なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

ナンキンハゼの紅葉が始まりました

2008-11-06 17:56:17 | Weblog
 この時期にナンキンハゼの紅葉について書くのは3年連続です。
  しつこい感じもしますが、何といっても自転車通勤のうちの3分の2以上の道路の街路樹です。
 通勤はおよそ6.5kmくらいだと思いますが、そのうちの直線4km以上がこの木が植えられている歩道を走るのです。
 この木が好きなんです。
  ネーミングが・・・例えばアサガオに対してチョウセンアサガオみたいに、少し本物とは違うぞと言うような名前の付け方、ハゼ(櫨)に対してナンキンハゼハゼ・・・二流と言うか似非と言うか、そういうイメージが好きなんです。
 本物ではないけれどドッコイ生きているというような。
  マア名前を付けたのは人間ですから、勝手な解釈ではある。
 ともかくナンキンハゼハゼも小さな実をつけて、それで蝋はとれるらしい…品質は良くないらしいけれど。
 そんな事でナンキンハゼなんでしょう。
 もっともハゼの方は、この時期山で真っ赤に紅葉するはずなんですが、仮に紅葉していない時期ならば区別が怪しい。
 と言うことは、ハゼとかウルシとか、かぶれて痒くならなければ気がつかないかもしれません。
 つまり本家のハゼは知らないけれどナンキンハゼの木の下を毎日走っています。

 今日の午後は温かだったのですが、今朝がたまでは冷え込んでいたので一気にナンキンハゼの紅葉が進みました。
 まあ、全体の2割以下ではありますが、木によっては黄色・橙・黄緑みたいに色がついた葉っぱが風にヒラヒラ揺れています。
 これがもう少し進んで50%くらいになると最高。
  この道路・直線で4kmくらいの片側の歩道は全部ナンキンハゼ。
 それが油絵の点描みたいに輝いて、風に揺れて。
  歩道に散った落ち葉が気になるにはどうでしょうか・・・でも私は全く気にならないし、それにもうすぐポップコーンみたいな白い粒の実がなって、時に歩道に落ちてきます。
 それを自転車のタイヤで踏むと「プチプチ」という音がします。
  これが何となく楽しいのです。
 梱包材をつぶして音を立てるのもなんだか楽しいのと同じ心理でしょうか。
  
 この道路は毎年国際駅伝のコースでもありますが、11月23日にはこういう絵みたいな紅葉は終わっているでしょうから、TVには映らないでしょう。
  ともかく点描画みたいな紅葉が始まりました。