福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

チャイコフスキー 弦楽セレナード ハ長調 福島章恭 指揮 東京フォルトゥーナ弦楽合奏団

2020-01-13 07:52:00 | コーラス、オーケストラ

ニューイーイヤーコンサート「ウィーンの花束2020」動画アップ第4弾!

第1部、モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」に続いて演奏されたチャイコフスキーをお届けします。

チャイコフスキー 弦楽セレナード ハ長調 福島章恭 指揮 東京フォルトゥーナ弦楽合奏団

チャイコフスキーということで、かつてのブルックナー8番や、ワーグナー「ジークフリート牧歌」(未公開)の超スローテンポとは別の動のアプローチを試みました。

聴き返すと、この作品の初指揮としては及第点と自己採点しても許されると思われますが、次の機会には、さらに磨きを掛けたいと思う場面もいくつかあります。

それにしても、相原千興さん率いる東京フォルトゥーナ弦楽合奏団の何という美しさ! 溢れる歌心と情熱に有り難うを言いたいと思います。

この演奏こそ、ワオンレコードさんによる超優秀録音でお楽しみ頂きたいものです。やまと芸術文化ホールの木の温もりと、弦の豊穣な響きの相乗効果が見事に捉えられているからです。映像と音声をシンクロさせる技術のない身が恨めしい・・。
CD化、配信、その他、いくつかの選択肢から、良い方法を見つけたいと思います。

繰り返しになりますが、予算の都合もあり、1階席最後部の固定カメラ(家庭用ビデオカメラ)による撮影のみ。
音声は別に録音しましたが、これはビデオカメラ内蔵マイクによる簡易録音であります。

では、どうぞお楽しみください。

以下、「只のオタク」様のご感想を再掲致します。我らのチャイコフスキーについて語ってくださっておりますので。

 福島 章恭 様

 初めてメールさせて頂きます。年明け早々の大和公演、お疲れ様でした。

 昨年末、自宅から徒歩30分の新ホールでのニューイヤー公演の開催を知り、
 年明けに当日券の有無を会場に確認し、「弦楽セレナード」目当てに出向きました。

 「弦楽セレナード」は学生時代にFM放送で山田一雄/東京フィルのライヴに感動し、
 やがてヤマカズさん最期の年の春に新星日響との演奏会で聴くことができましたが、
 その後、オーケストラの演奏会でこの名曲を聴く機会はありませんでした。

 当日は3点吊りマイクのほぼ真下、かぶりつきに近い席で拝聴しましたが、
 対向配置のステレオ効果、テンポ、ダイナミクス、アゴーギク等、会心の演奏でした。

 前半のモーツァルトとチャイコフスキーを並べたプログラミングは聴いて納得で、
 34分をかけた「弦楽セレナード」は、特に第3楽章で息の長いフレージングを堪能しました。

 後半は初めこそアレンジに戸惑いましたが、「南国の薔薇」「バーデン娘」は特に印象的で、
 「雷鳴と電光」では、楽器の搬入搬出アルバイトの折に舞台袖でナマ体験したカルロスを想起し、
 アレンジ不要であろう「ピツィカート・ポルカ」は、全く違和感なく楽しめました。
 また予想通りとは言え、アンコールはあの2曲に尽きますね。

 今後も機会があれば演奏会に伺いたいと思います。(神奈川県横浜市在住 只のオタク様)

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コムツァーク 「バーデン娘」 福島章恭 指揮 東京フォルトゥーナ弦楽合奏団

2020-01-13 03:20:23 | コーラス、オーケストラ

ニューイヤーコンサート「ウィーンの花束2020」より動画アップ第3弾は、「バーデン娘」。

かのクナッパーツブッシュの名演によって中学生時代より親しんだ愛すべき曲。
なんと、東京フォルトゥーナ弦楽合奏団の皆さんは、クナの録音を知らないどころか、作品自体をまったくご存じなかったとか。
ゆえに、なんの先入観もなく、この演奏をしてくださったことになります。
ご一同、「面白い!」といって、楽しんでくれたのが嬉しかった!

お聴きの通り、アレンジの物足りなさや、我が指揮のこなれていない点もありますが、それでも聴くべき小節もいくつかはあるでしょう・・。ということで、公開します。

コムツァーク 「バーデン娘」 福島章恭 指揮 東京フォルトゥーナ弦楽合奏団

なお、この作品のオリジナルのフルスコアを探しているのですが、未だに見つかりません。

いつか、コンサートのアンコールなどで採り上げたいので、なんとか見つけ出したいところです。
もし情報があれば、お知らせください!!

