なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

初ツバメ

2012-03-31 16:00:59 | Weblog
 昨日は長年お世話になった職場の最後の勤務なので自転車では無くマイカー出勤。
  普段は雨が雨風が強い日限定でしたが、今回は職場のロッカーの中の着替えとかデスクの中の私物を持ちかえるので自転車では荷物が多すぎるため、、、何より最後の”花束贈呈”のあの花束、、、これを自転車の前籠に入れて帰るところを想像すると気恥かしいので自転車は向きません。
 運転しながら何気なくつけたラジオで聴いた話では「今年初めてのツバメを見ました」という聴取者からのメールがあったとか。
 『へえー、そんな季節なんだな』『サクラが遅いと思っていたけれどツバメは来ているんだ』などの感想を持ちました。

 さて今日、天気予報は悪いので何時でも逃げ帰れる近場の公園へ行きました。
  最初に行った水路の出口・護岸付近では激しい波で道路までしぶきに濡れるのでとてもカメラを持って近づく勇気は無く、護岸沿い道や海岸近くはパス。
 バラ園のある庭でジョウビタキの♀を待とうかと思い入口まで行きましたが、開園時間には早すぎるので外の広場で待っているとツグミが2羽餌を探しながら歩いていました。
 70-300ミリで撮影するにはやや遠いのですがこの天気ですので何時帰り仕度せざるを得ないかもしれないので背中のリュックから150-500ミリは出す気のなれない、、、。
 それと少しでも近づこうとすれば身を隠すところなどない広場なのでツグミが逃げてしまうだろう、、、。
  そういう事でなるべく近くのベンチに座って三脚も低くセットして鳥の方から近づいてくれるのを待つ。
 坐っていても、立っていても余り動かないで・自分が風景の一部になる気持ちでいれば鳥の方も怖がらないようです。

 これは未だ距離は遠いですが羽は奇麗に見えました。
 と、そこへ何か小さな鳥が飛んできて低い刈り込みの上にとまったので何が来たのかは確かめずに取り敢えず1枚、、、その後直ぐに鳥は何処かへ。

 家でパソコンで見るとジョウビタキの♀でした。バラ園とは直線で100メートルくらいなのでここも行動範囲なんですネ。それに土曜日とは言えこの天気で人が少ないのでこの時間でも出て来たのかな。マア、この距離では300ミリは辛い。

 坐っているとハクセキレイが近づいてきました。普段でも余り人を恐れていませんが、それでも何時もよりは近くまで。

 何時もですとハクセキレイも奇麗に取るのは案外難しいのですが、今日のよう曇りがちの日の方が色が奇麗に出るように思います。

 私の近くを歩き回っていますが、黒色が強い方が♂でしょう。

 多分黒と言うよりグレイの方が♀だと思います。近くで撮ったので写真は10Mになってしまい大幅にトリミング、、、案外羽が奇麗に見えます。

写真を撮っている広場の横の道を黒くて速く飛ぶ鳥が数羽、、、そうツバメが飛んでいました。
 ツバメは速く飛ぶし、この曇り空ではシャッタースピードを上げられないので見るだけでしたが、ラジオで聴いた話のようにツバメは来ていたのですネ、、、と言う事は北に帰る鳥も旅立つのか。

 さて明日は天気が回復するハズですから、海でミミカイツブリを探したり(北に帰っていなければ)ウミアイサを探しに出かける予定
 

烏鷺の争いでは無いけれど

2012-03-30 18:45:16 | Weblog
 囲碁は手談と言いますが、別名「烏鷺の争い」とも言います、、、が、浜に立っていて実際に烏鷺の争いは未だ見ていません。
  浜の近くにはカワウはたくさんいて、時には100メートルくらいの突堤が真っ黒になる事もある。
 一方時々はサギの仲間のアオサギとか大サギなどが近くにいたり、あるいは海岸近くの池に両者が近くにいたりもする。
 どちらも小魚などを餌にしているから近くに居れば争いはおこりそうですが、、、実際には未だ見ていません。
  たまに見るのはカワウとセグロカモメがニアミスする時に何か火花が散っていました。
 どちらも体が大きいし、あまり他者に気を使うタイプでは無いので「我関せず」で行動しているようで、本当にぶつかりそうなくらい近い距離で火花が散るのかも。

