ターミネーターなのか、20世紀メタボリスト末裔の仕業なのか?
生産技術研究所を、かみそりのように切り取り、
その断面を、拡張し・曲げ・ルーバーで覆った曲面は、
電動4枚刃髭剃りの、ヤサシイ肌触り?
木の葉のない冬のケヤキが良く似合う。
歩きまわることも、たたずむ気にもならない庭、
入れない隣接地は、政策研究所と米軍の施設、青山墓地・・・
呼応する眼差しは、青山・六本木の企業・マンションのWind . . . 本文を読む
国立新美術館に行きました。
ここは、東大生産技術研究所 跡でしょう。
産業展示館のように、人間スケールを超えた広さ、空間、導線の単純さは、
さすが産業建築家、黒川紀章の作品、
部品設計・部材生産の繰り返しはできても、
人間感性との呼応・純化は窺えず、
環境から際立って、浮きでている。
開館記念展が、「20世紀美術探検」と、勇んで入った驚きは三つ、
まず、西洋美術に呼応する脱亜入欧の歴史展示だった . . . 本文を読む
ケータイは、個人の通信・メディアだけでなく、
センサーとして、ユビキタス・ネットワークでの感覚・記録・表現 “器官”となりつつあります。
街の刺激は、活動する人と事業する人との触れ合い・コンタクトの瞬間に交し合われているとすれば、ケータイを軸とした情報還流ネットワークが、さまざまなインターフェイス・機器・システム・ネットワークにより可能になってきています。
これを、”生活検索”と呼んでみます。
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XSHIBUYAというクリエーター・ネットワークのデジカメ講座で、
女優さんを撮影する機会がありました。
浜屋 藍さん
なるほど、自分を表現するって、複雑!
モデルさんとは、だいぶ違いますね。
ちなみに、今、ネットドラマがクランクインしたところ。
多重人格の役柄だそうです。
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美しい唇に、ハートのチョコレート
どんな甘い誘惑、あるいはお愛想を、
買い分けてくれるのかな?
捧げモノの貴重さ、
金額や手間の多さを、相手に示すこと
コミュニケーションが、
バレンタイン・チョコレートというメディアに代えられて、
消費することに結び付けられ、
希少性が競われる。
景気がいいとか、暮らしが豊かとかも、
こんな実感と経済活動が表裏一体。
’いい’とか、’豊か’とか、
比較してこ . . . 本文を読む
なぜ墓があるのか?
知っている人、身内だけなら、どこでも、何でもいい、想い出でもいい。
モノが必要なら、形見があるし。
墓は社会的な記憶の手がかりなんだ。
共通の記憶として、フィクションとして、バーチャルとしての
「明日のジョー」だって、墓をつくったっていい。
銅像・記念碑だって、その類だ。
バーチャルだって、その注ぎ込む恣意・時間に比例して、
リアリティ、いや実感がもてるなら、
何も、広がり . . . 本文を読む
文字文化のなかでは、フィクション:ノンフィクションという言われ方があったが、録音・写真・映像などのメディアができると、ドラマ・やらせ・ドキュメント・報道の間に、大きな隔たりはなくなった。
それは、人の意識・記憶が、恣意的なものだと分ってきたことに呼応する。
そう、暮らし中のメディアはすでに、劇場・スタジオ舞台の境界を解体し、
メディアがメディアを宣伝するぐらいメディア刺激が大きくなり、
身体の . . . 本文を読む
初詣、
年を改め、記憶を改めるということは、
時を改め、身を改めることだろうか?
過去の穢れ・邪気を払い、
共通の時を清める、身を清め
年々歳々
生まれ変わり続ける
生活文化が、底流にある。
清め、祈る舞 神楽
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