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福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

演奏会場の命綱

2014-03-16 19:47:50 | コンサート
インバル&都響のマーラー9は、空前絶後の名演だった。それについては稿を改めるが、まずは僕の命綱の話。

とにかく、高い所が恐怖。
昨年、ミラノ・スカラ座「ファルスタッフ」を東京文化会館の4階で観たときも肝を冷やしたが、みなとみらいの3階も、すみだトリフォニーの2階ほどではないものの、かなりの高さ。1列目に平然と座している人びとの気が知れない。手摺りに肘を乗せて下を覗く人が居たりすると、自分が下に落ちるような錯覚に陥ってヒヤヒヤするし、転けた勢いで、そのまま1階に転落したらどうしようと思うと、階段を降りるのにも腰が引けてしまう。

前にも書いたが、3列目というのは僕にはギリギリ。座ってからも、どうにも落ち着かない。ところが、今回は運良く通路側の座席だったため、右手に手摺りがあった。そこで、ウエストポーチのベルトを緩めては、身体を手摺りに固定することに成功。ようやく、ステージに集中する体勢をとることが出来た。



これなら、万一、自分に飛び降りたい衝動が起こってもブレーキがかかる。高所恐怖症とは、ただ高いからなのではなく、自分が下に吸い込まれてしまいそうなことが恐怖なのだ。

ところが、今日は演奏が余りに素晴らしかったため、第2楽章が終わったとき、このベルトを解いた。演奏に集中することで精神が落ち着いて、飛び降りる心配が全くなくなったからだ。

それほどまでに、今日のマーラー9は素晴らしかったのである(笑)。


高いぞ。

2014-03-16 14:48:31 | コンサート


開演15分前。
みなとみらいホール3階席。かなり、高い。3列目は、高所恐怖症の僕にはギリギリ。1列目だったら、失神、否、失禁必至だ。

しかし、音響は1階より遥かに良さそうな予感。期待しよう。




みなとみらい駅着。開演30分前。
流石に今日は、クイーンズスクエアのシャッターが開いていました(笑)。

重役出勤なのだ!

2014-03-16 13:52:31 | コンサート


先週の今頃は、みなとみらいホール前でマーラー8の当日券発売を待っていたところだが、今日は自宅でノンビリ、パンと珈琲を頂いて、ようやく電車に乗り込んだところ。

今日は、同じくインバル&都響によるマーラー9。
みなとみらいの大ホールは、どうにも音響が冴えない印象が強いのだけれど、スケジュール的に今日しか行けないのでやむなし。はじめて座る3階センター席の音響の良いことを祈るばかり。

さあて、どんなパフォーマンスを繰り広げてくれるか、楽しみだ。