なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

これは気持ちの持ちよう

2010-05-31 00:01:23 | Weblog
 先日来毎晩見ていた世界卓球は素晴らしい試合の連続でした。
  ただ、毎回この種の放送で感じるのはTV局側のショウアップの仕方・・・これは「臭過ぎ」気持ちが悪くなる。
 しかも毎晩同じ映像を1週間は我慢する羽目になる・・・きっと「文句があるなら見るな」という提供側の言い分なんでしょう。
  私としては試合の内容を忠実に放送してくれれば好い、余計な解説はいらない・・・それなのに過剰サービスの放送が当り前で、もしかして、世の中こういう見方・感じ方が多数派なのかあるいは、こういうバカみたいな表現をしないとマスコミ界ではやっていけないのかも知れないのか知れないが、かなりの押しつけです。
 あるいはJRの駅のホームで「白線の内側に下がってお待ちください」と言うアナス・・・あれは未就学児童扱いに聞こえる。
  それとも「これはこれ」みたいに聞き流して黙って見ているのが日本人的なんだろうか?
 いかにも身内ネタや内面暴露、持ち上げネタで選手本人も居心地が悪いと思うのだけど、想像ではTV局の要請にスポーツの協会側が応じている形でしょうね・・・放映料=協力金と言う、札束で引っ叩いてでも視聴率を上げたいと言う露骨な感じがミエミエで気分が悪い。
  選手本人にも「協力せざるを得ないプレッシャー」と言う感じだろうか?、あるいは・・・本当にアレが本音の世界?(一応世界で通用する一流選手の心の内側は凡人には窺い知れない)
 マア、そこのところを我慢しないと放送を見られないので我慢しているのだけれど・・・もしかしたらそうしているうちに洗脳されてしまうのかも。

 選手のトレーンング方法とかメンタル面でのケアなど、例えば「求道者」とか「スナイパー」だとか・・・分かりやすく説明してくれているつもりなのかもしれないけれど、余りのデフォルメで実は少しずつ意味がずれて行くような気がします。
 あるいは何をやっても中途半端な私などの理解を越えた世界を表現しているので、私には理解できないだけなのかも知れない。
 そういう意味では、何にせよ本人の口で表現しないと信頼は無いから、TV局の放送では軽薄さには辟易とします。
 これは世界陸上とか水泳も同じでI原さんあなたもですか・・・であり12チャンもマスコミに違いないと確認。
  盛り上げたいという気持ちはわからないでも無いけれど、視聴者を馬鹿にしていると言うか甘く見ている感じだし、、、どうせ放送に送り出したものしか受信できないという開き直りを感じます。

 ザルのネット碁の世界では、プロとは違うのですから当然求道者みたいな精神性は求められていません。
 そういうものは反って必要無い・・・そういう仲間が居れば敬意は払うけれど必要不可欠でも無い。
  基本的には楽しければ好いのであって、問題はどういう事に楽しさを感じるかと言う事。
 勿論負けてばかりでは楽しくないから自分で満足できる程度には強くなりたいわけです。
  それでこの「強く」の中に技術的な事、対外的なマナーも含めた気持ちの持ちようなども入って来るでしょう。

 負けてばかりでは面白くないだろうし、逆に勝ち負けに拘り過ぎるようでは面白さを理解できないでしょう・・・面白さが理解できないから勝ち負けに拘るのかも知れませんが。
  ところで、アマの碁ですからその時の気持ちの状態が無いように大きな影響があると想像できます。
  例えば負け始めると、何をやっても上手くいかない。
   せっかく善戦しているのに肝心の寄せで台無しにするようなミスをしたりします・・・だから連敗する。
  それでいてギャンブルでも無いのに次こそ負けを取り返そうと言う焦り、続いて打ちたいと言う気持ちで連戦しますから連敗に歯止めが利かなくなる。
 まさにどこかでブレーキをかけなければいけない・・・最も効果があるのは「打たなければ負けない」状態にしてオーバーヒートのラジエターを冷まさないといけない。
 これはもう棋力とかの問題では無くてメンタルの問題が大きく左右していそうです。
  そういう状況で最近マイナス10点に落ち込み、そしてそこからプラス15点。
  今度は何をやっても上手く行くかのような盆と正月が一度に来たような景気で、この間半目勝ちが2局もある。
 それにいつもですとやっつけられている上手にも善戦して勝ててしまう。
  「勉強だと思って勝ち負けなどを気にしないで、自分の判断を信じて打ってみよう・・・」と言う気持ちに素直に成れる。
 こういう状況が「無欲の勝利」なんだろうか?
  尤も「勝利を目指して」の「無欲の勝利」は変だから、結果から見ての話。
 要するに何も考えない方が好いらしい・・・それではあれこれ考える事を楽しみにしている事と矛盾する部分もありそうで困る。
  もしそうなら少し理解できる事もある。
 「強い人は黙って囲碁に専念している」ようです、、、
 
 
 
 
 

食いしん坊のグルメ

2010-05-30 01:07:13 | Weblog
 有る時テレビを見ていたら、何かをつまみながらお酒を飲むところ・・・テーブルの上の大きなお皿に何やら載っています。
 それはアメリカザリガニの塩茹ででした。
  尻尾の部分をむしって、固い殻をむいて尻尾の身を食べます。
 映像ではシンプルにそのまま食べていたけれど、醤油をつけたりマスタードをつけても美味しい筈です。
 あるいは片栗粉みたいな粉をはたいてガーリック風味で油炒めも好いかも知れません。
  何故そういうイメージを持つかのかと言うと、子供時代に食べた事があるから分かるのです。
 川の傍の町でしたし、町内には貯木池があり近所には田んぼがあり水路にはザリガニなどはたくさんいました。
 食べる目的で捕まえるわけではありませんが、おやつ代わりになると思っていまして・・・怖いのは寄生虫ですが、マアこの辺りにはいないだろうと言う事で試してみました。
 庭に七輪を持ち出して、大きな鍋で塩茹でにしました。
  味はまずまず、と言うより美味しいと思いました。
  難点は体に比べて身が小さいくらい、後は食習慣が無いので何処となく抵抗感があるだけでしょう。
 ともかくそういう体験があるのでテレビの映像を見て懐かしく感じました。

 他にも子供時代に身近にいて、食べられるのにおかずの対象と見ないエビがいましたね。
  5センチくらいの淡水のエビ。
  これも貯木池や水路にはたくさん住んでいました。
 これはガラスの容器で入ったら出られなくなる罠が市販されていまして、中にヌカを炒って入れてエビをおびき寄せる。
 但し私などはこういう罠を買うお金が無いから使ったことは無い。
  専ら小魚を捕まえるような1メートルくらいの竹の棒の付いた網専門でした。
 このエビもああいう罠があると言う事は捕まえたエビを何か利用していた筈・・・なんですがよく分かりませんでした。
 食用だったと思われるのですが一般には魚屋では売られていませんでした。
  もしかしたら案外料亭などで使われていたのかも知れないし、川魚専門店での食材だったのかと想像します。
  ともあれ町内の池にそのエビが一杯いるのに誰も食材とは見ていない。
 だから私などが一杯獲ってきて母にかき揚げにして貰って食べまして、評判は良かったのに又獲って来いとは言われなかった。
 こういうところは食習慣の不思議・・・ザリガニにしても淡水のエビにしても不思議ですね。
  そう言えば食用カエルにしても。
 腿の部分は鶏のササミより美味しいと言われていまして、輸出用の缶詰まであったようですが・・・。
 近所の田んぼや池にも食用カエルはたくさんいるのに。
   
