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福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

祝!増刷決定「クラシックCDの名盤 大作曲家篇」

2015-01-14 11:49:40 | レコード、オーディオ

「クラシックCDの名盤 大作曲家篇」文春新書の増刷が決定致しました!

出版不況の折、発売から1か月での増刷は、成績優秀と言ってよいのではないでしょうか?

売れないと言われるクラシック音楽関連の本では極めて稀なケースだと思われます。

わたし自身、16年昔の「クラシックCDの名盤」旧版以来の根強いファンの多いことに驚いている昨今です。

地方で出会う合唱団員の方々より、「愛読しています」と声をかけて頂くことも増えてきました。

中には、この本の著者の1人が自分のコーラスの先生であったことに、最近になって気付く方もいたりして(笑)。

「クラシックCDの名盤」シリーズに寄せる、皆様のご支持とご声援に、改めて感謝を致します。

今後とも、どうぞご愛顧のほど宜しくお願い致します。

 

 


クーベリック&ウィーン・フィルのブラームス交響曲全集

2015-01-13 09:31:56 | レコード、オーディオ

いやあ、参った! 

完全にノーマークだった。

文春新書「クラシックCDの名盤 大作曲家篇」のブラームスの頁で、ボクが廃盤として扱っていたクーベリック&ウィーン・フィルの交響曲全集がタワーレコードにより復刻されていたのだ。

http://tower.jp/item/3444790/ブラームス:-交響曲全集;-ヤナーチェク:-シンフォニエッタ<タワーレコード限定>

※国内盤初セット化
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(一部。ブックレット中にも採用)
※オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(192khz/24bit)音源をCDマスターに使用
※解説:門馬直美氏、柴田龍一氏、遠藤勝彦氏、解説書15ページ

【曲目】
<DISC1>
1.ヨハネス・ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68

<DISC2>
2.同:交響曲 第2番 ニ長調 作品73
3.同:交響曲 第3番 へ長調 作品90

<DISC3>
4.同:交響曲 第4番 ホ短調 作品98
5.レオシュ・ヤナーチェク:シンフォニエッタ <特別収録>

【演奏】
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ラファエル・クーベリック(指揮)

【録音】
1955年3月8-9日 ウィーン、ムジークフェラインザール(5:モノラル録音)
1956年3月24-25日(4)、1957年3月4-8日(2)、9月23-24日(1)、9月28-29日(3) ウィーン、ゾフィエンザール(ステレオ録音)

【原盤】
DECCA

モントゥーの復刻盤といい、タワーレコードの慧眼と企画力には賞賛を惜しまないボクであるが、この最愛の全集の復刻を見逃していたとは何たる失態。

しかも、発売されたのが昨年の3月とつい最近だ。

日頃、どっぷりとアナログに浸った生活をしているせいもあって、この企画が目にとまらなかったのであろう。まったく申し訳ないことをした。

解説文がボクに依頼されていたなら起こらなかった事故なのだが(笑)。正直、大好きな演奏だけに書きたかったなあ。

タワーレコードの紹介文にもあるとおり、CDとして完全な形で発売されたのははじめてであり、多くの方に聴いて頂きたい。

ボクはまだCDの音は聴いていないけれど、他の復刻盤の出来から想像するなら間違いはなかろう。

♪ご指摘頂いた読者K様、有り難うございました。

 


デジタル版で発見! 三浦しをん 書評委員が選ぶ「今年の3点」

2015-01-12 23:12:10 | レコード、オーディオ

 

三浦しをん 書評委員が選ぶ「今年の3点」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S11528491.html?_requesturl=articles%2FDA3S11528491.html&iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11528491

昨年末、新聞記事の写真でご紹介しましたが、デジタル版にも掲載されていたので、ここに記録しておきます。

個々の内容がどうとかでなく、書き手の業を面白がる・・・・。

三浦しをんさんのような読み方をしてくれると、嬉しいですね。

三浦しをん 書評委員が選ぶ「今年の3点」 (朝日新聞 2014年12月28日付 朝刊 13面)

 (1)子供はわかってあげない 上・下(田島列島作、講談社・各680円)

 (2)クラシックCDの名盤 大作曲家篇(宇野功芳、中野雄、福島章恭著、文春新書・918円)

 (3)魔法少女 俺 上・下(毛魂一直線作、ふゅーじょんぷろだくと・各734円)

 

 (1)は漫画。ほのぼの青春恋愛物のように見えて、そこはかとない不穏さと言語センスが光る。「日常」とは、こんなにもきらめきと緊張感をはらんだものだったのか!

