なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

高みの見物

2008-11-16 15:49:12 | Weblog
 たぶん本来の意味とは違うでしょう。
  ネットでの観戦と言うのはどちらが勝ったとしても観戦者に利と言うものがあるわけでは無いのですから「漁夫の利」的なところは全く無い。
 それでも対局している局面を見ていると、両対局者がもしかしたら気が付いていないかも知れない所に目が行ったり、あるいは観戦者が熱心に読んでいたところが戦いの本線みたいなところ出ないことが分かったりするので為になるし面白いと感じます。
 そこのところは観戦者の偏りみたいなところがあるので面白い。
  実際に対局している人は戦局の全体の形勢が肝心なわけですから、大きいところからものを見るでしょう。
 でも、観戦者はややもすると部分的な手所に気持ちがひきつけられるところがあります。
 盤上に現れなかった手を問題にしたり・・・
  観戦者にとっては手順を尽くして手段があるところを何故実行しなかったのかが疑問なわけです。
 対局者本人が気がつかなかったのか、あるいは部分的な成功が必ずしも全体の形成と一致しないために手段を放棄したのか、一方は気が付いていたのかあるいは両者とも隠された手段があることに気がつかないで戦いが進行していたのか・・・観戦者が気を揉んだり、妙に感心したり面白いものです。
 まさに傍目八目であり”対局者が一番読んでいる”こともあります。

 ところで、ここ1週間くらい打っていない。
 仕事で妙に疲れているような気もするし、ネットに接続して同じくらいの点数の人とタイミングが合わなかったり、まあ偶然でもありますが、何となく誰かが来るまで待ってでも打ちたいと言うような気力もイマイチ足りないような気もします。
 それに観戦には観戦の楽しさもあるわけで、ついつい気が楽な方の観戦ばかりになっています。

 ところで先週わが好敵手のMさんと打っていた人が今日は別の人と打っています。
 あの時は9連勝中で、Mさんの2子局で負けて9勝1敗。
 今日見ると戦績は22勝10敗・・・だいたいこのあたりで落ち着くのでしょうか?、やはり強い人らしい。
 それに在住県は北海道。
  私の感覚では北海道の人は強い人が多いですね。
 まあ、相性みたいな点で言っても、東京・大阪・神奈川・埼玉・北海道の人は手ごわい感じがしています・・・マアあまり根拠がないのかも知れませんが・・・反対に相性の良い県が無いのですからやはり根拠に乏しいのかも。
 ところでその方は名前からして女性のようです。
  名前と県だけで年齢はわかるわけがないのですが、何となく自分よりやや上のような気がしてしまうのです。
 それは私が5人兄弟の末っ子で、上に姉が3人もいるような関係からか、女子と言えば姉に甘えて頼って成長してきたせいか・・・
 ともかく先番で打てるような点数で出会ったらぜひ教えて貰いたいと思いました。