桜咲く新学期から新しい教科書に変わるのかな。
朝日新聞に、教科書に関する記事が掲載されていた。
お堅い印象の教科書が大きく変化している。「とっつきやすい教科書に」という編集者共通の思いが込められ、高校用では、国語で昭和の文豪が相次いで退場し、活躍中の人たちにとって代わられた。
谷崎は52~62年度で「細雪」「春琴抄」などが教科書21点に収録されたのがピーク。94~03年度は「少将滋幹の母」が1点に入っただけだった。
最盛期には25点で扱われた川端康成も同じ傾向だが、さすがノーベル賞作家。今も6点に残る。井伏鱒二はピークの45点が、今は7点。広島の原爆を題材にした「黒い雨」は姿を消した。
対照的に元気なのが、山田詠美、よしもとばなな、江国香織といった昭和の終わりから平成にかけて登場した女性たちだ。よしもとは、今回の検定では10点に載った。
夏目漱石の「こころ」や森鴎外の「舞姫」、戦時中に発表された中島敦の「山月記」は、今回も多くの教科書が収録。
戦後に登場した作家では、原民喜や林京子などの戦争文学や、安部公房の「赤い繭」や志賀直哉の「城の崎にて」など、特定作品に人気が集まる傾向が出てきた。
「とっつきやすい教科書」で「勉強が好きになるのだろうか?」
朝日新聞に、教科書に関する記事が掲載されていた。
お堅い印象の教科書が大きく変化している。「とっつきやすい教科書に」という編集者共通の思いが込められ、高校用では、国語で昭和の文豪が相次いで退場し、活躍中の人たちにとって代わられた。
谷崎は52~62年度で「細雪」「春琴抄」などが教科書21点に収録されたのがピーク。94~03年度は「少将滋幹の母」が1点に入っただけだった。
最盛期には25点で扱われた川端康成も同じ傾向だが、さすがノーベル賞作家。今も6点に残る。井伏鱒二はピークの45点が、今は7点。広島の原爆を題材にした「黒い雨」は姿を消した。
対照的に元気なのが、山田詠美、よしもとばなな、江国香織といった昭和の終わりから平成にかけて登場した女性たちだ。よしもとは、今回の検定では10点に載った。
夏目漱石の「こころ」や森鴎外の「舞姫」、戦時中に発表された中島敦の「山月記」は、今回も多くの教科書が収録。
戦後に登場した作家では、原民喜や林京子などの戦争文学や、安部公房の「赤い繭」や志賀直哉の「城の崎にて」など、特定作品に人気が集まる傾向が出てきた。
「とっつきやすい教科書」で「勉強が好きになるのだろうか?」