 (2)は、音楽好きならずとも楽しめる。作曲家ごとに名曲、名盤を挙げるのだが、著者三人の見解が相違し、紙上バトルも勃発。音楽を愛するとは、こんなにも熱く険しい道なのかと、(笑いすぎて)にじんだ涙を拭わずにはいられぬ。

 (3)は、かわいいアイドルが魔法少女(しかしムキムキの男)に変身して悪と戦う、というギャグ漫画。どうかしている(いい意味で)。同じ作者の『そんな目で見てくれ』(東京漫画社)はBL漫画だが、こちらもぶっ飛んだギャグが炸裂(さくれつ)。いずれも腹の皮がよじれた。

 (作家)


クナとモントゥーの新譜届く!

2015-01-10 19:18:57 | レコード、オーディオ

クナッパーツブッシュのブルックナー第8番、およびモントゥーのベルリオーズ「ロメオとジュリエット」。

間もなく発売される新譜2点が届きました。

いずれも、福島章恭がブックレットに於ける序文を執筆させて頂いております。

リマスターも成功し、いま手に入るCDとしてはベストと言えるでしょう。

いずれも14日の発売。タワーレコードさんに成り代わりまして、こちらも宜しくお願いします。

 

ブルックナー: 交響曲第8番(新規リマスター); <特別収録>ベートーヴェン: 《フィデリオ》序曲, 《レオノーレ》序曲第3番<タワーレコード限定>

Hans Knappertsbusch 、 Munich Philharmonic Orchestra

http://tower.jp/item/3775561/ブルックナー:-交響曲第8番(新規リマスター);-<特別収録>ベートーヴェン:-《フィデリオ》序曲,-《レオノーレ》序曲第3番<タワーレコード限定>

※ステレオ録音
※2015年最新リマスター
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(ブックレット中にも採用)
※解説:福島章恭氏、吉田光司氏、柴田龍一氏、藤井宏氏、解説書合計8ページ

  • 没後50年クナ畢生の名盤が生々しい音質で蘇る! 『フィデリオ』からの2つの序曲も収録。2015年最新リマスター採用!

    ウエストミンスター・レーベルの中でも屈指の名盤であるばかりか、クナッパーツブッシュの晩年を代表する至高のブルックナー録音としてあまりにも有名な演奏です。数あるこの曲の中でも、ましてや50年以上経った現在においても最右翼に位置する演奏には違いありません。これまで語り尽くされてきた名盤中の名盤を、タワーレコード限定のオリジナル企画盤として再発売いたします。
    これまで何度かCD時代に発売されてきたディスクと比べ、今回の発売では新規リマスター採用という点と、カップリング曲を変更した事が従来とは異なる点です。これまで良くカップリングされてきたワーグナー作品から、同じウエストミンスター・レーベルの「フィデリオ」全曲録音から2曲を、今回は特別収録としてカップリングしました(ワーグナー:管弦楽作品集は、同じくタワー限定盤PROC1512, 1513として発売中)。これまで全曲盤でのみ聴くことができたこれら名曲を、始めての試みとして独立した曲として収録しています。
    音質的には、これまで発売されてきたビクター音源(MVCW-14001)のマスターから、今回新規でリマスターを行いました。有名な17年前のCDマスターの延長線上にありながらも、新たな息吹を感じるクナ独自の音色をお楽しみください。
    解説書には、福島章恭氏による序文解説を掲載しました。クナッパーツブッシュの没後50年に相応しい、保存盤です。 

  • タワーレコード (2014/12/11)

ベルリオーズ: 劇的交響曲《ロメオとジュリエット》<タワーレコード限定>

Pierre Monteux 、 London Symphony Orchestra

http://tower.jp/item/3775563/ベルリオーズ:-劇的交響曲《ロメオとジュリエット》<タワーレコード限定>

【演奏】
レジーナ・レズニック(コントラルト)
アンドレ・タープ(テノール)
デイヴィッド・ウォード(バス)
ロンドン交響楽団合唱団
ロンドン交響楽団
ピエール・モントゥー(指揮)

【録音】
1962年6月 ロンドン、ウォルサムストウ・アッセンブリーホール

【原盤】
WESTMINSTER

※ステレオ録音
※歌詞対訳付
※国内マスター使用
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※解説:福島章恭氏、柴田龍一氏、吉田光司氏、訳詞:平島正郎氏、解説書合計20ページ

  • ベルリオーズを得意とした巨匠が87歳で成し遂げた唯一の『ロメオとジュリエット』全曲が久々の復活!