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ヨハン・シュトラウスⅡ 「雷鳴と電光」 福島章恭 指揮 東京フォルトゥーナ弦楽合奏団

2020-01-13 01:56:52 | コーラス、オーケストラ

ニューイヤーコンサート「ウィーンの花束2020」よりの動画第2弾として、「雷鳴と電光」を、公開します。

カルロス・クライバーの超名演には遠く及びませんが、管・打楽器なしで、これほど迫真の演奏をしてくださった東京フォルトゥーナ弦楽合奏団の皆様には感謝の他ありません。

クライバー&バイエルン国立管の来日公演(ブラームス「2番」のアンコールだったかな?)では、乗りに乗ったクライバーが、脚で指揮をしていたのを鮮明に記憶しています。
いやあ、痺れました。
もちろん、凡人の私に真似のできるはずもなく・・・。真面目に振っています(笑)。

音声は別に録音しましたが、これはビデオカメラ内蔵マイクによる簡易録音であります。
(別録りの音は、ワオンレコードさんによる超優秀ワンポイント録音です。将来、何らかの形で公開したいと考えています)

先にアップした「南国の薔薇」ともども、お楽しみ頂けると幸いです。

ヨハン・シュトラウスⅡ 「雷鳴と電光」 福島章恭 指揮 東京フォルトゥーナ弦楽合奏団

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ヨハン・シュトラウスⅡ:「南国の薔薇」 福島章恭 指揮 東京フォルトゥーナ弦楽合奏団〔画質向上版〕

2020-01-13 01:36:19 | コーラス、オーケストラ

去る1月5日(日)に行われたニューイヤーコンサート「ウィーンの花束2020」より、第2部「南国の薔薇」の動画を、画質を改めて再公開します。
この演奏が、カール・シューリヒト指揮による同曲録音にインスパイアされたことは、分かる方には分かって頂けると思われます。いつかは、管打楽器つきのフル編成のオーケストラでも表現してみたいものです。

今回は、予算の都合もあり、1階席最後部の固定カメラ(家庭用ビデオカメラ)による撮影のみ。
音声は別に録音しましたが、これはビデオカメラ内蔵マイクによる簡易録音であります。
(別録りの音は、ワオンレコードさんによる超優秀ワンポイント録音です。何らかの形で公開したいと考えています)

お楽しみ頂けると幸いです。

届けられた嬉しいご感想と共にアップします。

ヨハン・シュトラウスⅡ:「南国の薔薇」 福島章恭 指揮 東京フォルトゥーナ弦楽合奏団

 福島 章恭 様

 初めてメールさせて頂きます。年明け早々の大和公演、お疲れ様でした。

 昨年末、自宅から徒歩30分の新ホールでのニューイヤー公演の開催を知り、
 年明けに当日券の有無を会場に確認し、「弦楽セレナード」目当てに出向きました。

 「弦楽セレナード」は学生時代にFM放送で山田一雄/東京フィルのライヴに感動し、
 やがてヤマカズさん最期の年の春に新星日響との演奏会で聴くことができましたが、
 その後、オーケストラの演奏会でこの名曲を聴く機会はありませんでした。

 当日は3点吊りマイクのほぼ真下、かぶりつきに近い席で拝聴しましたが、
 対向配置のステレオ効果、テンポ、ダイナミクス、アゴーギク等、会心の演奏でした。

 前半のモーツァルトとチャイコフスキーを並べたプログラミングは聴いて納得で、
 34分をかけた「弦楽セレナード」は、特に第3楽章で息の長いフレージングを堪能しました。

 後半は初めこそアレンジに戸惑いましたが、「南国の薔薇」「バーデン娘」は特に印象的で、
 「雷鳴と電光」では、楽器の搬入搬出アルバイトの折に舞台袖でナマ体験したカルロスを想起し、
 アレンジ不要であろう「ピツィカート・ポルカ」は、全く違和感なく楽しめました。
 また予想通りとは言え、アンコールはあの2曲に尽きますね。

 今後も機会があれば演奏会に伺いたいと思います。(神奈川県横浜市在住 只のオタク様)

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