孫が教えてくれた おにぎり丸！

昨日、息子が二人の孫を連れて来た。

今日から15日間、8歳と6歳になる孫を預かる。

洗面台に小さな歯ブラシと、孫のおもちゃ

昨年の夏は20日、同じように二人の孫を預かった。

孫達も1年経つと、ずいぶん成長し、聞き分けが良くなり、
昨年のように、手が掛からなくなっている。


父の介護をしなくなってからは、
料理と言えそうな物は、ほとんど作らなくなっていたが、

孫の為なら…と張り切って手料理を準備した。

昨夜は生姜焼き

「おばあちゃんのご飯久し振り！美味しいね！」
6歳でも、気を使うのか？…嬉しいことを言ってくれる。

「おばあちゃんも、一人で食べても、美味しくないけど、
みんなで食べると、やっぱり美味しいわ」

いつもは麺類やパンで済ませるのだが、
久し振りに、私もご飯を頂いた。

「おばあちゃん 明日はハンバーグにして！」
「いいよ！」

「そして、お昼はカレーのおにぎりにして！」
「カレー味のおにぎり？？？」

孫の説明では、

おにぎり丸…と言う冷凍食品があって、
ラップを敷いた上に、ご飯を広げ、
真ん中に、凍ったままのおにぎり丸を乗せ、
ご飯で包み込んで、おにぎりにするのだそうだ。

「ヘェ〜〜‼︎ それで、後からチンするの⁇」

「違うよ！ そのまま食べるんだよ」

「ヘェ〜〜‼︎ 凍っているんでしょう⁇」

「うん！ でも美味しいよ」

孫は、何も知らないおばあちゃんに、上手に説明ができ、
誇らしげな顔をした。

「それなら、明日買いに行きましょう！」
「おばあちゃん、忘れないように、紙に書いておいてよ」
「ハイハイ」

今日、10時にショッピングセンターが開くのを待って、
おにぎり丸…とかを買いに出掛けた。

保冷袋を持って行ったのだが、
帰りに孫達が、噴水広場に寄り道をした為、
少し解けてしまった様で…

ご飯からカレーがはみ出し、上手におにぎりが出来なかったが、
孫が教えてくれたおにぎり丸を、初めて食べた。

味はなかなか、いい味だった。


最近冷凍食品を買わなくなったので、
新発売の商品に、疎くなった。

歳をとると、
自分の興味の幅が狭くなる。

それ以外に無関心になると、

少しずつ、世間からズレ始めるのだと、感じた。