★この記事は、不定期に内容を追加します。最終更新:2013.08.04
こないだっから明治時代に書かれた本ばっかり読んでるわけですが、文字自体は筆文字ではないので、なんという字かはわかる。
私は中坊くらいから旧漢字好きで、持ち物にも「○○中學校」とか書いてた痛中なので、旧漢字もほぼ読める(画数の多い漢字が大好きだったのだw)。
でも、ほんっとに読みにくい言葉もあります。
単に「今では漢字で表記しないからなじみがない」というものもあれば、「まったくの当て字なんだけど、昔はよく使われてたみたい」というものもあります。
だいぶ前に良いサイトを見つけてコピーして保存しておいたのですが、自分でもメモっておきたいものは、それに足しています。
こんな感じ。
※送り仮名は異なる場合(つける・つけないなど)があります。
敢て あえて
論う あげつらう
擧る=挙 あげる
被遊候 あそばされそうろう
能ふ あたう(可能である、の意)
與=与 あたえる、あずかる
恰も あたかも
宛も あたかも
遍く あまねく
雖も いえども
如何 いかん
聊か・些か いささか
何れ いずれ
甚振る いたぶる
一処=一緒
巳來=以来
未だ いまだ
於て おいて
概ね おおむね
徐 おもむろ
凡そ およそ
疎か おろそか
彼の かの(あの、の意)
忝い かたじけない
予ねて かねて
嘗て かつて
帋=紙 かみ(幣)
際疾い きわどい
可被下候 くださるべくそうろう
與=与 くみする
精しい・委しい=詳しい
斯うして こうして
被る こうむる
此処 ここ
茲に ここに
爰に ここに
御坐(座)候 ござそうろう
悉く ことごとく
毎に ごとに・つねに
此方 こなた
斯の この
此の この
毀つ こぼつ(壊す、の意)
零れる こぼれる
是 これ
嘸 さぞ
颯と さっと
扨 さて
直に じきに(まもなく、の意)
而 しかし・しかも
而して しかして
然らば しからば
認る したためる
頻に しきりに
為た した(おこなった、の意)
屡 しばしば
暫く しばらく
了う・終う・仕舞う しまう
直に すぐに
即ち・則ち すなわち
須く すべからく
其処 そこ
存申候 ぞんじもうしそうろう
丈 だけ
忽ち たちまち
度々 たびたび
堪らない たまらない
終に ついに
盡=尽 つきる つくす
毎に つねに・ごとに
恙無 つつがなき(く)
具に・備に つぶさに
詳らか つまびらか
何処 どこ・いずこ
處=処 ところ
迚も とても
猶 なお
抛つ なげうつ
乍ら ながら
抔 など
涕・泪 なみだ
并・並・併 ならびに
可被成候 なるべくそうろう
俄かに・頓に にわかに
這入る=入る
果敢ない はかない
圖る=図る はかる
斗り ばかり(「~くらいの」の意。十人ばかりの人が、等)
甚だ はなはだ
竊か ひそか
舊い=旧い ふるい
不可ず べからず
可し べし
恣 ほしいまま
略 ほぼ
枉げる まげる
將に・当に・方に まさに
亦 また
未だ まだ
妄り・濫り みだり
目紛しい めまぐるしい
申越候 もうしこしそうろう
若し もし
尤も もっとも
専ら もっぱら
固より もとより(もともと、もとから、の意)
軈・軅 やがて
喧しい・八釜しい やかましい
已無・止無 やむなく
故 ゆえ
漸く ようやく
依て よって
僅か わずか
まだまだ増えそうです。
昭和のやつはいいんですが、明治のものになると、「ネ」を「子」と表記してあったり、カナの一部が「変体仮名を活字化したもの」(あったんですねえ、そんなのが)だったりして、さらにスゴイ。
これはまたいつか記事にします。
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こないだっから明治時代に書かれた本ばっかり読んでるわけですが、文字自体は筆文字ではないので、なんという字かはわかる。
私は中坊くらいから旧漢字好きで、持ち物にも「○○中學校」とか書いてた痛中なので、旧漢字もほぼ読める(画数の多い漢字が大好きだったのだw)。
でも、ほんっとに読みにくい言葉もあります。
単に「今では漢字で表記しないからなじみがない」というものもあれば、「まったくの当て字なんだけど、昔はよく使われてたみたい」というものもあります。
だいぶ前に良いサイトを見つけてコピーして保存しておいたのですが、自分でもメモっておきたいものは、それに足しています。
こんな感じ。
※送り仮名は異なる場合(つける・つけないなど)があります。
敢て あえて
論う あげつらう
擧る=挙 あげる
被遊候 あそばされそうろう
能ふ あたう(可能である、の意)
與=与 あたえる、あずかる
恰も あたかも
宛も あたかも
遍く あまねく
雖も いえども
如何 いかん
聊か・些か いささか
何れ いずれ
甚振る いたぶる
一処=一緒
巳來=以来
未だ いまだ
於て おいて
概ね おおむね
徐 おもむろ
凡そ およそ
疎か おろそか
彼の かの(あの、の意)
忝い かたじけない
予ねて かねて
嘗て かつて
帋=紙 かみ(幣)
際疾い きわどい
可被下候 くださるべくそうろう
與=与 くみする
精しい・委しい=詳しい
斯うして こうして
被る こうむる
此処 ここ
茲に ここに
爰に ここに
御坐(座)候 ござそうろう
悉く ことごとく
毎に ごとに・つねに
此方 こなた
斯の この
此の この
毀つ こぼつ(壊す、の意)
零れる こぼれる
是 これ
嘸 さぞ
颯と さっと
扨 さて
直に じきに(まもなく、の意)
而 しかし・しかも
而して しかして
然らば しからば
認る したためる
頻に しきりに
為た した(おこなった、の意)
屡 しばしば
暫く しばらく
了う・終う・仕舞う しまう
直に すぐに
即ち・則ち すなわち
須く すべからく
其処 そこ
存申候 ぞんじもうしそうろう
丈 だけ
忽ち たちまち
度々 たびたび
堪らない たまらない
終に ついに
盡=尽 つきる つくす
毎に つねに・ごとに
恙無 つつがなき(く)
具に・備に つぶさに
詳らか つまびらか
何処 どこ・いずこ
處=処 ところ
迚も とても
猶 なお
抛つ なげうつ
乍ら ながら
抔 など
涕・泪 なみだ
并・並・併 ならびに
可被成候 なるべくそうろう
俄かに・頓に にわかに
這入る=入る
果敢ない はかない
圖る=図る はかる
斗り ばかり(「~くらいの」の意。十人ばかりの人が、等)
甚だ はなはだ
竊か ひそか
舊い=旧い ふるい
不可ず べからず
可し べし
恣 ほしいまま
略 ほぼ
枉げる まげる
將に・当に・方に まさに
亦 また
未だ まだ
妄り・濫り みだり
目紛しい めまぐるしい
申越候 もうしこしそうろう
若し もし
尤も もっとも
専ら もっぱら
固より もとより(もともと、もとから、の意)
軈・軅 やがて
喧しい・八釜しい やかましい
已無・止無 やむなく
故 ゆえ
漸く ようやく
依て よって
僅か わずか
まだまだ増えそうです。
昭和のやつはいいんですが、明治のものになると、「ネ」を「子」と表記してあったり、カナの一部が「変体仮名を活字化したもの」(あったんですねえ、そんなのが)だったりして、さらにスゴイ。
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