 最近気になってネットで淡水エビで検索すると丁寧な解説がありました。
  プリントすると36ページもあります。
 大きく分けてテナガエビ系とヌマエビ系の2種類のようですが、どうやら子供時代に食べたのはヌマエビの系列だったと想像する。
 解説では見分け方は簡単と書いてあるけれどヌマエビ属、ヒメヌマエビ属、カワリヌマエビ属とあるから記憶だけでは見分けは難しい。

語り継がれる試合を見たのかも

2010-05-29 07:46:40 | Weblog
 ネットではポイント制で1局ごとに結果によって上下します。
  ○○点は概ね△段と言うような換算表が有りますが、これには幅が有る。
  例えば290から310までは初段、305から320までが二段と言うようにダブル部分があって、○○点を越えたら昇段と言うような区切りでは無い。
 要するにネットではあくまで点数で打つのであって、段位換算表は「○段と言うのは自分で判断して下さい」と言う感じです。
 プロは全て401点でアマは399点以下で打っています。

 さて自分でいつも彷徨っている点数と言うものがありまして、[自分の標準ポイント]+-3点くらいと言うイメージが有ります(自分にだけでしょうが・・・他人はそれほど他人の点数など気にしない筈です)。
 ですから、その生息域6点の範囲を越えてー5ポイントなら危険領域に踏み込んでいて、+5なら珍事領域なのでネットで出会う人に記念品を配りたいような気分です(誰も褒めてくれないので)。
 それが自己標準点より10点も下がったのですから「緊急事態発生」、パニック寸前。
  マア、実際には発狂はしませんが・・・(イヤ普段から狂っていると思われているかも)
 コミが6目半ですから、先と2子の距離は12,13ポイントと言う事になりますから、普段の自分に間もなく2子置く領域に近づいているから「お尻に火がついた」ようなものです。
 10点降下と言っても下がるのには殆ど苦労はしませんで、「囲碁の内容が悪い時ほど打ちたい」「打てば打つほど負ける」状態ですので、真っ逆さまに急降下したような感じ。
 この落ちていく感じには逆らえなく落ちて行く。

 そうです例えるとプロペラ機で急降下した時のように、「気持ちよく滑り下りて行く」。
  映画・戦争映画などで戦闘機が上空から地上すれすれまで降りて行くシーン・・・羽を少し左右に振ったかと思うとサット傾いて横に滑り下りる感じ・・・
 話は横道ですが実際に一度経験しました。
  シアトルでバンクーバー行きの乗り換え便に乗り遅れて、15人乗りのプロペラ機でビクトリアに向かいました(行こうと思えば車でも行ける距離です)。
 かなりの高度から着陸するのは映画のシーンみたいで、空の中で機体が横滑りに一気に滑って高度を下げる感じ。
  またまた話が逸れますが、プロペラ機のランディングはソフトなので好きです。
 大型ジェットなのでは降りると言うより落ちる感じで、プロペラ機の場合はふんわりと滑り降りる感じ・・・推進力ではかなわなくても浮力は相当。

 私の碁はジェット機並みの落ち方で、何処で着陸なのか不安に感じます。
  良くしたもので、落ちるところまで落ちると落下は一時ストップしますが、それはそれで別の不安材料でもある。
  「安値安定」でそこが安住の地になってしまうとか、ここが更に下がる階段途中の踊り場だったりとか・・・
 幸い反発に転じまして・・・と言っても上昇は深海の潜水士が水面に戻るみたいなもので、急激な上昇は出来ない。
 一直線に落ちて上がるのはジリジリ。
  負ける時は10連敗しそうな勢いで落ちますが上がる時は2-1とか3-2ペースの事が多いので、ここは辛抱が肝心。
 止まない雨は無い、あるいは明けない夜は無いと言う事で、気がつけば”標準点”を3,4点越えていまして、自己MAXに後3点・・・忙しい変化です。
  
 こういう時は実戦心理が負け続けている時と全く違います。
  勝ち負けに拘らなくなる・・・「負けても次に勝てば良い」とか『勝ち負けを意識せずに”打ちたい手”を打つ」ように変わりまして、恐らくそれが好い方に影響する。
 反対の状況は「ヒンスレバドンス」

 ところで昨夜は金曜日で良かった。
  世界卓球の中継を見ていて、あまりの凄まじさにTVの前に釘付け状態。
 5試合マッチの初めの4試合が全てフルセット。
  しかも「促進ルール」と言うものまで見ることになりました・・・第一試合では80分を越える戦いで、第三試合ではゲーム0-2から3-2に逆転し、第4試合では3時間を越えて行く。
 4試合フルセットの戦いで、最終第五試試合では放送枠オーバーで中継終了・・・あとはネットで結果のみチェック。
 それをゲームカウント3-1で、、、これはきっと語り継がれる戦いになると思われる。
  そういう試合を中継で見ることが出来ました・・・中継が終了しなければ最後まで見た筈ですがそれでも夜中の12時マデ・・・金曜日の夜の試合で良かった。
  普通の週日なら好い試合を見た事と引き換えに翌日は地獄の事務デスクとなった筈(若い頃とは違います)。
 

カレーは御馳走だったので

2010-05-29 01:35:34 | Weblog
 最近家ではカレーライスが殆ど出て来ません。
  現在3人家族なので、この程度の人数で一度の食べきれる程度のカレーはさほど美味しくは出来ないように思えるし、インドカレーの店によく行く事もあり家では作らなくなったかもしれません。
 そうですね、家で作るカレーは名前はインド風だとかジャワ風とか言っても、そこはあくまでも「風」であって、やはりニホンカレーなんでしょう。
  おそらく下ごしらえにに日本酒を使ったり、下味に醤油などを使ったり・・・そういう味がマッチするのですから、やはり日本風。
 インド生まれのインドカレーならあり得ないでしょう。

 ともあれ近所のインドカレー店によく行くと言っても未だ3,4店だけ、、、感じとしては市内にはもっと有りそうな気がしますのでパソコンで検索すると「市内」「インド」「カレー」と言う言葉で10件ほどヒットしました。
 100万人足らずで、10軒ですから人口10万人に1軒と言うところです。
  店の場所による客層とか、家賃的なことなどからランチの価格が店によって変わります。
 「インド料理」と言う感じの店は高級・・・少なくとも値段は・・・なので私などがランチで入るには向いていない。
 セットで1000円くらいの店が多い・・・そんなものかなとも思うけれど
  マアたまにはいいけれど昼に1000円はやや割高感があるし、毎日行くには抵抗感がある。
 3軒ほどは700から800円でお昼を食べられる店がありまして・・・マアこのくらいが手ごろ。
 何と言っても日頃職場で業者のお弁当を頼んでいますが、数社業者があって310円から500円のお昼飯で生活している感覚では1000円以上の店は棄権したい。

 食事をする店ではラーメン店が一番多いだろうか?、次いで蕎麦屋さん、ファミレス・・・所謂「食堂」って減ったと言うか殆ど見かけなくなっています。
  そういう傾向に反してインドカレー店は増えているのかもしれません。

