三島の桜

　今日は暖かくなりました。
　東京は、桜が満開だそうですが、こっちはまだまだ空気が冷たくて、ようやく染井吉野が咲き始めました。
　これからこれから

　というわけで、三嶋大社の桜です。
　大島桜っぽいんですが、境内の参道沿いにある染井吉野と同じ位の咲きっぷりの大島桜によく似た桜だから、これが三島桜かっ！
　と、狙ってみましたが。
　今ひとつ確信が

　はい、三島桜、という桜の品種があるそうです。
　三島にある国立遺伝研究所で、染井吉野の研究中に生まれた桜です。
　４月２日は、桜の名所でもある研究所の一般公開だったそうですが、今年は中止に。
　今頃どんどこ咲いてますね。
　研究所の皆さんに愛でられてください。
　染井吉野は、大島桜と江戸彼岸の自然交配で生まれた、と解き明かしたのが、遺伝研の竹中博士なのだそうです。
　でも現在は、遺伝研には桜の研究者がいないとのこと。
　日本人には、とても身近な樹木なのに、ちょっと寂しいですね。
　もっとも桜は突然変異が得意？らしいので、研究にかなり骨が折れそうですねえ。

　で、三島桜ですが、三島へ足を運べばいつでも見ることができます。
　側溝の蓋にあしらわれていました。
　
　これは駅前で撮影。
　町の皆さんに愛されてますよねえ。