今年の染色すなご会展は、25日で終わった。
今年は、チャリティーバザーの売り上げも少なかった。
もともと売る作品を、多くは出してなかったのだが・・・。
それにしても、年々入場者も売り上げも少なくなっている。
町には、安価な既製服が大量に氾濫していて、簡単に買えてしまう時代になった。
手を掛け、時間を掛けた手作り作品には、興味が無くなったのだろうか?
単に不景気だけだとは、思えないのだが・・・・・。
私が子供の頃は、運動会で1等はノートと鉛筆
2等はノート、3等は鉛筆の賞品がもらえた。
今は1等、2等、3等の順位を付けないようだ。
みんな同じは、差別を失くす教育のようだが、
個性まで失くす事にはならないか?
そんな教育を受けた子供たちは、大人になり、人と違う事を恐れ、
みんなと同じに安心しているが、
どこを見ても、似たような恰好をした人が増え、
群れて行動する動物のように見えて、
私は、その方に違和感を覚える。
手作りのオンリーワンも、自分らしさも、必要とされなくなったのなら、
手作りの楽しさを伝えたい。
安価な既製服が悪いとは言わないが、
少し手を加えるだけで、自分らしさをアレンジ出来る。
裾だけ染めて、今、流行のバイカラーに。
ステンシルで、ワンポイントを付けるだけでも。
思っているより簡単に自分らしさが演出出来るのだから、
来年は、みんな同じの群れから脱出して、個性的にいきませんか?
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