通勤電車で「人生晴れたり曇ったり」

“通勤電車”は、人生という線路を迷走中。
自分の選んだ道だから“晴れても曇っても”自分の足跡をブログに残していきたい。

雨読・雨読・雨読・・・・

2011年06月19日 | 今週の一冊

こんばんは

 

言い疲れたことですが、よく降りますね.

理想的(?)な休日の過ごし方に、晴耕雨読なんて言いますが、これじゃ雨読雨読雨読になっちゃいますが・・・・・

 

そんなに読書家でありませんぞ、オジサンは。

でも珍しく休日に本なぞを読んだんです、珍しく。

 

何を読んだかって、乃南アサの「いつか日の当たる場所で」です。

帯には

  「彼女らにはマエがあった」

         「ワケがあった」

  「だけどサキも、なくはなかった」

 

物語の前半は、罪をおかしたという設定にはちょっと驚かされたが、淡々と読み進めていました。

感動したのは、パン職人になるための努力。いえいえ苦しい事を親友うにも言わずうちに秘めて前に進むこと。

 

出来ませんね。

 

でもそうなりたいと思いますよ。

 

素敵な夢を叶えるために。

 

 


月の恋人

2011年06月08日 | 今週の一冊

こんばんは

昨夜テレビを見ていて、どこかで見たような・・・・?

そうなんです。原作本を読んだんです。「下流の宴」を。

でもやっぱり原作と少し違う。まあそうでしょうね。

 

ところで驚いたのは、「月の恋人」。久しぶりにワクワクできる作品に巡り合えたんです。

思わず「リュウ・シュウメイ」の行く末に力が入った。

 

読み終えてあとがきを見たとき愕然とした。

なんとこの本は、”月九”の原作本だったと書かれていた。

しかも主演は、あの木村拓哉だったとは・・・・・

 

フアンには悪いんですが、「葉月 蓮介」のイメージとは少し違うみたいです。

 

もちろんドラマは見ていません。

でもネットで調べるとかなり原作と違っていたみたいですね。

 

やっぱり本のイメージを抱いていたほうが・・・・・



キケン

2010年10月11日 | 今週の一冊
こんばんは

休みといえど、なお忙し。
忙中閑あり。いえいえ、そんなじっくり本を読む時間なんてもてません。
通勤時間帯が読書の時間ですよ。

最近の超おすすめはこれ、




成南電気工科大学にある、「機械制御研究部」なるサークル。
成南のユナ・ボマー〟の異名を取り、超危険人物である部長の上野。
武闘派で〝大魔神〟と 称される副部長の大神。
上野たちに引きずり込まれるように新入生の元山、池谷が入部。

ここは、その活動における様々な伝説や破壊的行為か ら、「キケン」と称され、忌み畏れられていた。
「キケン」はまさしく、危険人物に率いられた特殊集団であり、犯罪スレスレの「実験」を行うことすら日常で あった。これは、その黄金時代を描いた物語である。


第二話の「副部長大神宏明の悲劇」で、あらあら、くすくす。

学園祭のラーメンをテーマにした「三倍にしろ」からは、ぐんぐん引き込まれて・・・・

ふと我に返ると、この物語が夫婦間の対話になっているのに気がついた。
誰が話しているだろうとそちらにも興味が、しかし読み進むと誰だかわかってきた。

そうして「落ち着け俺達は今」に、ノンストップで突入した。

涙が流れそうになった。あわててゴマかした。だって読んでいるのは”通勤電車の中”だもん。
あの教室の扉を空けた瞬間、自宅だったら号泣(ちょっと大げさかしら)しただろう。


すばらしかった学生時代。二度と戻れない若さ。

俺は俺は、どうだったのだろう・・・・・


”1Q84”を心のままに

2010年09月15日 | 今週の一冊
こんばんは

”1Q84”を読んでます。
流行に疎いのか敏感なのか、どうなんでしょう。今頃読むのは。

しかしこの本は難解ですな。パラレルワールドみたいですが、”空気なぎさ”ってなに?
”青豆”編はそれなりに面白いのに。

ちょうど新人賞を受賞したあたりを読み進んでいます。

まだまだ”Book1”。先は長いですね。続編まで進めるか、心のままに・・・


このブログをお読みいただいた方も、意味不明であれば読み飛ばしていただくのか、お心のままに・・・

いえ、わたしは、けっして、・・・・・・・・ おろおろ

2010年07月30日 | 今週の一冊
こんばんは

ええ、どうせそうでしたよ。昨日はバタンキュウでした。お察しのとおりです(ぷんぷん)

