雨続きの二日間
宮水学園の一大イベントの学園祭は、
21日がリハーサルで、22日が本番だった。
学園の、教養コースや選択コースの8コースと、20の自主グループが、
日頃の学習成果を発表した。
展示会場には、絵画、書道、俳句、手芸、園芸などの
力作が並べられていて、
私達の宮水ウオークも、日頃の活動を写真やビデオで紹介した。
舞台の部は、12時から、
西宮市消防音楽隊の演奏で幕が上がり、
学長の市長さんの挨拶で始まった。
プログラムは18
斉唱や合唱の他、
オカリナ演奏や
ハーモニカ演奏、
マジック、
社交ダンス
太極拳や民舞などなど…と多彩。
どの出演コースもグループも、
今年は衣装を統一したり、
演出に凝ったり…と、素晴らしパフォーマンスを披露してくれた。
芸術コースは、合唱とシェーカーやカスタネットの楽器演奏で5番目に舞台に上がった。
コーヒールンバと恋のバカンスに演奏曲が決まってからの約10ヶ月。
講座の後に居残り練習を重ねて来た。
なかなかうまく合わず…
指導する方も教わる方も、
真剣に取り組み努力して来た10ヶ月、
かなりの練習量も時間も費やして来た
…のに、
本番では、たった3分
あまりにもあっけなく終わった。
終わってしまった!…
ホッとすると同時に、
もうみんなと練習することも無いのだ…と、
思うと、
心に大きな空虚感を覚えた。
フィナーレは、学園祭の実行委員やスタッさんも舞台に上がり、
エンディング曲の「昴」を、
会場のみんなと合唱して、幕を下ろした。
学園の受講生の最高年齢は95歳、
平均年齢は77歳…
でも、いつも受講生とご一緒させてもらっていると、
年齢なんて関係ない…
年齢は、老いを数えるものではない…
と教えられる。
得意のドラム🥁やギター🎸を披露する姿や、
少し腰が曲がっても、細いヒールを履いて踊る姿は💃、カッコよかった。
そして、
カッコよく老いて行く…が、私の目標になった。