    晩年のモントゥーがウエストミンスター・レーベルに残した「第九」と並ぶ重要音源である「ロメオとジュリエット」全曲が、国内盤で久々のリリース! 1997年以来の再発となります。モントゥーの没後50年であった2014年に、DECCA、PHILIPSに残されたステレオ音源を「第九」と共にタワー限定企画盤として発売いたしましたが、この「ロメオとジュリエット」は含まれておりませんでした。今回、タワー限定企画盤「ウエストミンスター・レーベル名盤選」Vol.1のひとつとして満を持して再発売いたします。
    ベルリオーズの真髄をここまで語り尽くせる指揮者は現代でも少ないのではないでしょうか。モントゥーが残したフランス音楽の音源は、50年以上経った今でも重要な演奏ばかりです。モントゥーによる力みのない自然体の音楽は、例え曲想が強い場面においても、決して緊張が強すぎて音楽が流れないことはありません。逆に弛緩する場面も皆無のため、ベルリオーズの長大な作品においても、その類まれな音楽がすんなり耳に入ってくる効果を生んでいると言えます。このような組み立てを行うモントゥーは現代においても注目すべき存在です。没後50年経っても熱心なファンが多いことも頷けます。音楽的にもスポイルされることがないウエストミンスター・レーベルの録音もモントゥーの特筆を良く捉えており、合唱を含むこの重厚な作品の価値をより高めています。尚、マスター音源は海外のOIBP盤ではなく、国内のマスターを使用しております。

    タワーレコード (2014/12/11)




ブルックナー8CD 国会図書館に寄贈

2015-01-10 17:45:20 | レコード、オーディオ



愛知祝祭管とのブルックナー交響曲第8番のCD かもっくすレーベル。

1組を国会図書館に寄贈致しました!
お手配くださったワオンレコードさんに感謝します。

一般発売は、いよいよ今月23日。
今しばらく、お待ちください!!


クレンペラーの「マタイ受難曲」を英オリジナル盤で

2015-01-10 00:14:42 | レコード、オーディオ

今朝は、クレンペラー指揮フィルハーモニア管&合唱団による「マタイ受難曲」を、英コロムビアのオリジナル・アナログ盤で聴いた。

英コロンビア SAX2446/50(5枚組)

全曲に3時間43分、LPレコードにして9面を要するという異様なテンポの遅さ! ナンバーによっては、古楽器演奏の半分、またはそれ以上の驚愕のスローテンポである。

にもかかわらず、この演奏は古さを思わせない。
それは、どんなに遅いテンポであろうと、クレンペラーがリアリストとしての態度を貫き、ロマン的な要素の入り込む隙がないからであろう。
さらに、このテンポの遅さが作られたものではなく、晩年のクレンペラーの生理に適っていたことも、聴き手に大きな安心感を与える要因のひとつとなっている。

イエス役のフィッシャー=ディースカウの慈愛に満ちた歌唱など、本当に心の襞の奥の奥まで染み込んでくる。この味わいは、自分が若い頃には気付かなかったもの。

などなど、この演奏の全容はCDの貧しいフォーマットに収まりきれるものでなく、この英オリジナル・アナログ盤でないと味わえないものがある。

15年前の「クラシックCDの名盤」ではシェルヘン盤を筆頭に挙げ、後にヘレヴェッヘ新盤を愛聴したものだが、いまやクレンペラー盤が最も大きな存在となった。良くも悪くも、自分の指揮に影響を受けるのは必至であるが、東京ジングフェラインと共演するのも、聖トーマス教会で共演するのも、ともに古楽器オーケストラであり、古楽器によって、どれだけ、スケールの大きく、懐の深い演奏のできるかを追求していきたい。


J.S.バッハ:マタイ受難曲BWV.244(全曲)
 福音史家:ピーター・ピアーズ(テノール)
 アリア:エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
 アリア:クリスタ・ルートヴィヒ(アルト)
 アリア:ヘレン・ワッツ(アルト)
 アリア:ニコライ・ゲッダ(テノール)
 アリア:ヴァルター・ベリー(バス)
 イエス:ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
 ユダ:ジョン・キャロル・ケース(バリトン)
 ペテロ:ヴァルター・ベリー(バス)
 大司祭:オタカール・クラウス(バリトン)
 ピラト:オタカール・クラウス(バリトン)
 侍女1:ヘザー・ハーパー(ソプラノ)
 侍女1:ヘレン・ワッツ(アルト)
 司祭1:オタカール・クラウス(バリトン)
 司祭2:ジェレイント・エヴァンス(バリトン)
 目撃者1:ヘレン・ワッツ(アルト)
 目撃者2:ウィルフレッド・ブラウン(テノール)
 ハンプステッド教会少年合唱団
 マーティンデイル・シドウェル(合唱指揮)
 フィルハーモニア合唱団
 ヴィルヘルム・ピッツ(合唱指揮)

