虹の翼(つばさ)〜多次元へと羽ばたく

タロット&数秘、
直感ワーク

愛と気づきに満ちた世界は、笑いがいっぱいの世界♪

バイロン・ケイティの「ワーク」~♪

2014-08-04 | 瞑想・気づきがもたらす変容

バイロン・ケイティを知ったのは、10年ほど前のこと、

オーラソーマでカウンセリングスキルを教えているラハシャが絶賛していた。

彼女の「ワーク」は、私たちのすべての痛み、苦しみは、状況そのものが作り出すのではなくって、私たちの「解釈」なんだってことに気づかせてくれる、パワフルなメソッドなのです。

 

ケイティは80年代半ばに、長いことウツに苦しんでいた挙句、突然目覚めた。

この辺は、エックハルト・トールみたいだねー

ある朝、足にゴキブリが這っているのを見たとたん、「覚醒」したといいます。

 

その瞬間、彼女は、自分は人生のどん底にいたと思い込んでたけど、その思考やら思い込みが一気に消えて、

と同時に、自分も消えたという。

 
 
「私がいなければ、問題はない」 

と、古今東西のあらゆるマスターたちは言っていますが、

ケイティの場合、その「思考が無効になるプロセス」が、おのずから「ワーク」という形に結晶化したということです。

 

当時は、まだ日本語で読めるものがなかったので、彼女のHPにあった短いバージョンの「ワーク」の紹介文を翻訳して、私の昔のHPで紹介していました。

その後、その翻訳が彼女のHPに載せられることに・・・ってことがあったなと、つい最近思い出しました

 

実はそれ以降、ほかの事にいろいろと夢中になって、「ワーク」のことはすっかり頭の片隅に追いやられていたのです~

それが、今年になって急に「第2のブーム?」がやってきて、がぜん興味が湧いて、

毎日のように「You Tube」を見たあげく、

彼女が生きているうちに、ぜひ一度は会ってみたいと思い、先月、マンガラのお墓参りと合わせて、ロンドンでのワンデイワークショップにめでたく参加する運びとなったのでした。。。

 

Facebookにも書きましたが、この写真のケイティは、ワークショップの前日に行われたブックイベントの時のもの。

こじんまりした3、40人ほどの会で、初めて身近に触れた彼女の、少女のように繊細で無垢でOpenなエネルギーに、ただただ感動でした。

(感動しすぎて、こんな写真しかありませんが・・・)

 

そしてワークショップ当日、各国から集まった参加者800人あまりの人たちがまずいっせいに「ワーク」をするところから始まりました。

その後で、参加者の人たちからの質問を、一つ一つ丁寧に聴いていきます。

彼女のワークは、いつもこんな形。

質問がなければ、彼女はただ黙って微笑んでいる、そんな感じなのです。

(すっかり夢中になってしまって、この日の写真は一枚もありませんが・・・)

 

ステージには椅子が二つ置かれていて、ケイティは質問者のなかでもとくに「ワーク」がうまくいかなくって格闘している人を見つけると、その椅子に招き、一緒に座って、「ワーク」が始まります。

暗いつらい現実の体験が本人の口から語られて、

ケイティはそれに、変わらぬ静けさと、あふれるような愛とともに向き合っていく。

そのなかには、日本人の私にはあまりなじみのない人種の問題や、性的虐待の体験も。

 

そして、どんな人がそこに座ろうと、それは私自身のこと、他人事ではないのです。

 

マインド(思考)って、人の数だけあるように見えるけど、それは表面的な話で、

喜んだり、悲しんだり、苦しんだり、人種や性別が違ったって、私たちの感じ方っておんなじなんだ。

 

だから、私たちもみんな、2人のやりとりに共感し、笑い、悲しみと感動の涙を流す・・・

 

っていっても、気づきのワークだからね、つらかったねー、なんてひどい目にあったの、かわいそうに・・・っていう、そういう共感ではないのです。

話されている出来事の、そのとてもつらい、暗い出来事のなかに隠れている祝福と光を見出していく。

それも、その人自身が見出していく、それが「ワーク」なのです。

 

ケイティの臨在がパワフルな触媒のように働く、それは間違いない。 

そのプロセスは、ほんとうに魔法のようだったりする。

ぼろぼろ泣いていた人が、最後には大笑いしていたりもするから・・・

 

ただただ愛があふれている・・・

それは、誰の専売特許でもない愛・・・

 

ジャッジのない、広々としたスペースとともに、プロセスを見守る。

そのなかで、私たちもまた、かけがえのないものを思い出していく。

 

この、ともにある時間は、祝福だよー

言葉にはなかなかならないけど。

 

ケイティは、「ワーク」は瞑想なんだよと言っている。

ほんとうにそうだなと思う。

 

OSHOのアクティブ瞑想とかをして、瞑想のスペースの感触をつかんでから、「ワーク」をしてみると、とってもいいんじゃないかと思うよ。

もちろん、ナシでもすっと行っちゃうこともあるし。

 

どっちにしても、理解が本当に起きると、すっと軽くなって楽になるから、それと分かる。

腑に落ちるってヤツですね。

 

興味があれば、試してみてね。

 

バイロン・ケイティのワークHP(日本語)

ワークが自分でできるシート、無料でダウンロードできます(pdfファイル)。

 


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1 コメント

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ザ・ワークについて (藤原珠美)
2015-07-20 14:41:05
初めまして。ザ・ワーク公認ファシリテーターの藤原珠美です。

私のプロファイルは、ケイティのサイトでご覧いただけます。

ワークについてのブログ読ませていただきました。ワークに関するブログを読むのがうれしいです。アメリカやヨーロッパに比べ、ワークの日本市場はとても小さいと思います。

最近、ケイティの公認ファシリテーター教育機関を卒業した吉田あきさんと2人で、9月26日、27日に東京で「自分らしさを取り戻す」ワークショップを開催します。ジャッジメントワークシートの書き方から、ワークの仕方までを初日の午前中に説明させていただき、残りの1.5日は、「自分らしさ」とは何なのか、「自分らしさ」をどこで失ってしまったのか、どうやって「自分らしさ」取り戻せるのか、をテーマに、ワークを通じて自己認識を高めていくことに焦点を置いたワークショップです。お時間があればぜひご参加ください。

ワークショップの詳しい内容は.ベスト・フレンド・オブ・マインド・サイトのイベントページをご覧ください。

これからワークを日本に広めていくことに力を入れていくつもりです。どうぞ、その動きに参加してください。

いつかお会いできる日を楽しみにしております。

藤原珠美
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