福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

速報・ウィーンのモツレク 2日連続公演決定! 

2017-06-21 23:28:36 | コーラス、オーケストラ
ウィーン・シュテファン大聖堂に於ける全演奏会をマネージメントするK und Kの清水様よりのビッグニュースが舞い込みました!!

12月5日(火)モーツァルトの命日に捧げるシュテファン大聖堂でのレクイエム公演の翌日=12月6日(水)、ハプスブルク家のご先祖を祀るカプツィーナ教会にて、オルガン版のモツレクを演奏することが本日正式に決定しました。
ツアーへのご参加は、まだ間に合います(経験者、しっかり歌える方に限る)。どうぞご検討ください。



以下、清水様よりのメッセージを転載します。


福島章恭先生指揮により
モーツァルト「レクイエム」を
2日間連続で演奏して頂くことになりました。
   
12月5日夜中0時より
シュテファン大聖堂にて
モーツァルトの魂へ
レクイエムを捧げて頂きます。
   
そして、12月6日夕刻から、
カプチーナ教会にて
小沢 さち先生のオルガンにて
ハプスブルグ家の魂へ
レクイエムを捧げて頂きます。
    
カプツィーナ教会には、
ハプスブルグ家の12人の皇帝、
18人の皇后、138体の亡骸が
納められた棺が安置されています。
 
この15年間、各大聖堂にて様々な
演奏会を企画してまいりましたが、
2日間連続で
モーツァルト「レクイエム」の
演奏会を行うのは初めての試みです。
    
2公演とも、ウィーン市長と
シュテファン大聖堂が
バックアップしてくださいます。
      
弊社は、
今秋からカプチーナ教会での演奏会も
シュテファン大聖堂演奏会と並行して
企画させて頂くことになりました。
    
この夏に新しいパイプオルガンが
設置されるれることになり、
演奏会の収益金全額を
パイプオルガン設置費用及び
教会修復費用に寄付させて頂きます。
    
カプチーナ教会にて
今回歌って頂く皆様には、
感謝の気持ちとして、
マリアテレジア女帝の棺の他に、
一般公開されていない
神聖な場所など、私自ら
ご案内させて頂きたいと思います。
    
レクイエムの日本国内合唱練習は、
まだ始まったばかりです。
大阪、名古屋、東京、仙台にて
毎週練習を行っております。
     
東京オペラシティ公演・11月16日(木)
についてのコーラス席は女声の募集は
一杯となり締切られたそうですが、
男声については、
まだ募集しているそうです。
    
ウィーンへお越しにならなくとも、
合唱練習だけでも見学へ、
是非訪れてみてください。
   
1791年、今から226年前に
作曲され未完に終わった 
モーツァルト「レクイエム」の
存在は、
貴方がどれだけ心を開いて
歌っているかを映し出す作品、
貴方に貴方自身の真の存在を
想い出させてくれる鏡なのです。 
  
音は静寂の中から生まれ、
静寂の中へ消えていきます。
     
貴方の真の本質も、
静寂から生まれています。    
   
静寂の状態で
レクイエムを歌うことによって、
道が示され、恩寵の扉が開かれます。   
    
そして、気づくと作品と一つになり、
真の自己への入り口に立ち、
貴方は、まさに真の自己になろうとしているのです。  
  
歌っている最中に、
覚醒が起こる方もいらっしゃると思います。  
    
これがレクイエムを歌うという
本来の姿であり、
モーツァルトが教会音楽に求めたことなのです。
         
すべてはあるがままです。        
            
Das Herz adelt den Menschen.
1781,Wien W.A.Mozart        
    
モーツァルトファンの皆様、
シュテファン大聖堂、
カプチーナ教会へ
レクイエムを歌いに
是非お越し下さい。 
   
音楽の神様からたくさんのインスピレーションが与えられますように….
 
写真は、12月にお越しになった際、
クリスマスマーケットが開かれている
シュテファン大聖堂の様子です。 
 
モツレクの合唱練習が終わって、
シュテファン大聖堂の外に出ると
最高の雰囲気が広がっています。 
  
誠に有難うございます。
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