 セグロカモメの場合も波打ち際で待っていて何か食べていますが、直ぐ横にミヤコドリが居たりします。
  これは波うち際あたりでミヤコドリが砂を突いて貝を探しまして、もしかしたらそういう行動でセグロカモメにも利益があるのかもしれません。
 もしかしたらミヤコドリにとってみたら、セグロの近くで安心なのかも、、、。

 このセグロカモメの直ぐ近くに昨日アップしたカワウが居ます。
  アップ用にトリミングしてあるので周りの状況をお見せできないのが残念、、、と言うか、こういう絵(写真も絵の一種)だとつまらないですネ。

カワウも入れなくては

2012-03-29 23:20:27 | Weblog
 昨日書いた「鳥札」の話、、、どんな鳥を選ぶのか?と言う事を考えると意外と面白い。
  地域性を考えて1年を通して当地で見られる鳥だけで12種類を選ぼうかと思いましたが、春又は秋に渡って来る鳥の方が季節を表わしていることもあるのでどちらかだけにしてしまう方が良いかどうかが難しい。
 それと1年中地元に居るからと言ってカラスを選ぶかどうか?、、、。
  しかし、この札にゲーム性を持たせる事が出来ればカラスはダーティーな役回りがピッタリなイメージだから一概に切り捨てるわけにもいかないだろう。
 同様にキジバトなど一応野生種もいるが、野生化した伝書鳩もたくさんいるわけで、、、。
  そういう風に考えて行くと、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、オナガ、ハクセキレイなどなど普段カメラを向けない鳥も考えてみなくては、、、。

 そうそう、池が壊れる前はこの池には小魚も多く10センチから20センチのフナとか鯉もいたのでカワウも何重やって来ました。
 カワウは潜水漁が上手くて困るくらい、、、どんどん捕まえて食べてしまうので、カワセミなどが食べる小魚にも影響が出そうに感じました。
 カワウとアオサギが池の魚にとっては脅威でしたネ。
  コサギも池の中に入りましたが貪欲では無いイメージ、ゴイサギはの子供は悪く言うと量が下手?。

 ともあれカワウは池にも来るし、ヨットハーバーの塔の上にも止まるし、河口や海の中でも漁をします。
  大きな群れで輪になって集団で魚を追い詰めたりするところを見ると、結構知能も高そうです。

 これは浜の波打ち際近くで撮りました。実はお目当ての鳥が現れないので暇つぶしに1枚。

 飛び立つところ、、、アップするために無理矢理トリミングしてありますが、元の写真は海岸の風景の中で飛び立つところです。

 小鳥からすると「爆撃機」レベルのサイズでしょう。

 カワウも鳥札候補です。

「鳥札」を作るなら

2012-03-28 18:48:04 | Weblog
 私が生まれ育った町内は小さな町、、、イヤ敷地としては結構広くて貯木場や貯木池がある町、つまり木材を扱う会社が3つあり、父が勤めていた会社もパルプの原料となる木材置き場が管理の広さがありましたが、、、11世帯しか無いので顔見知りしか居ない。
 しかも普段遊ぶのは、本当に近所の半分の6軒の子供。
  別に他の子供たちと仲が悪いと言う事では無く、地理的な原因です。
 外を走り回ったり、三角ベースの野球とか外の遊びで海に近い事もあり皆真っ黒な子供たちでした。
  皆元気な子供たちでしたが、百人一首みたいな遊びも皆大好き、、、チョット不思議?、、、真夏でもカルタ鳥で遊ぶのですから面白いですネ。
 特に文化レベルが高いと言うようなわけでなくて、今と比べ遊びの種類が少ない時代ですので、単に遊びの一つと言う事でしょう。
 それとカードゲーム?の一つとして「花札」でも遊びました。
  3人で遊ぶ「馬鹿っぱな」だけでなく二人で遊ぶ「来い来い」や大勢で遊ぶ「おいちょかぶ」。
 花札は「大統領」の絵柄が箱についていた、、、。

 話は今日の鳥撮り。
  市境の浜で海鳥を待ちましたが、今日はついていない日だったようで、海には一つがいのクロガモがいましたが撮影の準備をしている間に漁船がやって来てカモたちは皆飛び去ってしまいました。
 漁船が漁を終わるまでジッと待ちました。
  約1時間後に漁船が別の漁場に移動して、少しずつカモが戻って来たと思ったら今度は釣りの人が3人、、、彼ら(一人は女の人)は海に立ちこんで竿を振るのでカモ類は浜に近づかない。

