きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

11月の100円映画会

2017-11-16 12:16:39 | 映画
11月の映画は、
山田洋次監督の、2017年5月27日公開の
「家族はつらいよ2」

5月に見た「家族はつらいよ」の続編だ。

「家族はつらいよ」では、結婚50年の熟年夫婦の離婚騒動が描かれていた。

「家族つらいよ2」では、その数年後の平田家

最近、問題になっている、高齢者の危険運転や、無縁社会の
重たいテーマーが、コミカルに描かれている。

橋爪功演じる周造は、
マイカーを運転して外出することを、
ささやかな楽しみにしていたが、

車に凹みや傷が目立ち始める。

それを心配した平田家の家族は、
周造に運転を止めて貰おうと、画策するが、

頑固オヤジの周造は激怒する。

わかる!わかる!

今年1月まで、父を介護し、
自分も周造の方に歳が近いので、
どちらかと言えば、
心配の余り、楽しみを奪おうとする家族より、
周造の見方をしながら見ていた。


そんなある日、
お気に入りの、居酒屋の女将(風吹ジュン)を乗せ、
ドライブを楽しんでいた途中に、

高校時代の同級生、丸山吟平(小林稔侍)と、
偶然、40年ぶりに再会…するも、

訳ありそうな、丸山の姿が気に掛かった。

丸山は、妻子と離婚し、ボロアパートで侘しい一人暮らしをしていた。

数日後、丸山を励まそうと、友人を集め飲み会が開かれ、
懐かしい話で盛り上がり、

子供の頃から「最後の晩餐は銀杏がいい」と言うほどの銀杏好きの
丸山は、
出された銀杏を上手そうに頬張り、
楽しそうに、酒に溺れていった。

その夜、周造の家に泊まった丸山は、
「楽しかった〜」と、しんみり呟く…。

翌朝、丸山は、周造の横で息を引き取っていた。

救急車や、パトカーが来て、
平田家は、大騒動に…。

刑事役で、劇団ひとりさんが、ゲスト出演している。

訳あり、遺体を引き取ってくれる身寄りもない丸山は、
市の福祉課に引き取られ、
見送る人もなく火葬されると聞いた周造は、心を痛める。

最後は、平田家全員で、見送り火葬が始まるが…

1月に父を亡くし、
忘れられないシーンに、
涙、涙、涙

大笑いし、大泣きし…

山田洋次監督の作品は、
見終えた後に、
よかった〜〜と、心に余韻を残してくれる。


家族には、色々問題があるから、
話のネタは尽きないだろう。

『男はつらいよ』のように、シリーズ化をしてほしい。

次が、早く見たい‼️と、思える映画だった。








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