きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

懐かしい小学校

2019-01-04 14:05:28 | 田舎日記
正月も4日

退屈し始めた孫を連れて、
散歩に出た。

外は、冷たいが、
日差しは暖かかった。

田舎は、
都会以上に、車社会。
車がないと、どこにも行けない。

散歩に行こう…と、誘い出したものの、
歩いて行けるところも、
そうたくさんない。

歩きながら、
小学校に行こう…と、思い付き、
孫を連れて歩き出した。

あら?
道を間違えた!

今の父の家は、私が結婚して家を出てから、
建てた家。

その前、私が高校、会社勤めしていた頃の家は、
父と母が最初に建てた家だった。

中学校の頃は、
父と母が、中古で買った一戸建ての家に住んでいた。

それ以前は、借家住まい、
幼稚園前の幼少の頃の家、

そして、小学校の頃の家、

同じ町だが、なんども引越しをしている。

小学校を卒業してから、
58年が経っている。

小学校は今も同じ場所にあるのに、

あの当時、住んでいた家が違うので、
通った道が違っていて、
あらあら?
道間違えた?????…って、事になった。

小学校の入り口に、
大きな池があり、
ここでよくタニシを釣ったよ。

そして、焼いて食べたけど…

今見る池は、すごく汚くて…

よくこんな池のタニシを食べたわ…
あの頃は、なんでも食べた。
蜂の子も、桑の実も食べたよ。
そんな時代だった…


懐かしい…
右のヘェンスの下が池


門から見る校庭…
今見ても、広いね。


校庭のケヤキの木

小学生の時から、大きな木だった。

まだ、ここに立っていた。
感激!すごく懐かしい!

夏は、大きな木陰を作ってくれ、
この木の下で、よく遊んだよ。


校舎はすっかり、綺麗になっている。
昔は、木造の平屋の校舎が、
横に3棟並んでいた。


校舎の玄関、
入口のソテツの木、
今も昔のまま…

ここに、二宮金次郎の銅像があったけど…

変わってしまった風景と、
変わらないままの風景…

もっと、もっと、
懐かしい昔に浸っていたかったのに、

シーンとした広い学校に、ビビったのか?

早く帰ろう…って、孫に急かされて、

後ろ髪を引かれながら、家路にと引き返した。

卒業して、初めて、足を踏み入れた小学校は、
タイムカプセルのように、
小学生の自分に会わせてくれた。

そして、小さな私に言いたいよ。

私、頑張って生きてきたよ…。
















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