昨年2月27日にサントリーホールで開催された「ドイツ・レクイエム特別演奏会」の前プロとして演奏されたワーグナー「ジークフリート牧歌」の動画をアップします。
ここ数日のニュイーイヤーコンサート動画の連続投稿によって、アップロードのやり方を思い出したこともありますが、家庭用ビデオではなく、プロの映像と音声による演奏もお伝えするべきであろうと、強く思ったからであります。
崔文洙さん率いるヴェリタス交響楽団の類い希な音楽性、確かな技術、そして豊かな表現力により、演奏時間にしてクナッパーツブッシュ以上、チェリビダッケに迫る23分超の我がスローテンポが見事に体現できました。
特に管楽器のみなさんのブレスは大変だったと思われますが、誰ひとりからの苦情や陳情もなく(笑)、献身的なパフォーマンスを繰り広げてくださったことに感謝の言葉以外ありません。
近い将来、このメンバーを中心にブルックナー「8番」ができたらよいなあ、と考えております。
先日、ご紹介したチャイコフスキー「弦楽セレナード」第3楽章エレジーと合わせ、来たるべきわたしのブルックナー演奏を想像して頂けるなら幸いです。
どうぞ、宜しくお願い致します。
Wagner: Siegfried-Idyll / Akiyasu Fusjushima & Veritas Symphony Orchestra