ロッカーフックド．ラグ NO2

ロッカーフックド．ラグ、まだまだ

本体のフックが出来た。
このままマットになりそうだが

脇を接ぎ合わせて

早く完成が見たいなぁ

底が出来た

バックの口を仕上げて
持ち手をつければ、こんな感じ

完成は、もう少し

ロッカーフックド．ラグ

台風の影響で
2日続きの雨

午前中は、激しかった雨も風も、
午後からは止み、
日が差し始めていた。

少々蒸し暑いが、真夏のような暑さとはずいぶん違う。

田舎に帰ってきて6日目になった。

父の世話や家事の合間に、始めたロッカーフックド．ラグは、
2〜3段編んでは解き、
何度もやり直してばかりで、
なかなか思うようには進んでいない

バックを作るつもりで始めたが、
見本も無い、参考にする本も無い。

有るのは、
私の頭の中の、完成されたバックのイメージだけ…。

編みながら考え、
編みながら変更…

最初は、輪に編んで、底を作って付ければ、
（これもイメージだけで…）
いとも簡単にできる…つもりだった。

編み始めると、上手く行かず

何度も失敗した後で、
平面で編んで、脇を接ぐことにして、
やり直した。

イメージ通り、上手くいけばいいが

最悪、このままマットになってしまうかも⁇

それだけは、やり始めた以上
意地でも避けたい。
（結構、負けず嫌いの意地っ張り…）


私の頭の中のバック
頑張れば、出来るはずだ

チャレンジ
チャレンジ

でも、現実は、まだここまで

大丈夫かな⁇

父の今

2週間ぶりに会う父は、
一回り小さくなっていた。

いつもの、TVの前の椅子に、
沈んで隠れてしまう程だった。

眉間にしわを寄せ、弱々しく、辛そうに息をする。

寝ているのか？、目をつむっているだけなのか？
1日のほとんどを、そうしている。

それでも、体調は入院前より、良くなっているように見えるが、
決して元気ではない。

やせ細った身体や手に、
アンバランスに腫れ上がった両足の甲

2週間前よりひどくなっている。

食欲もない。
食べたくないのに、無理に食べようとしている姿が、痛々しい。

残されると、私が作った料理が不味いのか…と、落ち込んでしまい、

何作れば、喜んで食べてくれるのだろうか？…

もともと、料理のレパートリーが少ない私は、

高齢者の食事に、悩んでしまう。

今は、訪問看護師さんに、週2回来てもらっている。

しんどそうにしていても、看護師さんには愛想良く答えているが、
その表情も口数も、やはり、毎回少なくなっている。

今日の体温、36．7度
酸素量、93％
脈拍、71
血圧、108／50
まあまあ良好

食事のことを相談すると、
栄養補助剤の使用を提案してくれた。

食べたくないのに、無理に食べようとすることだけでも、ストレスになる…と。

わずか125mlで200Calが摂取できる。



これしか取れなくなるのも困るが、
体力が落ちないように、
食欲のない時には使用することにした。

昼過ぎから、教えてもらった補助食品を買うために、
自転車で薬局に走って行った。

1年前の父に戻って欲しいと、願うのは無理でも
2〜3ヶ月前の父に、戻って欲しい…と、

漕ぐペダルに、力が入った。