 そう言えば、子供時代にはカレーは御馳走の部類に入ったと思う。
  その頃、家の食事ではステーキなどはまず食卓には上がらない、、、あれはアメリカ映画の世界の食べ物で憧れはするけれど、実感として旨い=食べたいと言う感じでも無い。
  台所は薪の竈でご飯を炊いていた時代です。
 手の届く範囲での御馳走ではトンカツか海老フライのような感じですね。
 ウナギなどは家で作るより専門のウナギ屋で食べるものでしょうから家では出てこない。
  そうそう、小学校時代に兄の給料日に街に新しく出来た餃子専門店で餃子定食を食べたの生まれて初めての初餃子・・・ですから生活の中の食のレパートリーは今とは大違い。
 土地柄もあり普段は魚料理が多かった。
  魚の干物は良く食べたものです・・・これは地元で干して行商が来ていまして、アジが1枚10円の時代。
 私はアジよりサンマの方が好きで、これが8円だから「この子は安上がり好いね」などとからかわれていました。
  レパートリーとしては豊富では無かったけれど、今から考えると贅沢だったのは、親戚に漁師さんがいて、生のシラスとか生のサクラエビを貰う事が多かったから、こういうものは当たり前のように山盛りで食卓に上がる。
 今では出来ないですね。

 脱線しましたがカレーライス。
  高校時代、山岳部の登山でのキャンプではカレーは定番メニューです。
 飯盒でご飯を炊いて大きな鍋でカレーを作れば何とか食事になるしアウトドアの定番。
  さて、高校生の食べ盛りのキャンプの食事・・・1杯目は1年生が皆のアルミのお皿にカレーライスを盛って食事が始まります。
 2杯目は先輩も後輩も無くセルフでおかわりを盛るのが習わし。
  ここでセコイ1年坊主(私)は作戦を考えて実行した。
  皆のお皿はやや大盛り気味に気前よく盛り付け、自分のはかなり控えめに盛る。
   これは遠慮では無い・・・
 当然私が一番初めに1杯目を食べ終わるわけで、最初におかわりを獲得・・・
  考えて見れば意地汚くてセコイ思い出。
 マアそれだけカレーが好きだったと言う事でしょうか・・・単にズル賢いだけだったでしょうね。
  そういうカレーとの付き合いは今でも続いていると言う事ですね。

初めの1枚

2010-05-28 00:14:36 | Weblog
先週の土曜日、突然の雨に見舞われた方がいたら、私の責任だったかも?
 柄にもなく早起きしまして・・・(いや早起きそのもは珍しくない、但し起きても上半身だけの事が多くて、動かすのは目と指だけと言う事が多い)・・・出かけたのです。
 仕事は休みなのに。
  勘違いして職場に向かったのではありません。(言い訳に聞こえるところが哀しい)
 マア、出かけたのが7時半で、出かけた方向が職場方向なので、相当に怪しい行動ではありますナ。
 マッ、新しい玩具・デジカメを手にしたのですから出かけなくては女房殿にも義理が宜しく無い。
  途中のディスカウントスーパーで、お握りと1個と飲み物、それに小さな甘いお菓子を買って行きました。
 血糖値が問題なのに甘いお菓子持参と言うのは皮肉ですネ。
  血糖値を下げる薬を常用しているので、急に柄にもない運動などを始めると薬が効果を発揮しすぎて高血糖変じて低血糖症状になりかねないので、その予防役がキャンディとかマーブルチョコ。
  低血糖は慣れると「来るゾ!」と言うのが分かります。
   顔の辺りに急に寒気を感じたり、体に力が入らなくなったり、冷や汗をかいたり、、、電池切れにならないうちに糖分を補充する。
 普段は禁止されている物に、救われる可能性があるのですから何とも矛盾しているけれど、それも現実。
  専用の顆粒状の果糖の小袋もありますが、これはいかにもお薬的な顔をしているので色気も何もないので、仕事・旅行の時に携行する専用としています。

 さて、行った先は「いつもの通勤路」・・・『ナーンダ』ですが。
  デジカメを買ったら何を撮ろうか前からイメージしていまして・・・野鳥を撮るには器材の能力が追い付かないので鳥は運任せ、野草とか木の方は昔植物採集などをした事があるので馴染みはあるし、そのために接写可能なカメラを選んではいますが、専門的知識の面から見ると自信が無い。
 せいぜい風景・景色から自分の思い入れを込めて写真で記録するという感じで使う事にしました。
  出来たら「カシャーっと一句・・・」のようにやれたら最高ですが、マア自分向けにやれば良い事なので、この方向に決定。
 それで、デジカメが届く前に、気が早いですが「もしも写すとしたら」と言うように回りを見るようになりまして、出来たら言葉を添えると言う事で、周囲に目を向けて想像上の作業をしていました。
 棋譜並べにせよ、こういう頭の中の作業にせよ自転車通勤時が主な時間帯の作業です。
  マア、のんびりとした顔でブラブラ通勤ですが、頭の中は結構見た目と違うのです。
   だからこそ、外から見た表情は変わらないと言うか、頭と顔が連動していない時間帯かも。

 その時に考えた事。
  自転車通勤を始めて15年くらいになりますが、そのうち8年は今通勤で走っている道。 
   そして9年目の今年で多分通勤そのものがお終いになる見込み。
  片道6.5キロの道でそのうち直線が4キロは続く・・・まさに一直線に職場に向かう道・・・この辺りは埋立地ですから初めから計画通りに道が出来ているので道は一直線で、尚且つ高低差は水路を越える時に高低差1メートルも無い橋1つだけ。
 家を出てから職場までに数回曲がり角がありますが全て直角ですから、余りに私の性格と対象的で笑ってしまいます。。
  長くて変哲のない道・・・これは体力的な忍耐よりは「ウンザリ」状態を精神的にカバーする道です。

 と言う事で、春にはサクラ、その後にツツジ、夏はキョウチクトウ、秋はナンキンハゼの紅葉。
  マツボックリだって、水路沿いのススキだって案外馴染みなるし、通りによって街路樹が変わるからそういう目で見れば面白い・・・この辺りはイチョウ・ポプラ・ナンキンハゼ・マテバシイ・ウメ程度ですが、それでも結構面白い。
 種類の違いもありますが、1本1本違いますからね。
  足元のタンポポの綿毛や、ツルボの群れにほっとする事もある。
  しかし、何と言っても人間が一番面白い。
 通勤の時いつも追い抜く歩き通勤の人、私をいつも追い抜いて行く自転車、たいてい擦れ違う人・だから擦れ違う場所で時間が分かったり、擦れ違わない時は気になったり。
  中学校の登校も、高校生の自転車通勤も彼らは3年周期で変わっていきますので、少しずつ変化して行く。
 しかし、もしかして・・・他人から見れば私が一番オカシナ人かも知れません!

  そこで一句!?(夏日が始まり冬の反対で)「今日もまた 木陰を拾って ゆらゆらと」オソマツ。
  ともかく、これにピッタリな直線の道を写真に撮りに行きました。
   初めの1枚は「ご近所シリーズ」です。
  
 今日気がついた事。
  写真はスケッチでは無いと思いました。
 イメージは写真の風景を相当デフォルメしていたり、要らない部分は勝手に切り捨てています。
  成程これが人間の能力と言うべきか、はたまた「人は自分で都合のよいように見て都合の好い風に記憶する」という事か。

 

懸案?のC級グルメ

2010-05-27 00:39:45 | Weblog
 水曜日はマイ定休日で、夕方に歯科大での虫歯治療が有るだけなので午前中は近所の公園に行ってきま死た。
 人口の砂浜にヨットハーバーやプール施設植物園、航空記念館などがある広々とした公園です。
  ここの近所に住んでいるのに・・・公園の入口まで自転車で5,6分・・・今までは利用回数が少なかった。
 空は曇り空ですが一応お決まりの所持品で出かけました。
  カメラケースにデジカメ、ポシェットにペットボトルのお茶に、デジカメの取り扱い説明書、ミオコールスプレー(心臓SOS用)、ミニ甘い菓子(低血糖対策)。
 これでポケットの財布の中に健康保険証に、かかりつけの総合病院・循環器クリニック・生活習慣病クリニックの診察券を持っていますから万全!?。
 しかも、今日行った場所は公園でも総合病院の直ぐ近所ですから・・・