 浜に向かって座っていましたが、背中の方でヒバリの声、、、「上げヒバリ」。
  その時ふとアイディア、、、花札ならぬ「鳥札」を作ったら?、、、それも日本レベルでの月ごとの代表する鳥で作る「鳥札」と別にこの地方・この公園一帯の「鳥札」を作ったら、『間違いなくヒバリは4月の候補だろうな』。

 これは70―300ミリで空を見上げて手持ち撮影。

 AF撮影では大空の中でターゲットを捉えにくいのでMFで追いかけ。

 去年は大きな原っぱで地上に降りたヒバリを追い、歩いているヒバリを撮りましたが、今回は空で上げヒバリ
の啼き声が聞こえてから撮影に入る形でした。

 当地の「鳥札」はかなり本気。
  名刺大のカードサイズで、月ごとの代表の鳥を、、、これって面白そうです。

こんな所に?

2012-03-27 18:51:37 | Weblog
 興味が無ければ本当は目に移っている筈のものに脳が認識しない、、、つまり目に写っていても見えていないと言う事はある。
  今は復旧間近になった地震で壊れた池に以前はカワセミが姿を見せていたのですから、先入観でカワセミ=渓流、清流というイメージからするとたいていの人この池にカワセミが来るなどとはイメージしないものです。
 実際にはウォーキングやジョギングで人通りは激しいし、犬の散歩は多いしノラ猫だってたくさん住みついている、、、そういうところで見る事が出来たのですから、今から思うと恵まれ過ぎだったようです。
 大地震で液状化した泥で池の底が破壊されて干上がってしまいまして、取り敢えず池の底をコンクリートで固める工事が間もなく終わります。
 容れ物としての池が出来れば水を張れば一応復旧と言えるかもしれませんが、本当はこの池がより自然に近くなり、小魚が棲みついて繁殖が出来るようになり、そういうものを狙った鳥が来るようになり、一連のサイクルが続くようにならなくては本当の復旧では無いので、かなり時間がかかりそうです。
 新しい池に新しく生態系が出来て、さてその上でカワセミが来るかどうか、、、。
  いずれにしても最低でも数年はかかると思われます。

 さて昨日アップした水鳥、、、ミミカイツブリかなと思いましたがTさんのブログによるとどうやらアカエリカイツブリと言う名前らしい。
 図鑑によると北海道では普通に見られるとか、、、そして向こうに居る季節は首のあたりは赤色に近い色のようで、冬はアノ写真のような色。
 ミミカイツブリとアカエリは目の色が少し違うようですから、やはりアカエリカイツブリのようです。

 ところでその日の夕方近くはSさんに誘われて、公園の中にある花の植物園の裏庭に行きました。
  花を撮りに行ったのではありませんで、、、。
   彼の話によると彼の奥さんと二人で来た時にここでジョウビタキの♀を見かけたそうです。
 ここも花を観賞する人は多いし、犬の散歩も通り過ぎるし、、、小さいけれど芝生の庭にレジャーシートを広げている家族連れ・小さな子供も多い。
 そんなところですがジョウビタキのメスは出てきてくれました。



 薔薇の木に止まっています。



 この岩も好きな場所のようです。

 初めてここで撮影したせいかどうも色の調子が、、、それに夕陽がだいぶ傾いて来ているので光の調子がどうも、、、などと言い訳が多いですが、季節的に難しいかもしれませんが次があれば頑張ってみます。

全く素人は情けない

2012-03-26 18:36:53 | Weblog
 昨日は昼近くまで浜で鳥撮り、、、浜から沖に向かってカメラを向けるとするとこの時間までが許容範囲。
  イヤ夕陽を写すとか逆光を利用した写真の場合はその限りではありませんが、海の中の鳥を撮ろうとすると光が逆になると条件としてはかなり厳しいのです。
 マア、夕方近くの時間に突堤あたりで待っていて鳥が近づいて来て、、、しかも運良く逆光にならない方向で太陽に90度くらいになるならそういう時間でも写せる。
 潮位が絡むと丁度良い潮目がそういう時間になることはある、、、しかし帰宅時間を考えると夕方までは無理なので、私としては午前中の光の条件の良い時間に鳥の方が近づいてくれる事を期待して浜に立っている。