 オブリガート
  ガレス・モリス(フルート)
  アーサー・アクロイド(フルート)
  シドニー・サトクリフ(オーボエ、オーボエ・ダモーレ)
  ピーター・ニューベリー(オーボエ・ダ・カッチャ)
  ヒュー・ビーン(ヴァイオリン)
  ベラ・デカニー(ヴァイオリン)
  デズモンド・デュプレ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 通奏低音
  ジョージ・マルコム(チェンバロ)
  ヴィオラ・タナード(チェンバロ)
  レイモンド・クラーク(チェロ)
  ジェイムズ・W・マーレット(コントラバス)
  ラルフ・ダウンズ(オルガン)
 フィルハーモニア管弦楽団
 オットー・クレンペラー(指揮)

 録音時期:1960&61年
 録音場所:ロンドン、キングズウェイ・ホール、他
 録音方式:ステレオ(セッション)
 プロデューサー:ウォルター・レッグ
 エンジニア:ダグラス・ラーター


百日咳の後遺症と蘇る夢

2015-01-08 23:26:44 | レコード、オーディオ

昨夜、長岡混声の指導をしながら、どうにも違和感があった。
自分の喉についてである。

百日咳の後遺症のためか、思うように声のコントロールできない。
否、後遺症ではなく、百日咳の名の通り症状が3か月は続くとするなら、まだ完治していないのかも知れない。
もちろん、既に菌は死んでいるはずだ。薬嫌いのボクが、抗生剤を通常より1週間長い3週間も服用したのだから。それでも、しばらくはモヤモヤが続くというから厄介な病だ。

我が歌声は、我がレッスンの生命線でもある。
幾千の言葉よりも、一節の歌声で求めるものを伝えるのが、我がレッスンの極意。
リハビリを重ね、1日も早くベストの状態に引き上げてゆかねばなるまい。

さて、それとは別件で・・・。
今回の百日咳では、声を満足に出せないことで不自由をしているが、今後も不測の事態に見舞われることはあるだろう。自ら歌わなくとも指導できる術も見出さなければなるまい。

さらに別件で・・・。
そろそろ、中学生時代に抱いた夢を叶えておきたいとも思う。
それは、自分のレコードをつくることだ。
ブルックナーのCDを作ったばかりではないか? と言われるかも知れないが、それではない。自分の歌をレコードにしたいのだ。例えばポール・マッカートニーのようなソロ・アルバムを。CDが斜陽であるなら、配信でもよい。昔、自分が書いた歌やら、自分のお気に入りの歌などを、ひとつのアルバムに残したい。

このまま声が出ないのではないか? という危機感が思い出させた若き日の夢。優先順位はバッハやブルックナーの指揮や執筆活動が上になってしまうので、なかなか実現は難しいだろうが、捨てられない望みではある。

 


かもっくす詣

2015-01-06 19:29:15 | レコード、オーディオ








街での用事を終え、父とともに蒲生八幡神社に初詣。もう何度かこのブログに採り上げた樹齢1,500年の大楠を御神木とする神社である。

この巨樹こそが、愛知祝祭管とのブルックナー8のCDを発売するにあたって、創設された「かもっくす」レーベルの由来。蒲生 + 楠 → かもう + くす → かもっくす(KAMOCS)というワケである。



クリスタル大楠守も入手し、これで御先祖様からの御加護もバッチリ!


クレンペラーの「マタイ」 唯一無二のテンポ

2015-01-06 00:34:59 | レコード、オーディオ
クレンペラーの「マタイ受難曲」を聴いていると、バッハの記した深く重たい内容を伝えるには、このスローテンポ以外はあり得ないと思えてくる。古楽器演奏の半分にも近いのに。

しかし、このまま形だけの真似をすることは危険だ。自らの内から湧き出たものでなければ、独唱者たちやオーケストラに共感を与えることは不可能であろう。

自分の「これしかない!」というテンポを見つけ出さなくてはなるまい。愛知祝祭管とのブルックナー8の時のように!

年末の大阪なのだ!

2014-12-29 23:22:21 | レコード、オーディオ
ゆえあって大阪にきている。





難波のお好み焼き、法善寺の夫婦善哉などなど、些か食べ過ぎたか。
お正月は自粛しなくては!



ネットでは利用したことのあるササヤ書店にも初訪問。
女声合唱のための楽譜を物色できたのも収穫。次の機会にはもう少しゆっくり立ち寄りたい。



夜は大阪フェスティバルホールにて、スダーン指揮大阪フィルの「第九」を鑑賞。大阪フィル合唱団に大きな可能性を感じた次第!