睡眠不足で、通勤電車でついウトウト。このとき注意したいのが、何の本を読んでいるか分からせないこと。

読んでいる本で、性格から職業まで推測できますものね。

だから、毎日のように顔を合わせる人に、居眠りしてタイトルが丸見えになったときは、”恥ずかしい”。



今週読んだ本の1ページにこんなイラストがありました。

「え、いや、オジさんはけっしてロリコンではないんです。」おろおろ。
そっと、周囲を見回してしまいました。



これは、岩崎夏海さんの小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」です。

内容をかいつまんで紹介すると、
女子高生が勘違いで経営学者ドラッカーの著書「マネジメント」を買ってしまい、部活に経営理論を取り入れて奮闘する姿を描いた作品なのです。

出版社のダイヤモンド社は今月、岩崎夏海さんの小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の発行部数が100万部を超えたと発表した。

ストーリーのユニークさとミニスカートの少女を描いたイラストの表紙が話題を呼び、昨年12月の発売以来ロングセラーになっていたそうです。

読み終わった感想としては、決して強くなかった”進学校の野球部”をマネジメントして、甲子園を目指す。純粋な本でした。

終わり方はユニークですが、県予選の決勝は手に汗を握りました。
高校野球だけでなく、”仕事にいかせる”本でした。

イラスト等を使用してごめんなさい。でもお見せしなければ本書の良さは半減します。

また、表紙はこんなんです。
のばした手が思わず引っ込んでしまいそうなイラストでしょう。


まだ”玄武”にはちょっと早い?

2010年06月04日 | 今週の一冊
こんばんは

管首相が誕生しました。

一日ブログを空けただけで、世間は大きく動いているんですね。
「白秋」を息もつかず3日で読んでしまったのです。それが昨日。

興奮冷めやらず、感想を書くことができませんでした。

「良い人にめぐり合えたら、何もかもその人にあげておしまいになりなさい」
「最初に恋をした人と最後まで一緒なら、ずっと夢のまま生きて行けるのが男と女なのかもしれません」

深いですね。

「白秋」はこのように物語が進んでいきます。

日本語ってこんなに珠玉の言葉だった、と改めて思いました。

勿論最後まで読み終えましたが、エンドは読んでのお楽しみとさせてください。

読み終えてからやっと”白秋”の意味が分かったつもりです。
”激しい夏”の次に白秋が来るんですよね。

透明な美しさから、嫉妬へ

2010年06月02日 | 今週の一冊
こんばんは

鳩山さんの突然の辞任。
今がその時だったのか、私には分からない。

「白秋」の中の、生け花のお師匠さんの言葉“女の人はその時が来たら一生懸命に恋さなくてはいけません”

「女は恋」では「男は・・・・なに?」

この本は、病気療養中の主人公。そして長年世話をしている中年に差し掛かった女性。そこに現れた”花を活ける妙齢な女性”

結構本を読むほうだと思う。しかし、登場人物の純粋さと、この本の透き通った美しさに始めて会った。

日本語が実に滑らか。一気に吸い込まれてしまう。


ありゃありゃ、みんなが支えあってスムーズに進むかと思ったら、思いもよらぬ方向に物語が展開しそうになっている。


本の説明によれば、花を活けに屋敷を訪れる文枝に、生れて初めて恋をした真也。
病床に伏す身ながら心をときめかせる真也に、長年看護をしてきた志津は妬心の炎を燃やす。狂気の行動に出る志津。

え、そんなになるの・・・・絶句。

政局の話ではありませんよ。伊集院 静の”白秋”。一気に読破するペースで突き進んでいます。

また笑っちやいました

2010年05月26日 | 今週の一冊
こんばんは

肌寒い夜です。もう一枚着ようかな。

それにしても世界卓球燃えましたね。卓球の面白さを見直しました。
今日の男子は残念な結果でしたが、すばらしい試合でした。

洋服を一枚引っ張り出しました。布団は大丈夫かな。年とともに寒さに弱くなったみたい。


そうそう、危うく忘れるところだった。(本当は忘れて他の話題を書いてたんですよ)。”カジシン”の話題だったですよ。

”梶尾真治”さんといえば、ちょっと上の年代ですが、上熊本駅から見える”カジオ貝印石油”の社長、というイメージが強いです。

熊本を描いた作品も多く、”OKAGE”、”黄泉がえり”、”穂足のチカラ”が思い出させます。

昨日書いた”悲しき人形つかい”は、作品紹介に「ホーキング博士に、自分の足で歩いてもらいたい!無名の天才発明家・機敷埜風天は、壮大な夢を実現すべく、脳波を直接受信して動作をサポートする介護支援機器「BF」を開発していた。
しかし、引っ越してきた横嶋町は、二組のやくざが抗争を繰り返す、超危険地域だったのだ…!」

設定は悲しいんですが、笑えます。また通勤電車の中で笑っちゃいました。

笑う門には福来る。いいことないかな!

