なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

「地獄の季節」だったような

2008-11-08 17:05:43 | Weblog
 「最近ネット対局で負けて負けて・・・」と言うような話ではありません。
 成績は良くはないのですが、それでも私にしてはソコソコと言うところなので、この状態で「地獄」と表現したら他の皆さんに失礼です。
 具体的に言ったら10連敗とか、時々勝ちはするものの20点ほど下がった(累積20の負け越し)とかなら「地獄」とは思うけれど、ともかく今はまだ地獄の1丁目の手前でウロウロしているところです。

 「地獄の季節」と言うものを思い出したのは土曜日のNHK連続ドラマの放送を見た時です。
 双子の姉妹が京都河原町のライブハウスで歌うシーンで私の古い記憶からフラッシュバックするものがありました・・・ですから放送の進行とは関係はありません。
 学生時代の話に遡るのですが、関西方面がら来ていた3人の学生と親しくしていました。
 彼らは出身地も同じでいつも一緒に行動して、共同生活をしていた。
  彼らがこちらにいたとき小さなロック喫茶を開いていたのですが、やがて店を畳んで関西方面に帰って行きまして、数年後にハガキが来たりして電話で話したりするようになりました。
  一番の思い出はちょうど11月・・・テンポイントが天皇賞を勝った年です。
 電話で京都競馬場のクラッシック際の入場券を買っておいてもらって、東京駅発の高速バスの深夜便で大阪に行き私鉄で京都競馬場に直行・・・その晩は彼らの家に一泊して土日と京都競馬場で競馬三昧をしたことがありました。
 まあそれも競馬の成績で言えば地獄ではありましたが・・・

 京都で彼らが何をしていたのかと言うと・・・私はその時に行きませんでしたが京都の確か三条あたりで「地獄の季節」と言う店を開いていたということです。
 店の名前からして恐ろしげではありますが、彼らの性格からして暴力的に稼ぐ店ではないはずですが、それがスナックなのか喫茶店なのかは知りませんし、店名からしてロック系の喫茶店かライブもやれる店のような気はしていました。
 こちらで開いていた頃の店にもギターを抱えた客が多くて、曲の一部を弾いてみて比べていることもありましたから、そういう店を京都でも開いたのだろうと考えたのです。
 ともかく店の名前だけは強烈な印象があるので記憶に残っている。
  その後また音信が途絶えて30年以上経つのでわかりませんが、多分同じ場所にその店は無いような気はしています。
 今回のドラマに出てくるライブハウスも関係あるのかないのか・・・
  昔からそこには何件もそういう店がある場所だったのか、今回のストーリーの関係で設定されただけなのか、あるいはアノ店がモデルなのか・・・
 ともあれ、今の彼らに突然であったらお互いに「年をとったものだ」と嗤ってしまいそうですね・・・
 懐かしいような、見たくないような。