通勤電車で「人生晴れたり曇ったり」

“通勤電車”は、人生という線路を迷走中。
自分の選んだ道だから“晴れても曇っても”自分の足跡をブログに残していきたい。

ワーキングプア 子供をワーキングプアにしないために

2007年09月11日 | 気になるニュース
おはようございます。
”ワーキングプア”シリーズの確か4回目です。

働いても働いても暮らし向きが楽にならない……。
ワーキングプア(働く貧困層)が社会問題化しているが、年収200万円以下の人は、いまや550万人(2005年調査)。団塊ジュニア世代にも多い。20代の場合、就職の段階でつまずき、スタート時から非正社員の道を歩まざるを得なかった若者がそのまま転落するケースが目立つ。親のスネをかじっているうちはいいが、親が年金生活に入った途端、生活苦が表面化する。ワーキングプアにならない為に親にできることは何か?

1.会社を簡単に辞めさせるな
「入社2年目、正社員として働く息子が『会社を辞めようと思う』などと相談してきたら、絶対に辞めさせないことです。若者の転職は統計的に見ても成功例は少ないし、給料が下がることも珍しくない。転職を繰り返すうちに、ワーキングプアになってしまう若者は多い。ひとつの会社にずっと勤めるのは、ワーキングプア予防の意味で有効な手段です」
 辞めたことを後から知らされたりすることがないよう、離れて暮らしていても普段からメールのやりとりくらいは続けるべきだろう。

2.親元から独立させろ
 就職後は、アパートなどを借り、自立させるのも効果的だ。
「ワーキングプアは親元に居る人が多い。家賃はかからず、食事はタダ。心の甘えができがちです。自立すると、そうはいかない。ひとりで生活する緊張感があるし、月末に生活が苦しいのも実感できる。貯金や保険に入るなど金銭面で長期的な視野でモノを考えるようにもなる。家族を抱える大変さも分かってきます」
バイトや契約社員の収入では食っていけないことを身をもって知る。当然、仕事がキツイくらいで会社を辞めたりもできない。これも一人暮らしの効用なのだ。

さー、今日も元気に仕事に行きます。