にやにや

2010年05月25日 | 今週の一冊
こんばんは

いつまでも寒いですね。6月は目の前というのに通勤電車の服装は初春?
クールビズって何の事?

通勤電車の暖かさに、うつらうつらしてますが、顔は笑っています。
一生懸命笑いをこらえているんです。

でも時々笑ってしまい。周囲から冷たい目で見られます。
決して、気が違っているわけではございません。

”梶尾 真治”さんの”悲しき人形つかい”を読んでるからです。
落語の”らくだ”状態が面白く、笑いを抑えようとすれども、思わず声が出て、顔が笑ってしまうんです。

通勤中の皆様、本を読んでにやついているオジさんを見つけてもそっとしてやってくれませんか。お願いします。


作品や”カジシン”とのかかわりについては、気が向いたら明日掲載?予定です。
では・・・

「龍の涙」の巻

2010年05月03日 | 今週の一冊
こんばんは

暑っーう。

ゴールデンウィーク中ただ1日だけ予定が入ってない今日。ちょっとのんびり出来るかな?なんて浅はかな望みだった。

そう、コタツもストーブもだしっぱなし。母親の「片付けて欲しい」コールに逆らうわけにもいかず、しぶしぶ、本当にしぶしぶ片付けました。
こんなことなら、仕事に行きたい。実際に仕事に行くと休みたいが頭の中を占領するくせに。

休みの時には、ほとんど本を読めません。読書は、通勤中の特権です。

4月には「5年3組リョウタ組」を今週の1冊で紹介しましたが、今週は、といっても正確には先週ですが、池袋ウエスゲートパーク9となる「ドラゴン・ティアーズ─龍涙」でござそうろう。

出版社の照会文は、

今回も、切れば血の出そうなアクチュアルな題材が、美しい4篇の物語に。
カリスマエステティシャンの詐欺を暴く「キャッチャー・オン・ザ・目白通り」、
ホームレスが団結する「家なき者のパレード」、
モテないサラリーマンが活躍する「出会い系サンタクロース」、
でもって、最後は「ドラゴン・ティアーズ──龍涙」
茨城の工場から中国人研修生が失踪した。彼女が戻らなければ仲間は強制送還される。マコトは中国人組織「東龍」の根城に乗り込む

でもって、感動したのは、「出会い系サンタクロース」。
表題作「ドラゴン・ティアーズ──龍涙」は、そこまでするか???、のはてなマーク。

あ、「5年3組リョウタ組」を読み終えての感想は、教師が生徒の「テスト用紙」を破るか?
子供の努力に答えなくてよかったのか??、のはてなマーク

でも石田衣良さんは、手堅い。両作とも十二分に楽しませていただきました。

皆さんも立ち読みいかがですが → ドラゴン・ティアーズ──龍涙

へーこんなことも出来るんだ。

ワクワクして読んでます

2010年04月08日 | 今週の一冊
こんばんは

ここのところ仕事で遅くなり、パソコンを立ち上げたまではいいが、睡魔に襲われ、話題をまとめる前に、ギブアップすることが続いている。

どうもいかんことです。

それに遅く帰るために、プロ野球が放送されているのに、野球の試合を見ることが出来ません。晩飯を食べながらナイターを見るのが楽しみなのに、悔しい・・・


通勤電車の楽しみの一つである読書(他には寝ること?)は、石田衣良さんの「5年3組リョウタ組」を読んでます。

”教える、生きる、笑う。”と帯に書いてあり、”池袋ウェストゲートパーク”と全然違い、とても同一作者とは思えません。
けど、でもどっちも好きです。作品紹介には”現代版坊ちゃん”と銘打ってありましたよ。

