季節が遅れに気づいたかのように、
(縫製完了!)
(色止め)
秋は急に近づいてきた。🍂
朝散歩の時の空気の冷たさや
空の色、
そして、黄色味掛かってきた木々の葉の色に、
やっとやって来た秋を見つけて、
ホッとした。
朝散歩の時のお供の冷たい麦茶は、
ホットコーヒーに変わった。☕️
今年1月に亡くなった佐竹先生のアトリエの片付けにお邪魔したのは、4月だった。
その時、先生が生前に染められていたエコバッグを見つけ、
いただいて帰って来た。
折り畳んでアルコールで染める技法は、
先生のオリジナルな技法。
綺麗な色で染められていた。
それを再現することにした。
使われていたエコバッグは、市販のものらしいが、
どこで買ったのかもわからないので、
同じものを手作りする事にした。
サイズをきちんと測り、
製図して…。
簡単なように見えたが、
いざ縫う段階になってみてると、
ここから縫って…ここは先にステッチ…か?
まるでパズルを合わすように…???
縫う順番を間違えると、合わなくなってくる。
何度も頭の中でシミュレーションして、
始めた。
(縫製完了!)
生地の段階で染めた方が良さそうだが、
本体と持ち手の模様が繋がるようにするには、
縫ってから染めないと出来ない。
そこは、こだわり!
先生はアルコールを使って染めているが、
一枚染めるのに、ほぼ一本のアルコールが必要になる。
それでは、コストが上がるので…
私はリアック染料の
ダッシュソーダ固着法で染める事にした。
リアック染料を溶かした染液の
10%のダッシュソーダをくわえて、
折り畳んでエコバッグを、
5分以内に染める。
(折り畳み)
(5分以内に染める)
その後、空気に触れないよビニール包み20分置く。
(色止め)
そして、湯洗い、色止め…の工程で仕上げる。
先生の形見のエコバッグ、
再現出来たよ!
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