民主主義とは、民が納得する形式。絶対主義とは、民を強制する形式。国際通貨力も、物理強制力を背景として、生命の拡張本能、支配領域を広げて持続を図る。しかし、国際通貨資本自体の自律運動を起こす、欲望と恐怖の意識下を、人自身は制御できない。
図象・記号・文字・言語を記す自意識、実験・検証を意図する自意識の果てに、新たな音・像・・・物理・化学センシングとデジタル・ネットワークによる再帰的なデータ蓄積 . . . 本文を読む
近代合理的精神による自由民主社会の崩壊が新大陸で露見した。働きを労働化:モノ化し、通貨交換し、差益を、欲望と恐怖の再生産へ、向かわせた近代資本主義。土地も生業も血縁の関わりを解いて、’自由意志’による社会の最適化は、王朝で生まれた官僚資本主義による人民監視労働力化とともに、通貨資本の自己運動へと合体しかけている。
人間の自由意志という神話が、心身と環境 . . . 本文を読む