切られた街路樹の銀杏

朝、ベランダに出て…アレッ‼️

いつもの景色とは、明らかに何かが違うのを感じた。

街路樹の銀杏の黄色が無い‼️


エ〜〜ッ

昨日の朝には、確かに鮮やかな黄色は有った。


どうした？？？ どうなった？？？

1晩で散ってしまったのか？？？

数日、異常な寒さが続いたせいか？？？

大切なものを、無くしてしまったかのように、
私は落胆した。


下に降りて、銀杏の木の下まで来て…
やっと分かった。

葉が落ちたのではなく、
銀杏の枝が、切られていた。

剪定？？？

でも、もう少し、後にして欲しかったよ。

キレイな銀杏の黄葉を、楽しみにしていた人は、
私以外にも、居たはずだろうに…

自然を愛しむ…とか、楽しむ…とか、
そんな事には無関心で、
仕事熱心な作業員によって、

街路樹の銀杏の葉は、無残にも、切り落とされてしまった。

目に入る景色から、色彩がなくなり、
灰色の世界が広がると、
余計に、寒々しく感じられる。

向こうで、道に落ちた紅葉を、掃き集めている人が居た。

落ちてしまえば、ゴミ？？？

足元の、数枚を拾って帰り
テーブルに並べた。