 そういう狙いの鳥撮りに比べれば通い慣れている林の方が「確率」は高いし、万一天気が急変しても林なら逃げ込む事も出来るし、家にも自転車で10分で替えることができる。
 だから午後から夕方にかけての鳥撮り場所としてはこちらの方が条件が良い。

 さて林について一人で鳥撮りをしているとSさんがやって来て元気が出ました。
  やはり好きな道ではあっても何時間も黙っているのは、まるで修行みたいですよね。
 情報交換をしたり世間話をしたりと言う楽しみも大事です。

 と、そこへTさんがやって来て「今、そこの浜で名前の分からない鳥を撮ったよ」とカメラのビューを見せてくれました。
  私とSさんは荷物を一時Tさんに頼んで浜に急行!、、、近くの浜までは徒歩5分なのです。


 

 カイツブリの仲間なんだろうか。

 ポケット図鑑で調べてみたけれど、良く分かりません。ミミカイツブリのような気はするが、「間違いなくそう」と言うような自信は、、、。

 全く私、素人ではあるけれど情けない。図鑑を見てもネットで検索しても、、、。プリントして置いて大先輩やお師匠さんに教えて貰うしかない。(これが植物だったらいろんな特徴でたどりやすいんだけれど、、、鳥の場合プロトタイプと言うのが良く分からないものもあるし、雑種はあるし、この時期冬羽・夏羽もある、、、と泣きごとをブツブツ)これも楽しみの一つと開き直るしかない、、、私の『人生は開き直りだ』。

Oh!ウミアイサ、、、好事魔多し

2012-03-25 20:54:31 | Weblog
 朝早く目が醒めまして、、、この辺が若い頃とは違って寝坊すると言う事などまずはありません。
  カーテンを開けて好天気を確認して、後は女房殿が朝ごはんを用意してくれるのを待つだけ。
 カメラ・レンズ・三脚など携行するものは全て前夜に準備してあります化ら、朝食を食べたたら一休みして出発し、途中のコンビニでおにぎりを買っていくだけ。

 そういう事で目的地の海岸に8時前に着いてみると、何処かで見たことがある人が居る、、、知り合いの人が既に海岸でフィールドスコープで沖を見ていた。
 上には上が居るものです。
  彼には去年の秋にこの海岸でクロガモについて教えて貰った事がある。
 その彼が家から携帯で連絡があり近くの駅で奥さんと待ち合わせと言う事で歩いて帰って行きました、、、その30分後に狙いの鳥が来てくれました。
 沖にカモの群れが居る時に2羽だけ別の行動を取る、、、こういう時が要注意。
  この鳥は小魚を追って波打ち際の近くまでやって来る可能性が高い。

狙い通りに、、、イヤ先日ボケた写真しか取れなかったリベンジ3日目でやっとウミアイサがこの海岸に姿を見せてくれました。
 正しくは「やっと行き合う事が出来た」と言う事でしょうネ。(本当は夕方とか、私がいかない時に来ていたかも知れません)
大喜びした私は波打ち際に三脚を立てて太陽の位置を斜めにして撮影。

 海の中から首だけ見えていますがウミアイサの番いに間違いなさそうです。

 これが♂で特徴的です。でも『何で大きく見えない?』と疑問を感じながらも、そこはウミアイサと出会えた喜びで冷静に判断する気持ちが、、、。

 

 これがウミアイサの番い。この時「望遠の150-500ミリの150ミリ側で撮っている?」と気がついた。直ぐに500ミリでセットしたが、、、この時波打ち際に犬の散歩が!!。ウミアイサの番いは海に潜った、、、元々ウミアイサの潜水時間は長いのですが、潜ったまま遠くに去ってしまいました。

 撮れたことは撮れたと言えるが、その時のベストでは無いわけで悔いの残る結果。次に行けるのは今度の水曜日、、、その時まで未だ当地に残っていて、この浜に又来てくれるだろうか。

天気予報が

2012-03-24 18:57:28 | Weblog
 「予報」は究極の理想であっていくら科学が進歩しても「予想」の部分はある筈で、だからこそ外れるのでしょう。
  初めから「天気予想」としたら競馬予想みたいな感じになってしまい、印象としての信頼度感が低下してしまうでしょうネ。
 尤も「天気予報」をまともに受け止めたら神をも恐れぬ命名みたいです、、、。