 そう言えば十数年前にそこに3週間ほどお世話になりましたが、当時の治療では薬とは別に、万歩計を持って表を歩き回るのがノルマでした。
 検診時間以外の時間で許可をもらって病院の直ぐそばの海岸や堤防を歩いたものです。
  今日はその海岸の砂浜や海につきだしていると突堤を歩きました。

 自転車と歩きで合計1時間余りですので、たいした運動ではありませんが「やらないよりは好いだろう」と開き直っています。

 ところで昼は懸案?のC級グルメ。
  以前から気になっていたエスニックの店に行ってきました。
 私の思い込みだったのか「バングラディッシュ」だと思い込んでいたのですが、店に行ってみると違っていました。
 私のみ間違いだったのか、あるいは途中で変わったのか確認しませんでいたが、そこは「セイロン」の店でした。
  どうしてセイロンなのか?、何故スリランカでは無いのか少し気になりましたが、まあ大きな問題では無いですね。
 初めに出されるアイスティー・・・きっとセイロン紅茶なんですね。
  店のメインメニューはセイロンカレー。
 最近インド人が作るカレーの店に行くことが多いのですが、今日はセイロンカレー。
  さて何処が違うのか期待。
 インド人のカレーと言ってももしかしたら日本人向けにアレンジしているかも知れないので、それがインド料理とは言えないとは思いますが、それでもその国の人が作っていると言うところに意味があるように思います。
 近所のインドカレー店3軒はそれぞれセットメニューとかカレーバイキングなど有りますが、アジが微妙に違う。
 それは料理人の個性かもしれないけれど、もしかしたら出身地の違いかもしれないと思っています。
 今日のセイロンカレー店・・・厨房には多分セイロン出身者と思しきコックさんなどが居る・・・そういう意味でそこの出身者によるカレーと言う事になりそう。

 値段の話で寂しいですがナンカレーセットは税込で約1200円でC級グルメとして予算オーバーですがセイロンカレーと言うものを経験したくて注文。
 (日替わりメニューで1050円のカレー+ナンもありましたが・・・)
 味は良かったですね。
  小ぶりで厚みがあるナン2枚にカレーが2種類(辛さは小辛で)。
 やはりビーフカレーはあり得ないらしくキーマカレーはマトンかラム。
  もう一つのカレーは豆(豆をつぶしてココナツミルクが入っている)
 やはりインドカレー店のカレーとは違いました(味は良いと思う)。
  そうそう日替わりメニューのカレーはポークカレー。
   インドカレーの店ではポークを見たことが無い(3軒だけですが)・・・と言う事はこれはセイロンだからかなのか、あるいは日本人向けにアレンジしたのか?・・・訊くのを忘れてしまいました。

 以前食べたタイの料理にはココナツ風味で辛い物が多かったのですが、今日のセイロンも何処となくんびているところがあるのかな?
 海で繋がっているののだから影響し合っていても不思議ではない。

 さてさて食いしんぼなのはあいかわらず。
  これが無くなったら・・・病気は直るかも知れないけれど、病気の心配の必要が無くなるかも知れません。

投げる自由に投げない自由

2010-05-26 00:11:49 | Weblog
 昔通っていた囲碁クラブに来ていた、初級クラスのご婦人から「中押しって20目以上の差の事ですか?」と質問されて面食らった事が有りますが、何故そういう質問があったのか一つ思い当たる事が有りました。
 そこの碁会所のローカル囲碁大会で、スイス式のような4回戦の大会で一局ごとにポイントがつけられていたのです。
 勝つと20ポイントで地合い差がボーナスポイントで最大20ポイントまで・・・これで大差で勝つと40ポイントになります。(中押しは20ポイント)
 そして4回戦の合計ポイントで順位が決まる。
  マアどんなルールでもルールはルールではあるけれど、しかしどうにも変なルールです。
  利点と言えば、4回戦の後に概ねプレーオフの必要が無い事(あっても1局だけ)
 しかし、囲碁の醍醐味の本質が無視された感じですね。
  競り合いの白熱した碁よりも、目碁みたいな碁の方が評価されるのですから。
 それに20目以上負けていないと投げにくいと言う事もある・・・

 最近投了について記述されたブログを拝見しました。
  プロの場合、逆転可能かどうかと言う読みもあるけれど、戦う意欲を無くした時に投了となる。
  この場合極端に言えば半目勝負でも勝つ目が無ければ、敗戦の手続きみたいな事を続けるのを潔しとしない・・・。
 まあ、そこはプロの世界ですから全てザルの世界には置きかえられません。
  それでも、マナーとしては最後まで打った以上は数えて上で「負けました」とか「ありがとうございました」と頭を下げるものだとは思っている。
  
 ネットだと突然切断して退室という強硬手段を取る人も稀にはいる。
  全く「カラスの勝手でしょ」と言わんばかりですが・・・
 始まりは挨拶を交わさないと始まらないようにソフトは出来ていますが、勝手に帰るのはどうしようも無いらしい。
 それに先日観戦していたら、カケ目を継ぎ終わって地に関するところは全て打ち終わった状態で、且つ相手の手番で投了した人を見ました。(こういうのを見るのは初めてではない)
 最後まで打ったのなら数えるところまでやらなくては、相手に付きあわせた義理も有るでしょうに。 
 それに相手の手番で投了する事の非礼さについて何とも感じていないのかしらん。
  ソフトでは投了が全てに優先するようになっているのでしょうね・・・

 ところで私のネット碁
 向こう先で白から5目半コミ出しですから、出だしから気持ちが穏やかではない。
  終始不利を意識していましたが、終盤でも追い込み切れず盤面でも2目程度は足りない感じ。
 従ってコミを入れると7,8目の負け。
  当然ここで投了も有りですが、一方で「ここまで来たのだから最後まで打たなくてはかえって失礼」という意識も有りました・・・
 後、2,3箇所で終局と言う時に相手が突然「ありがとうございました」と投了!!!
  「そんな!」これは困る、、、はっきりこちらが負けているのに「勝ちにされては不本意」
 相手の心理はわかりませんが、「マナーの悪い白といつまでも打てない」と思ったか「投げ方の手本をみせつけらたのか」、「今日は遊んでくれたから1ポイントプレゼント」だったのか・・・
 数え間違いは無いでしょう・・・盤面は一見細かくても白がコミ出しですから、まずは間違いそうも無い。
  こういう勝ちは居心地が悪いですね、むしろ思いっきりやっつけられた方が気持ちが良い。
  そういう意味では「情けない勝ち」という懲罰的で有る。

