福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

モーツァルトの命日に行われるプロセシオン(聖行進)

2016-05-23 00:16:42 | コーラス、オーケストラ

2017年12月5日のモーツァルト「レクイエム」公演をプロモーションしてくださるウィーンの清水一弘様より貴重な映像が届きました。

こちらは、2013年公演からの映像です。

神聖にして厳か。

シュテファン寺院の皆さんのモーツァルトへの愛と尊敬が伝わってきます。

自分がこのような栄誉ある演奏会を指揮できようとは、今から身震いしてしまいますね。

以下、清水様のメッセージとともにご紹介します。

https://www.facebook.com/kazuhiro.shimizu.358/videos/10204835898857047/

5月19日、ウィーンに永住して22回目の誕生日を
迎えることになりました。 
日々、元気に顔晴っております。
いつもありがとうございます。
      
この映像は、私の誕生日プレゼントに頂きした。 
シュテファン大聖堂から公開許可を得てアップさせて頂きます。     
もしよろしかったら、是非ご覧になってみてください。
        
シュテファン大聖堂にて毎年12月5日モーツァルトの命日
「レクイエム」終演直後(0:55頃)に行われる
プロセシオン(聖行列)の様子です。
モーツァルトが亡くなったのは0:55です。
3人目に光を灯す役で私も映っております。
          
映像の中で鈴の音が聴こえてきますが、
モーツァルトのご自宅からシュテファン大聖堂まで遺体を運んだ際、
実際に当時の葬儀で使用された実物の鈴の音です。
      
映像最後に映っているお部屋は、サクリスタイ(祭具室)と言い、
聖職者のみ入ることが許される神聖な空間です。
演奏会の際、敬意をこめて演奏家の皆様の控室にさせて頂いております。
       
宇宙の生きとし生けるものすべてが平安でありますように......
   
皆様の益々のご多幸をウィーンよりお祈り申しております。
  
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
             
ご視聴、誠にありがとうございました。

聖シュテファン大聖堂音楽事務所
Kunst und Kultur ohne Grenzen
Area Consultant 
清水一弘

 

コメント
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