なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

ひとのふりみて!?

2008-11-10 17:47:11 | Weblog
 ここ2,3日対局はしていませんが、観戦はしています。
  早い時間に眠ってしまい、表を新聞配達の人があ知りまわる気配で目が覚めるような生活です。
 睡眠時間はマアマア辻褄が合っていますが、周囲との生活のリズムに多少ズレができていて、ネット対局では相手を探すのが困難です。
  パンダなどでは地球の裏側の人とか経度で120度くらいの差がある国の人ならかえって都合が良いかも知れませんが、私は今国内中心の参加者のネットなのでやはり普通の生活時間帯というか常識的な時間と言うものがあります。
 それでも高齢者?や、リタイアした人の参加者が多いと見えて深夜2時くらいまで、早朝は5時くらいからは相手を見つけられる。
  つまり3時、4時は最も人通りの少ない時間と言うわけです。
  勿論皆無と言うわけではないのですが、希望する対局条件の相手を見つけにくい時間帯と言うことです。

 さて、早朝にネットに入場すると既に何組も対局中でした。
  目が覚めたと言っても、頭も体も完全に目が覚めていないので、相手を見つけて即対局は非常に危険な行為です。
 こういう場合は1,2局観戦することで頭を目覚めさせて、適当に塊をほぐして囲碁モードにしなくてはいけないのです。
 丁度、好敵手?のMさんが対局中だったので、早速観戦をしました。
  相手は相当強い人・・・Mさんは2子置いての対局です。
 Mさんはかなりいろいろな人と打ちますが、置かせる碁とか置く碁は見たことがありません・・・早朝なので相手を選べる範囲が少なかったのでしょう。

 私は置き碁で2子は難しいと思っていますので、2子局の観戦は参考になりそう
  自分が打てばきっと同じなのでしょうが、Mさんの碁も参考になる・・・反面教師と言う意味で。
 進行につれて確実に地が減っていく・・・いや白地になりそうなゾーンは増えていくのだけれど、黒地は増えるどころか既得権も削られていく。
 攻める方がよさそうな場面でなぜか自分の陣営の手入れに回る・・・
  A方面を攻めるのに先行してB方面の打診をすべきなのに、ストレートにAを決めに行って破綻をきたす・・・
 例えば、私が2子置かせて打った碁で勝つ時のパターンが繰り広げられている。
  Mさんは私とほぼ同じくらいの棋力だから、私が2子置いて打つと同じ失敗をするのであろう・・・起こり得る場面を見せられたような気がする。
 見るのと打つのでは大違いだろうし、これも”傍目”の部類だろう。
  こういうMさんが、互い先に戻ると別人になったかのように私などには猛威をふるうのだから困ったものです。
 それに今彼は私より点数を下げている・・・次に私と対局する時は「上昇のきっかけに丁度良い」と思うことだろう・・・それはイヤ。