ご丁寧な挨拶

2010-05-25 04:19:31 | Weblog
 リアルで打つ場合、例えばコミュニティの囲碁将棋クラブの畳の部屋に上がって、押し入れから座布団を出して、観戦を始めるると「オッ、久し振りですね、誰か待っています?」と声がかかり、「いえ」と返事すると、「では一局お願いします」と言う事になります。
 こういう風に始まることが多い。
  たいていは向う3子くらいの手合いが多いのですが、ここでの成績カードのハンデで打って結果をキチンと記録するか、楽番で打つかはお相手次第で任せています。
 楽番の場合は置き石もその人の自由です。
 さて例えば向こう3子の置き碁の場合、白番が第一手を打つことになります(当然)。
  当たり前の事ではありますが、ここから対局モードに変わる事を自分に言い聞かせる意味でも挨拶をすることにしている。
 誠に単純ではあるけれど、一旦正坐して「お願いします」と言って軽く頭を下げてから第一手を打ち「失礼します」と言いながら膝を崩す。
  回りからどう見えるかは分かりませんが、これが自分に対する「戦闘開始」「Z旗」なのです(表現は古いけれど)。
  置き碁で白番の方が「お願いします」は特に何かをお願いしているわけでもありませんが、ケジメを表わしていると思っている。
  30年前に街の囲碁将棋道場に通って、K先生(この方は退役将棋棋士)から初めに教わった事を今でも守っている。
 この「挨拶」は礼儀以上に相手とのコミュニケーションの第一歩であると同時に、囲碁では自分の意識の切り替えの合図でもあります。
 
 回りを見ていると、たまに挨拶抜きで始まる碁もある・・・
  余程、腐れ縁の間柄、お神酒徳利みたいなコンビなのか他人の事は分かりませんが「第一手の着手が対局開始の合図」みたいな感じですね。
 「号砲一発レースがスタート」と言うか「いきなり切り合いが始まる」ような感じもしますが、マアそれでもその二人はいつもそうであるなら、周りがとやかく言うのも変かも。
 
 ネット碁では用意された挨拶文を交わさないと対局がスタートしない仕組みになっています。
  これは好い事ではあるけれど、強制された制度である以上「どんなものか」難しい。
 これが終わる場合、対局内容が気に入らなかったのか、あるいは本当に緊急事態なのか知る由もないが突然ネットを切断する人もいない訳ではない・・・そうなると遡って初めの「よろしくお願いします」の挨拶は何だったのかと考えてしまいます。
 「よろしく」と言った以上、例えそれが用意された文言であっても「よろしく」に沿ってプレイして貰わなくてはいけないと思うのです。
 好い時だけ「よろしく」では困る。

 でもマア、こういう輩は困るけれど、結果として当方が好い結果だから相手が拗ねている事が多いので「子供みたいな」と思ってみるしかないが、反対に丁寧な方は本当は怖い事が多い。
 定型文で「ご指導よろしくお願いします」のような挨拶は・・・
  私の皮肉なアンテナが反応します。
 「相手はよろしく碁指導してやると言っているゾ」と言う風に反応を示す。
 ザル碁の碁キチの世界で、先・互い先で指導なんて意識はあり得ないのだから、「ご指導」は言葉の綾、あるいはその人風の丁寧な挨拶かもしれないけれど・・・。
 私の感じでは、自分がプロに教わる場合、あるいはアマでもはっきり相手が上手だと思う場合にはそういう風に挨拶しますが、「よろしくお願いします」程度であり、余りに丁寧な場合はザルどうしの場合は相手の挨拶の中に「からかい」を感じてしまうのですから・・・マア素直でないかも知れませんが。
 ともかく、「ご指導」が飛んできたら要注意。
  私が生まれる以前の言葉ですが「空襲警報発令」みたいなものです。

 さて、久し振りにTさんとの対局となりまして、手合い向こう先で白コミ2目半出し。
  Tさんからの挨拶が「ご指導」だったので一気に緊張感アップ!
 もしかしたらこれだけでも「ご指導」の効果があるかも・・・「お言葉」攻撃。
  私の勝手な思い込みかもしれないけれど、こういう挨拶の人は「ジックリ型」で「定石はずれへの追及が厳しく」、「ミスが少ない」人が多い・・・要するに強い、あるいは私のようなズボラな性格の人間には滅法強い。
 それでも運良く何とか逃げ切った感じ。
  白が逃げ切ると言うのも変ですが、気分はそうです。
 結果は白4目半勝ち。
 終って見れば少し差があったけれど、対局中はずっと紙一重のイメージでした。
 しかし久し振りに「ご指導」に勝たせて貰いました。

本当に六段どうし?

2010-05-24 00:01:55 | Weblog
 久し振りに日本棋院のネットの対局を観戦しました。
  私は有料の実名サイトで打っていて、複数の有料ネット碁は入会しにくいのでタイゼムと幽玄の間は無料会員です。
 タイゼムの方は無料会員でも対局する機会はありますが、幽玄の方は無料会員はアマ会員の対局を観戦することが出来るのみ・・・マア無料ですから見せて頂いているだけでもありがたいのですが。
 尤も観戦する度に、入室者のところに「25級」の観戦者という風に表示されるのが少し癪に障る感じもしますが、どうせ対局出来ないのでどちらでも良いようなものなんでしょう。
 マア何級表示でもどうせ打てないのですから関係ないと言えば関係ないのですが(実際は25級からコツコツ打つことは出来るらしい・・・相手に嫌がられるでしょうが)、「嫌だったら有料会員になれ」と露骨に言われている感じでもある。
 まさに差別化と言うことですネ。

 そういう感情を持っている・・・それなら覗かなければ好さそうなんですが、それでもたまには覗いてみるのが碁キチの哀しさ。
 今日は「本当?」と言う出来事を見てしまったのです。
  これは日ごろのうっぷん晴らしみたいで、動機は感心しないけれど話さないではいられない話。

 日頃日本棋院のアマ段位については、少し眉つばではありますが、マアそれは他の団体との多少の差は「日本棋院独自の物差し」と言う事で有れば多少の差は有りだとは思う。
 でも、「幽玄の間」は多少街の碁会所よりは辛いと言う事になっているらしいのだけれど、「本当に?」と言う出来ごと。
 観戦したのは六段同士の対局。
  特にIDネームで選んだのではなく、進行が「序盤」だったので観戦に選んだ。
 囲碁の内容は多少荒っぽいかなとは思いました。
 幽玄でのアマの対局は七段が上限なんでしょうか?(それともこの日はそうだったのか)、、、
 最高段位に次ぐ六段なら弱い筈は無いし・・・ネットでたまたまそういう碁形になっていただけかもしれませんが、終局ではとんでもない、信じられないような事が起きていた。
 ここは段位で打つらしく同段は互い先でコミ先手6目半出しのようです。
  さて観戦の立場で局面を見るとどう見ても黒が大優勢・・・なのに白は1手30秒の時間一杯を使って頑張っている(ルールに抵触はしていませんが)。
 それで、手入れを終ってパソコンが地合いを自動計算した時に観戦していてひっくり返るくらい驚いた。
 機械の判定では[白地51目:黒地36目=白21目半勝ち」、これで両者「ありがとうございました」で終局し退室>>>「チョット待った!」「待ってくれ!」と叫びたい感じ。
 確かに機械で盤上にマークした白地とハマは51ポイントで黒地とハマは36ポイントで、コミを差し引けば21.5では有る。
 しかし、しかし盤上に未計算部分が残っているのです。
  多分このソフトは終局時に「死に石処理」をしないと、目が無い石でも生き石と認定されて、その石に接するあたりは地の計算に含まれないでダメ扱いになるようです。
 そういう未計算部分が白地で7目分+黒の死に石5子、一方の黒地では40目分+白の死に石7子、、、そうすると白地は17ポイントプラスで合計68ポイント、黒地は54ポイントプラスで合計は90ポイントでコミを差し引いて黒15目半勝!!!
 当人同士が納得しているのだから傍からあれこれ言うのも気が引ける・・・ネットではヤジも飛ばせませんが。
 こんなにに大きく結果が違うのに、これで終局するなんて本当に六段?と言うイメージ。
  ソフトの欠陥にしてはお粗末だし、そういう結果で終ってしまう棋力も・・・
 第一打っていてこんなに大差で優勢なのに、結果負けと判定されて何も感じないのだろうか???・・・不思議。