まだ半分ほどしか読み進めていませんが、出勤してこない同世代の先生の謎を解くため、2人の先生が、探偵まがいの事を始めたところです。

明朝も居眠りしながら、読んでいることでしょう。
もし見かけたとしても、そっとしておいて下さい。

ナイーブなんですから

トイレの神様

2010年03月20日 | 今週の一冊
こんばんは

まあー驚くほど暖かかったですね。

西日本新聞によりますと、

福岡県地方は20日、移動性高気圧の影響で、午前中から気温が上がり、正午には20度を超える5月中旬並みの陽気となった。
各地で桜の開花が一気に進んだ。日本気象協会九州支社は「22日の連休最終日は、花見日和になるのでは」と予測している。

福岡管区気象台によると、正午の気温は福岡市23・8度、北九州市八幡西区23・2度、久留米市21・5度、飯塚市22・6度。各地で平年より9-10度高くなった。

しかし明日は寒くなるとのこと、いやだな。


待ちに待ったプロ野球開幕。買い物等の合間に、プロ野球のテレビ中継をちら見していました。もっと放送が多くなると嬉しいんですが・・・

あるスーパーで、”トイレの神様”が聞こえてきた時には、驚きましたね。
流行に敏感な主婦層狙いでしょうか。

オジサンも好きなんです。今週の一冊ではなく、今週の一曲です。

トイレの神様/植村花菜



いかがでした。トイレ掃除は抵抗があるんですが、せにゃいかんごつなるごたるです。(時の流れ・・・・)

The Catcher in the Rye

2010年01月29日 | 今週の一冊
こんばんは

4万アクセスを超えました。びっくりしています、最近の多さ。皆さんのおかげです。
たしか3月にカウンターを設置したので、まだ1年も経っていません。(ブログを開設してからなら丸3年経ちました)
ありがたいことです。

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操作を誤って消してしまいました。ごめんなさい。
落ちるときにつかまえて欲しかった・・・・

注意報発令。大雪でなく、家族!

2010年01月12日 | 今週の一冊
こんばんは

明日は寒い大雪とアナウンスは繰り返しているが、今は星が瞬いて、雪になりそうに無い。

でもブログ作家としては、デジカメを持参するつもり。電池のチェックに抜かりはない。


久しぶりに、「今週の一冊」

西荻弓絵さん原作の”家族注意報!”

家族のそれぞれに問題が発生し、住んでいる家も立退きを求められる一家・・・・

主人公は、次女の”歩”。会社をリストラされるは、一人で強制執行に抵抗する、そして元同僚からのプロポーズ・・・・

一番気になったのは、この家の主”勝義”。やさしいが首になり職を失った、オジサンながら、なんと20代の子に惚れられるとは、うらやましい。
つい恋の行方にハラハラドキドキ、最後まで楽しませてくれました。

読書後、最後のページをめくると、これは”NHK新銀河ドラマ”の原作だと書いてあった。
平成8年放送だったとのこと、新銀河は欠かさず見ていたような気が・・・・

キャストは、次女の川田歩を、天海祐希が(ピッタリ。イメージどおり)
     秋山美香(勝義の相手を中山忍(なるほど的をえている)
       バーの店主を、山本学(まさにはまり役)
     父親役を、村井国夫(むー、なるほど)

もう一度見てみたい・・・本も面白かったけど。

悪霊退散! ラブコメが好き!

2009年11月11日 | 今週の一冊
こんばんは

夕方、熊本城のイチョウが燃える様な赤になったと、聞いた。
夕方おどろおどろした黒雲の下、雲の切れ間から漏れた光に映えていたらしい。

昨日から過敏になっている。そういえば、腕時計も止まっていたな。あの本を読みはじめた日から。

えーぃ 悪魔退散!!

も、いい。ホラーは昨日で終わったことだ。
それより、今週の1冊。え二冊目。そんな細かいことは抜きにして。

いい年した大人が活字でベタ甘ラブロマ好きで何が悪い!、という「クジラの彼」。
「ラブコメ今昔」の前作です。

”クジラ”は、両作に共通するが、潜水艦の事。自衛隊員の恋愛を描いた作品です。
ラブコメ今昔を読んだあとだから、クジラの彼がスーッと感情移入できたかな。

本当に、50歳を過ぎた自分のジャンルに”ベタベタの甘系”が有るとは、不思議な気がしますが、やはりハッピーエンドは良い。
安心して読める。しかもちょっとウルウルするところが、やっぱり良い。

世俗に戻れば、2人の介護が待っている。せめて本の中では、甘い夢を見ていたい。

緊急登板の2冊目に、悪夢を振り払ってもらい。良い夢を見たいものだ。