福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

女声合唱団スウィング ロビン The 3rd concert(その1)木下牧子「自然と愛と孤独と」

2017-06-14 07:42:35 | コーラス、オーケストラ

町田市の女声合唱団スウィング ロビンの3回目のコンサートのお知らせです。

過去2回はクリスマスの時期の開催でしたが、今年は真夏の山の日に開催します。

女声合唱団 スウィング ロビン The 3rd Concert

日時:2017年8月11日(金・祝) 14:00開演

会場:杜のホールはしもと
(JR横浜線、京王多摩線 橋本駅にて下車、ミウィ橋本7F)

入場料:1,000円(全席自由)

プログラム
⚫木下牧子作曲 女声合唱曲集「自然と愛と孤独と」
⚫寺嶋陸也作曲 「二月から十一月への愛のうた」
⚫ロクサンナ・パヌフニク作曲「アヴェ・マリア」
⚫ジークフリート・シュトローバッハ作曲「聖母マリアのためのミサ曲」

指揮:福島章恭 
ピアノ・オルガン:古門由美子

2007年、PTAコーラスのOB団としてスタートしたスウィング ロビン。早くも結成10周年!
発足当初より、センスの良さ、チームワークや舞台度胸などに光るものはありましたが、今回は、発声に磨きを掛け、アンサンブルにも精緻さを加えることで、前2回までとは全く別の次元でのステージとなりそうです。

木下牧子先生の「自然と愛と孤独と」は、19世紀アメリカの詩人エミリ・ディキンスン女史の繊細な詩(中島完・訳)から選り抜かれた6つの詩による曲集。 ディキンスンは後半生の殆どを自宅とその周辺にて過ごしたという孤独の詩人ですが、言葉の美しさ、洞察力の深さと想像力の豊かさに於いて、まさに第一級の詩人と呼べましょう。

原詩のみならず、訳詩を朗読するだけでも、そこに完全なる美を見いだせますが、その言葉に寄り添い、心まで降りてゆかれた木下先生の音楽によって、もうひとつ別の新しい世界の創造されていることは驚くべきことです。この曲集を演奏することの団員とわたしの歓びは、客席にもお届けできるに違いありません。

普段、オーケストラ、室内楽、器楽曲などを中心に聴かれている音楽愛好家(もちろん、他のジャンルも)の皆様にも合唱の、女声合唱の素晴らしさを発見して頂けるでしょう。

チケットのお申し込み、お問い合わせは、チラシの電話番号の他、下記「女声合唱団スウィング ロビン」ブログ頁の左上「メッセージを送る」にて受け付けております。

ブログ:http://blog.goo.ne.jp/swing-robin/e/97fb73488eaca95e8b1f190b87a0a298

どうぞ、宜しくお願いします。

 

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