 思いっきり悪たれ・・・自分の性格の悪さを暴露してしまいました。

デジカメ到着

2010-05-23 01:39:37 | Weblog
 先週注文して置いたカメラが届きました。
  当初「品物が届くには3週間程度かかります」と言われていたけれど、実際には1週間くらいでした。
 おそらくこれは店からメーカーへの発注、メーカーからの納品などにかかる時間を全国的な所要時間でトークとして決めてあるのでしょうね。
 遅れれば怒りだす客はいるかも知れませんが、早くなって不機嫌になる客はいないわけで、予め最も遅れた場合を想定してあるのでしょう。
 ともあれ初めてマイデジカメを手にしました。
  考えて見れば所謂バカチョンカメラも、インスタントカメラも自分の物として持ったことは無いし、撮影した事も無い。
 携帯にも写真機能がついていますが、全くの宝の持ち腐れで、その機能を外してその分値段を安くして貰いたいくらい・・・。
 そんな私が、弾みでデジカメを持つことになりました。
  
 初めての経験ですが、取り扱い説明書片手に、その通りに初期設定してパソコンの方にもCDからソフトをインストール。
 こういうものはパソコンで慣れているので、手際良くは無いけれど何とかなりました。
  要するに「書いてある通りにやれば良い」。
 問題は、各部品の名前と機能・役割を憶えることですね・・・これが分かっていないと説明書の該当部分を探して行ったり来たり状態になります。
 片手で収まる程度の大きさなのに、細かに名前の付いたボタンが並んでいます。
  マア取り敢えず一通りの事が分かったので、後は慣れる事ですね。

 こういう感じって囲碁にも共通かもしれません。
  定石も本で勉強しただけではダメ。
 使ってみないと分からない。
  要するに「定石を憶えて2目弱くなり」をやらないと身につかない、ザルの悲しさで、これは囲碁に限らずデジカメも、パソコンの慣れ具合も同じでしょう。
 そうですね、車の運転も同じような物でしょうね
 
 と言う事で、今週末はデジカメデビューになりそうです。
  但し花の美術館とかバラ園、干潟公園で野鳥を撮影している方達のような、セミプロかと思うような大掛かりな器材では無くて、肩から吊るして歩く程度の物・・・ズームと広角機能があるのが便利と言う程度。
 スケッチ代わりに画像を記憶して貰う機械と言うことです。

 ところでネット碁では我ながら善戦しております。
  この二日間で半目勝ちが2局と言うような運の良さもありまして、目標ポイントに復帰しました。
 問題はここからです。
  ここまでの自分のスキルでは到達可能なポイントレベルはこの辺りまで。
  ここから上を目指すならプラスアルファーの要素が必要な筈です。
 それは今までも持っているテクニック・知識の精度を上げることは勿論ですが、もしかしたら今までにない考え方・発想かもしれません。
 おそらく何かを見つけなければ、またこの辺りで流離う事になるでしょうね。
 

4手寄せコウで来る?

2010-05-22 01:08:48 | Weblog
 先日は帰宅時間は風が強かった・・・しかもほぼ全線向かい風の中、6キロ余の道を自転車をこぎましたから、おかげさまで好い運動をさせて貰いました。
 通勤距離は自転車としても少し長いかなと思いますが、道の高低差は1メートルも無い(しかも1箇所水路のにかかった橋を越えるところだけ)ので、距離の割には楽な道です。
 しかもほぼ全線幅の広い歩道を走れるので、交差点以外は概ね安全なコースです。

 さて夕方家に帰ってネットで対局。
  いつもですと帰宅直後は”危ない”ので打たないのですが、今日は待機リストにKさんの名前があったので、つい対局を申し込みました。
 マア、いつもの帰宅直後は打たないという定石が正しい事を証明した格好。
  手合いは私の先で半目コミ貰い。
 序盤から、薄い手で気持ちだけ頑張ってしまい・・・こういう時は支離滅裂になりまして、早々に投了。
 5分後に再入場すると、Kさんの名前が出ているので、再挑戦。
 今度は同じ先でもコミ2目半貰い・・・アマには余り違いは無いかも知れませんが。
  同じ人に続けて負けるのは嫌だし、前局みたいに気持ちだけが先走った様な碁では再びやられるので、ここは慎重にた立ちあがる。
 慎重には打ちますがKさんも私もどちらかと言えば、ジックリ寄せ勝負の碁では無いので、必ず大立ち回りになります。
 要するに早い時期から戦うのか、比較的手数が進んでから戦ウのかの違い。
  ですから、そこまでに足場を整えて戦いに入るのが肝心と言うことです。
 
 先に負けたので、2局目は緩めてくれるようなお人好しはいません・・・表現は悪いが弱みを見せれば徹底的に叩かれます・・・その方が気持ちはいいけれど現実はそうなりたくない。
 さて、この局はだいぶ優勢に進みまして、白さんとしては無理でも勝負手を出さざるを得ない状況です。
 こういう時には、幾ら無理な手でも受けそこなう危険はあるし、かと言って及び腰では攻撃に耐えられない事もあるので、この辺の呼吸が難しい。
 しかし、私にとって運の良い事に、本当に白からは無理手しか無かった。
  黒が白石8個を一手寄せコウで取っているところ・・・これはコウ取り+打ち上げの2手で17目になるところで、ここを白が逆転しようとすると包囲している黒石13個で4手のハンデを越えなくてはいけない。
 普通3手寄せはコウに非ずと言いますが、ここは4手寄せコウ。
  白がこのハンデを乗り越えてコウに勝ったとすると、黒石13個+ダメなどで約30目になるので差し引きで47目の価値と言う計算にはなります。
  しかし、4手寄せコウの悲しさ、4手寄せから2手寄せコウになる間に白石17子が死にダメと併せて49目分の犠牲を払っている・・・と言う事は既に白はコウに勝っても2目は損をしていて、更に2手寄せです・・・。
 マア、白さんとしては投げ場作ったのでしょう。

 普通でもコウが好きなので、こういう有利なコウは盆と正月が一緒に来たような、花見に料理と団子がついて来るような(下戸なのでお酒は要りません)ものです。
 たまには好いかと言う事で
 でも、どんな勝ちでも(あるいは負けでも)1勝は1ポイントですから、好い気持ちで大盤振る舞いは要注意ですね。

深夜の闇試合

2010-05-21 00:11:36 | Weblog
 深夜の対局ですから「闇試合」でも不思議ではないのですが、停電中と言うわけではないし、碁の内容が闇レベルと言うものですから相変わらず困ったものです。
 木曜日深夜・・・いや未明と言うべきかもしれないが、最近の表示方法では水曜日26時かもしれません。
 ともかく水曜日は休みで疲れていないのに、早い時間からぐっすり眠ったので丁度朝までの中休みタイムでこの辺りで目が覚めます。
 要するにジイサマは朝まで通して眠るだけの体力が無い・・・8時間以上連続で眠るのには相当体力が必要なんですよ(若い頃には気がつきませんが)、、、疲れていれば眠れると言うほど単純ではないのです。
 
