徒然なるまままに

展覧会の感想や旅先のことを書いてます。

MOA美術館 陶磁器の優品

2007-10-25 | 陶磁器
MOA美術館の陶磁器の優品
MOA美術館 併設展示作品
2007年10月24日まで(?)

展示室7から展示室10には、日本、中国の陶磁器の名品が並んでいた。

展示室7
  • 国宝 色絵藤花文茶壺 野々村仁清 江戸時代 17世紀

  • 色絵熨斗香合 野々村仁清 江戸時代 17世紀;優美な色絵。
  • 白濁釉八角下蕪花生 野々村仁清 江戸時代 17世紀
  • 色絵龍田川文四方茶碗 野々村仁清 江戸時代 17世紀
  • 銹絵山家文茶碗 尾形乾山 江戸時代 18世紀
  • 重美 色絵桜楓文鉢 仁阿弥道八 江戸時代19世紀

  • 黒楽茶碗 銘 あやめ 長次郎 桃山時代 16世紀;千宗旦所持箱書、天正15年(1587)、千利休が茶会でもちいる。
  • 灰被天目茶碗 秋葉天目   中国 宋~元時代 13~14世紀 ;伊達家伝来。
  • 御所丸茶碗   朝鮮時代 17世紀 ;轆轤成型した茶碗を生乾きのとき沓形に変形させたフォルム。純白に近い磁質。透明の白釉、刷毛目。

  • 褐釉肩衝茶入 渋紙手 瀬戸 銘山桜   桃山時代 16世紀
  • 絵唐津鉢 銘百万石   桃山時代 16世紀後期
    等のほか美濃などが並ぶ、

    このあと、伊万里、鍋島。

    展示室8、10
    景徳鎮窯の優品が並ぶ。時間がなくてじっくりと拝見できなかったが、青磁の2点と琺瑯の2点は心に残った。祥瑞の蜜柑水指は、どこでみてもフォルムが美しい。青磁大壺は、ほんとうに大壷。日本の床の間には大きすぎなのか、日本には鑑賞陶器として伝来したのでしょう。粉彩、夾彩は、雍正、乾隆年間の派手な色合いはもちろん、表面に浮彫りされた文様が見事だった。

  • 青花蜜柑水指 祥瑞  景徳鎮窯 中国 明時代末期 17世紀
  • 青磁大壺 郊壇官窯 中国 南宋時代 12~13世紀
  • 粉彩団龍文瓶  景徳鎮窯 中国 清時代 雍正年間(1723~35)
  • 夾彩花唐草文管耳瓶  景徳鎮窯 中国 清時代 乾隆年間(1736~95)

    (10月16日)

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