を聴いて

2005-10-25 08:26:15 | 暮らし・街・環境
24日夜、広域関東圏産業活性化センターと東京新聞が主催した、 フォーラム”「団塊世代 新たな挑戦」 生涯現役をめざして”を、 聴きに行ってみた。 舞台の話では、  清家 篤 氏は、自分自身に戻ってみること、棚卸  米田雅子 氏は、好奇心いっぱいに、  弘兼建史 氏は、消費しきること、死を取り戻すこと など それなりに、おもしろかった。 そして、久しぶりに、世田谷プロジェクトでもお世話になった、 三 . . . 本文を読む

"他者の喪失”、"自己の喪失” ホリスティック・メディア空間を考える

2005-10-17 08:54:31 | コミュニケーション-メディア
この妄想の前提は、 刺激・クオリア・イメージ・メタファーが、 相互関連・可変・連携的であり、 個人を超えたデジタル・ファイルへと転写可能であり、 電脳ネットワークばかりではなく、 生活世界、つまり日常行動空間のメディア環境で流通しているという仮説、 過度の境界侵犯をしている仮設により成り立っている。 この妄想のきっかけは、 ・10月13日、世界広告主連盟 国際委員会主催のセミナー 「消費者行動を . . . 本文を読む

頭痛 TV プロジェクター 視覚 イメージ クオリア

2005-10-16 09:29:44 | 暮らし・街・環境
買い換えたVHS-HD-DVDデッキのTVチューナー、TVアンテナコードをつなぎ、 部屋のクローゼットの扉にはったワークショップ用の模造紙へ、プレゼン用のプロジェクターでTV番組を映した。 映画やミュージッククリップなら、続けてみていても耐えられたのだが、 TVのバラエティなどCMとしっしょに3時間ほど観て寝る夜を、3度ほどやってみたら、 翌朝必ず頭痛だ。 特定の刺激が持続して、知覚が反応する . . . 本文を読む

ことば・言葉とクォリアの関わり

2005-10-10 06:49:20 | 基本的なコト
状況の中で、対象との係わりを繰り返すと、 ’ことば’が生じる。 ’ことば’は、くっきりとしたものではなく、 対象と自身との係わりが繰り返された関係によるぼんやりした、手掛りだ。 他の人と状況と対象を共有することを繰り返すと、それぞれの’ことば’が、共感的な’ことば’になる。 共感的なことばとは、 自然の中での手掛り、印、兆しなど、環境側につくものと、身体にしるし・飾るものとして、あらわされる。 . . . 本文を読む

コミュニケーションとメディアによる生命原型モデル

2005-10-10 05:35:14 | 基本的なコト
生命の発生が、単細胞アメーバのようなものだった記憶がある。 多細胞生命の原型は、ホヤみたいなものだったと思う。 栄養と情報を、等価にして図示すると、 こんな生命原型モデルができる。 これを単純化したものを、 これまでのモデル図で使ってきた。 「意識・機能・・クオリア・メタファー・・」 「コミュニケーション・メディアを図で・・・」 . . . 本文を読む

コミュニケーション・メディア・コミュニティを図で考える

2005-10-10 05:28:12 | 基本的なコト
意図・機能を支えるクォリア・メタファー・・・の図象は、 生命の関係から、 コミュニケーション・メディア・コミュニティを考えた結果だ。 *図をクリックし、さらに表示された図の下部にカーソルを合わせて、拡大表示すると見える。(不親切なブログ表現だぞ!) . . . 本文を読む

”意図”・”機能”を支える、”クオリア”、”メタファー”を、モデル図にして

2005-10-09 06:44:54 | 基本的なコト
「意識時代・・・」 「ファンクション・・・トピック」 「意図すること、機能すること」 「共感すること、意図すること、機能すること・・・」 「意図すること、ミーム、コピー・・・」 などの独り言を整理するために、 ”意図”・”機能”を支える、”クオリア”、”メタファー”を、モデル図にして考えてみる。 メタファーについての参考 「メタファーと認知」 「肉中の哲学」 . . . 本文を読む

「意図すること」、「ミーム」、「コピーすること」

2005-10-08 09:58:44 | コミュニケーション-メディア
「意図すること」、 それは、自己内外の刺激が意識化されること。 その前の活動から、次の活動への、時間の長さによって、 反射であったり、反応であったり、 長期記憶領域を動員した嗜好であったりするけれど、 なんらかの刺激の総体が、意図として結集している。 「意図すること」は、 個人のレベルでは、 好き・嫌い・などの嗜好、 こだわり、生き方という意識化されたものから、 性格・トラウマなど、外部観察の形 . . . 本文を読む

「共感すること」、「意図すること」、「機能すること」、トピックとして共感する時代

2005-10-06 09:00:37 | 基本的なコト
「意図すること」と「機能すること」によって、 近代社会が発展してきたが、 原初の「共感すること」が、最大化してきたわけではない。 「共感すること」を非文明化状態の種族たちの記録をみると、 「分裂・分散化しつつあるようのも伺える。 (アフリカ・南米・アジアの孤立していた種族も、第二次大戦後、探検され・研究され、崩壊した。) そこで、大げさにも、図のように、 [表象]とその[手がかり]に即して[人間の . . . 本文を読む

「意図すること」・「機能すること」を、建築史に振り返る

2005-10-05 08:28:50 | コミュニケーション-メディア
意図すること・機能的に再構成すること、 これは、トピックの自己組織化の問題ではないか? 建築史には、機能主義とか国際主義とか言われる、近代様式があった。 近世から近代へ、様式主義をへて、生活感・世界観・宗教観など社会と一体化したリアリティを分解した。 そのときのパラダイムは、”機能”と”装飾”だった。<ギーデオン、グロピウスなど> デザイン史では、ヴィクトリア様式からアール・ヌーボーからアール . . . 本文を読む

「リアリティ」と「リアル」、意図と機能が同じ次元になる時代

2005-10-05 08:07:54 | コミュニケーション-メディア
CEATEC2005を観ていて、「リアリティ」がリアルよりも鮮やかな時代になったのだと実感した。 キーノートセッションは、インテルのデジタル・ホーム事業本部のD.J.マクドナルド氏だった。 通常のプロジェクターによるパワーポイントや映像のでもだけでなく、 実際の多くの提携企業の製品を舞台にならべ、それぞれの連携動作のデモをおこなっていた。 いよいよデジタル・ネットワークは、業務レベル・通信レベ . . . 本文を読む

ファンクションの流動する社会、生活文化を考えると、トピックな社会なのか?

2005-10-04 08:36:52 | コミュニケーション-メディア
「ファンクショナリーな社会?」 「コミュニケーションとメディアの相関モデル」 「ソーシャル・コミュニケーションの空間、生活行動空間」 <生活文化?> 個人・グループ・地域社会・国家などが、 状況に対しファンクション(役割、機能、効果) などを、 合目的・合理的に組織化して、行動し続けると、 社会的な余剰を保持している形成される。 <歴史?> 大まかにいえば、世界状況における、 オリエント、イス . . . 本文を読む

”ファンクショナリー”な社会?

2005-10-02 10:26:45 | 基本的なコト
コミュニケーションとメディアの相関モデル のメディアの相関モデル図で、 ”ファンクショナリー・パーソナル・パブリック”と表現してみた。 ”ファンクショナリー”を辞書にあたれば、 ”機能的に、実用的に”という副詞なのだが、 ”ファンクショナル”と形容詞で、止めなかった感触は何だったのだろう。 この勝手で、造語的な表現をしてしまった要因を考える。 パーソナル、バグリックが、形容詞なのは、 自立した近 . . . 本文を読む