 年寄りは目醒といわけで、(その年寄りに自分がなっていたのは、仕方が無いとは言え悔しいが)深夜に目が醒めれば、ネットでブログチェックと、ネット碁になります。
 昔でしたら、こんな半端な時間に目が覚めたら、家中が眠っているのですから本を読むくらいしか無かったのですが、最近はネットがあるので有りがたい。
 私みたいな年寄りにはTVとパソコンがお守りです。

 さてネットに入って見ると、流石にこの時間は打っている人は少ない。
 例えは悪いけれど最近の地方の商店街・シャッター街みたいに「対局終了」の張り紙が並んでいる・・・それでもこの貼り紙があると言う事は終了後に誰かが居残って検討をしている?・・・イヤ、私みたいな観戦者だけが居眠り状態で居残っているのかも知れません。
 ともあれ、実戦で進行中の対局は少ない。
  対局待機リストにMさんの名前がありました。
 Mさんとは入会以来の親しい(顔は知りませんが)お付き合い。
  ただし対局のペースは全く違って、彼はトータルで20000局近い対局が記録されている・・・私の方は1900局手前ですから約1割くらいでしか無い。
 彼はまさしく碁キチに違い無いが、私の場合は同じ碁キチでも圧倒的な対局数に押される。

 昨日書いたように私の場合もポイントが10ポイントぐらい上下はしますが、この動きは2カ月くらいの周期で動きます。
 ところが彼の場合はもっと大きな振幅を数日で記録するのですから、ダイナミックで、ある意味で脅威です。
  しかも最近は結構強くなってきているのかも知れない・・・。
 ザルの世界で強いとか弱いとかは変かもしれませんが、ともかく対局していて内容も結果も押され気味な感じです・・・マア、それでもこの深夜ここで彼に出会ってしまったのも運命(大げさですが)かもしれません。

 気分は互い先、昔は私の方が分が良かったように思うのですが、最近は彼の方がポイントで上位で、今回は私が戦でコミ2目半出し、持ち時間は1手30秒で合計10分の考慮時間付き。
 NHK杯に近い時間制度です。
 この碁は私が彼の攻めをいかに損をせずに交わすかがポイントだったようです。
  彼の破壊的な攻めと、私のセコク稼いで凌ぐと言ういつもの構図。
 白242手目で私の黒地に手をつけてきた・・・マア手が無くても白の損は無いけれど、手があれば黒の方は大いに困る。
 この時点で形勢は不明・・・図柄が大きすぎるのではっきりしない面があるし、早碁なので気持ちとしてもゆっくり考える事がしにくい。
 しかし、白の強硬手段に安易な対応は危険なわけで、ここで私は長考・・・早碁での長考ではあるけれど。
 最初の30秒が過ぎて、次いで考慮時間が減っていきます。
  要するにここまで考慮時間は使っていなかったので,丸々10分ありましたが・・・気がつくと残り数秒。
 結局255手目を打った時は残り2秒なっていました。
 まあ何とか白からの強硬手段は凌げる事が読み切れましたが、地合い計算までは手が回らず結局ここからは形勢不明のままの闇試合。

 細かそうな感じはしていましたが・・・終局してパソコンの計算で黒半目勝ち。
  もうこれは運が良かったとしか言えない結果ですが、それだけに嬉しい結果でした。

 

今日の雨

2010-05-20 00:07:31 | Weblog
 今日の雨は「春雨じゃ濡れて参ろう」などとオツに澄ますには、チト本格的に降っています。
  傘を持っている、あるいは傘を借りることが出来るのに敢えて「傘は使わない」と言う程度の雨・・・実は私は風流とは縁が無いけれど「ものぐさ」な性格なので、雨が降っていても少しの雨なら傘を使わない事もある。(現代は雨の中に危険な物質が混じる事も無いわけではないので、雨に濡れない方が好いらしいのですが・・・)
  その場合は、春雨に濡れても風邪をひかない程度に暖かくなっていて、ポツリポツリ程度でなくては困ります。
 帽子を被って、撥水仕上げのジャケットでナイロンのオーバーズボン・・・この場合は殆ど雨具ですから傘と変わらないような気がします。
 マア、自転車なら傘は危険なので、それよりは多少は濡れても好いと思うし、出来れば雨用の服装でなくてはいけないと思っています。

 さて、今日の雨。
  久し振りな気もするけれど、今年はよく降るような気もする・・・
 日本は割合に雨が多い方だと思うのですが、この場合年間降水量という物差しと、年間の雨日みたいな数字があるように思います。
 気象庁のように数値化して比較するのではなく、生活上「今年は雨が多い」と思うような物差しは多分「雨量」より「日数」の方でしょう。
 その場合、どのくらい降ると「雨の日」だと思うのでしょう?
  気象庁のデータを覗くと、0mm以上の降水を基準にすると2006年の東京で年間の半分以上の日がカウントされてしまい、これはいくらなんでもポツリ一つで「雨日」と言うことはおかしいですね。
 0.5から1mmの日数で120日くらい、1mm以上が106日ですから確率で3日から4日に1日は雨ですからこの辺りが「雨」の感覚でしょうか。
 でも、1mmの雨と言うのが普通の雨として、「このくらい降ると1mm」と言うのは難しい。
 雨空を見上げて「この降りは1mmの雨だから今日は雨の日」などとセンサーみたいな視力を持っている人はいないでしょう(気象庁の人は分かりませんが)から、どこかにそれぞれ「傘要・不要」を判断する基準があるのでしょう。

 そういう事で、「暇人」は窓の外の雨を見ながらボンヤリ考えています。
  水曜日は午前中に歯科大で歯の治療。
  10才程度の子供時代から歯科医さんとは縁が切れない・・・半世紀以上お世話になりっぱなしと言うことです。
 そう言えば高校時代の悪友が彼のお父さんの歯科医院を継いで歯医者さんになっています。
  「田舎に帰ったら一度顔を見せろ」と言われているのですが、何処となくその気になれない。
 勿論仲たがいなどしていないし、どういう風にやっているのか興味はあるのですが、私と同じ年になっている悪友のなれの果てを見ても・・・。
 多分彼の姿から自分の年をとった姿を見たくないのでしょう。
  ともかく、未だ顔を出していない。
 高校時代は年中一緒に薄暗いジャズ喫茶で一緒にくすぶっていたのですが、思えば話を交わしていたのではなく、傍にはいたけれど椅子にもたれて黙って聞いていた状態だった。
 昔からこういう時間・空間が好きだったようです。

 雨の午後、ネットで1局。
  幸いな結果で、自分で目標としている自分の”標準ポイント”にあと2勝となりました。
 以前にこのポイントから10局分負け越してから8局分回復したと言うことですが、、、こういう大幅ダウンの回復には2カ月近くかかってしまう。
 回りを見ると、以前互い先だった人が20ポイントくらい下がっていたり、逆に向こう先の人が今は白番だったりで、ゆっくりとではあるけれど変わっていくようです。
  気になる人が、、、向こう先で打っていた人が、そのポイントから50ポイントくらい下がっている!。
 一体何が起きたのだろうか?
 本当に同じ人?、同姓同名?

  私のリアルでの知り合いが脳卒中の後、棋力で3,4段くらいダウンしたことがあります。
 それでも彼は囲碁を止めなかったのですから、考えようによっては偉い。
  元、3,4子置かせていた人と互い先で打つこと数年、以前より2ランクダウンのところまでは回復した。
 好きな事とリハビリが一致していたのかも知れません。
  
 ともあれ、あと2ポイント、「力まずに何気なく」頑張らなくては

石窯パン

2010-05-19 00:41:04 | Weblog
 季節は冬から春・夏に移って行きます。
  我が家の冬の食卓に上るメニューはその年ごとにトレンドがありまして、「キムチ鍋」の年、「豆乳鍋」「おでん」などと言うように、多めに作ると2,3日は温め直すだけで続く感じのメニューで、年ごとにマイファミリーの流行がありました。(かなりの手抜きですね)
 今年ははっきりとした「○○鍋」と言うような流行では無く、ややエスニックと言ったところです。
 フランス料理のような高級なものは無理なので、その国の人が料理している外国料理で、価格がリーズナブルであることが必須条件で、今のところタイ料理レストラン、韓国のおばちゃんがやっている韓国料理食堂、インド人のカレー専門店に行きました。
 他にもスペイン料理、ドイツ料理レストランなどが比較的近所にあるのですが、価格的にやや難有りで、料理人も現地の人かどうか確認出来ないのが問題。
 食材、料理人などその国の人でないと○○料理と言っても、少し違うかもしれないので、そこは拘りたいところです。
 尤もカレーなどは日本人向けにしてあるかもしれないし、韓国料理も多少辛さを控えているかもしれないけれど。

 東京都内まで足を延ばせばかなり多国籍に楽しめると思いますが、東京のお隣とは言えやはり人口が違いますので条件が悪いようです。
 マア成田空港に近いと言うのは少しプラス材料かも知れませんが。
  市内にバングラディッシュの店があるのは知っているのですが、今のところ訪問する機会が無い・・・行ってみようと思ってはいる。
 不思議なのは韓国食堂(敢えてレストランでは無い)はあるのに、中国食堂が無い。
  高級中国料理店では無く、ラーメン店でも無く、普通っぽく食堂のイメージ・・・こういう店が無い。
 以前市内に台湾料理店があったけれど、やはり毎日通えるような店では無かった。
 
 さて最近時々寄る店が「石窯パン」。
  たまたま通りかかったら「スペインから輸入の石窯」という文字が目立ちまして、こういう物は試してみないと気が済まないのが私、それに私のDNAを引き継いだ息子です。
 ネットからの知識ですが、石窯は高温のなので表面がパリっとしていて、短時間で焼き上げるので中の水分が残っているのでしっとり感があるのだそうです。
 確かに天然酵母と言う事で美味しかったし、サービスのコーヒーを飲みながら店頭のテーブル席で食べられるのも好い感じです。
 土日は相当混むのが玉に疵かも・・・。
  ネットで石窯パンと検索すると県内にはたくさんある事が分かりました。
 多くは県北西部方面で、4,5軒のチェーンがいくつもある。
  県内の他の地域にも石窯パンの店はあるので、これは最近の流行のようですね。(すると石窯を作るのも当分は商売になるのかな?)
 いや、より美味しいものを食べたいと言う要求なので、自然の流れとも言えるし、パンの場合大量生産のメーカーのパンより多少は高くても手が出ない訳ではないので、「少し贅沢」「ほんの少しリッチ」の気分を満たしてくれるのでしょう。

 そう言えば従兄弟が大学を卒業してからパンの学校とケーキの学校で学んで、家業継いでパン・ケーキ店を開いている筈なんですが・・・未だ一度も行ったことが無い。
 今度故郷に帰ったら覗いてみる事にしよう。

パンチの話

2010-05-18 01:21:55 | Weblog
 パンチと言ってもボクシングとか実力行使のパンチの話ではありません。
囲碁の対局ではパンチの応酬は大好きではある。
 (そう言えばパンチを繰り出し、パンチを浴びたのは高校2年の年以降は無いから半世紀近くは平和的に?過ごしていると言えます。尤も人生でもトータルで2回だけですが)
 書類にファイル用の穴をあける、あのパンチの話です。
  私はネットでの検索結果などをメモしたり、プリントすることが多いので、そのままにして置くと紙の束を横積みにして置く形になるので、これは整理と言う意味でも好くない。
 毎週この部屋を掃除してくれる女房殿にさっさと捨てられる危険が大いにある。
 事が起きてから「あれ、なんで捨てた?」と不満を漏らしても、「必要なものなら捨てられないように整理整頓して置いて下さい」と開き直られてしまうのは明らか・・・
 私の方が被害者なのに旗色が宜しく無いのです。

 そこで、メモであれ捨てられては困るもの、不愉快なものにはパンチングをして紙くずでは無い事を形にして置く必要がある。
 まずは100均で一穴パンチを購入
  値段が値段だから文句は言えませんが、ファイル用に二カ所穴を開けるのには向いていない。
  一回のパンチ能力が低いし、丁度良い間隔でパンチするのが面倒。
 そこで普通の事務用の2穴パンチ使いますが、これも難を言うと1回のパンチ紙枚で言うとやや不満ではある。
 そこで1回に200枚とか300枚穴を開けたい時は・・・事務所に持って行ってテコの原理を応用したハンドルの長いパンチか、あるいは電気モーターでドリルが上下する穴開け機を借用。
 もし、ファイルが穴が多いものですと、そこには手動ですが20~26穴対応のパンチがあるので借りています。
 紙の束を持って行くのは不便ではあるけれど、こういうものはあれば便利ですが一軒に一台と言うものでも無いので、必要に応じて借りるのは仕方が無い。

 さて先日か買ったNHK囲碁講座のテキストを並べて見ていて思った。
 今年の4月からは表紙のイメージが変わって女性棋士の写真が表紙になっています。
 だからというわけでもありませんが、これを散逸させないようにきちんと整理するのにはどうしたら良いか?
 単純に考えれば本棚に並べて置けば好いだけの話ではあるけれど、比較的薄い雑誌だし、ちょっと読んで身の回りに置きっぱなしにする事が多いので、そこが問題。
 週刊とか月刊百科事典的な刊行物ですと専用ファイルがある筈ですが・・・囲碁講座テキストの場合は市販のA4紙ファイル程度。(ファイルの上下1センチくらい切り捨てる感じ)
 問題はパンチ。
 これは事務所に持って行って、柄の長いパンチで何とかなりそう・・・但し背表紙から1センチくらいのところでパンチしないと内容に影響が出る可能性はあるので要注意。
 それと見開きの写真・記事などには多少の問題ありですが、ファイルとして保存しておくにはこれが一番好い方法のように思えます。

 疑問は残ります・・・イヤ要望と言うべきですね。
 囲碁講座テキストですから、これは他のテキストも同じでしょうが、その時に使うのと同時に保存する必要も考慮すべきではないでしょうか?。
 つまりファイルする事を前提に刊行物を作ってあっても好いのに・・・。
① 印刷面を背表紙から少し離した形で印刷する。
② 見開きページの場合、影響が少なくする配慮が必要。
③ ファイルを前提に最初から2穴パンチをして置く。
 この、③が肝要だと思うのです。
 市販の物に事前にパンチをして置くと言うのは商品に対する取り扱い上馴染めないかも知れませんが、もし使い捨て的に毎月読み捨てにしている人には大した問題では無い筈ですし、ファイルしたい人には大変助かるのですが、なせこうした処理はしないのでしょう。
 確かに正本上一手間余計ではありますが。
  でも囲碁に限らず、外国語テキストとか、料理、園芸、漢文などなど講座刊行物はファイルして置きたいものがいろいろあります。
 
 マア書類のパンチ一つでいろいろ考えます。
  暇人の考えかも知れませんが、結構真剣には考えています。
 尤も、テキストも一定の講座量が溜まったら単行本にする必要上、発行元としてはむしろ定期刊行物の方が散逸している方が都合が良いのかも・・・少し素直でないか?