 さて今日の天気予報、TVでもチェックしネットの予報もチェックしています(マア出所は同じでしょうが、、、)が、それによると6時から9時までに雨がやんで9時には曇りで12時以降は晴れ=日が出る。
 これだと絶好とは言えないまでもマア「行けば何とかなる」「久し振りだから是非行きたい」気持ちが強いですから、天気予報を信じたいし「そうなるもの」として出掛けました。

 実際は「浜は寒かった」「コヌカ雨が、、、」なので三脚を立ててカメラ・レンズをセットしゴミ用の大きなビニール袋をかぶせた形で待機、、、雨がやむのを待機・鳥が来るのを待機。
 荷物に傘をかぶせて直接濡れないようにして、人間(私)はソノママ、、、『イヤー寒かった』し、浜近くに立ち続ける2時間、『ナント忍耐強い!』いや『アホみたい』でした。

 それでも何枚か写真を撮って遊んで来ました。

 遠い浜辺の波打ち際に、、、カルガモ?上陸。

 他に撮るものがないもので、、、。

 やっとミヤコドリがやって来ましてカモメとのツーショット。距離はマアマアですが曇っているし湿度の関係か奇麗に撮れません。

 遠くの浜に居る時に距離を詰めに行かないで、ジッと座って待って鳥が移動して来るのを待ったのが効を奏してミヤコドリが近づいてきました。(これで30メートルくらい)これで晴れていれば、、、。前回晴れた日のミヤコドリと違って目が奇麗にでません。

 カモメの飛ぶ姿も良いですネ。これは着地寸前の所。

 明日は天気「予報」通りである事を期待して明日は7時には出発して8時には現地に着く予定、、、さて本当に晴れるだろうか?。

撮る人の満足度

2012-03-23 18:13:36 | Weblog
 鳥撮りをやっていると行動パターンが似ている人がいる事に気が付きます。
  いろいろな珍しい鳥を追いかけてチョットした遠征を繰り返す人、あるいは割合近所だけで撮っているのでその範囲での追いかけ、、、。
 それは行動の自由と言うか、どれだけフリーで動けるかと言う事にも左右されます。
  例えば仕事をリタイアしていて時間もポケットマネーにも余裕がある人、、、(マア後者の条件は昨今厳しいですが)。
 私みたいに年金が半分の年齢なので嘱託とか再任用、あるいはアルバイトのような仕事をしている人、、、この場合は平日には行動の制約があります。
 あるいはある程度の年令ですが更に上の世代の介護の必要もあるのでフリーの時間に制限があるような人。
  まあこのような条件から来る制約と、写真を撮る人の気持ちの問題・どういう鳥を撮りたいかなどのような意思でしょうか、そういう事などの兼ね合いでも行動パターンが出来て、同じような行動パターンの人と「仲よし」みたいに良く行動を共にするようになりました。
 私の場合は上記の理由に寄るものとは別に「めんどくさがりや」の所があるので、何でも近所で済ませようとするところもあります。

 さて、昨日アップしたような「ナンダ?これは」みたいな鳥を追いかけたりしますが、それは何時もの行動範囲の中の事で、「珍しい鳥を求めて遠征」と言う事ではありません。
 それともう一つ、どんな鳥でも可愛かったり、面白い一面はあると思うので極当たり前の鳥にもカメラを向けたりします、、、カラスは写真に撮ろうとは思いませんが。
 それとムクドリも何故か意欲が湧いて来ませんネ、、、ヒヨドリの場合は珍しくは無いですが時に撮ってみようと思う事はある。
 それにオナガなども。
  スズメの場合は案外難しいので撮っても概ねファイルを削除せざるを得ません、、、シジュウカラとかコゲラも止まっているところを撮るチャンスが無いとダメですネ。

 何時もの林で鳥撮りをして概ねその場所を3時頃に撤収しますが、その後海沿いの道を回って帰宅する事にしています。
  運が良ければ芝生の広場で何かと出会うかもしれないし、海の上だって要注意。
 スズメの群れの中に1羽だけ違う鳥がいることだってあるし、海でもスズガモの中に違うかもが居ないとも言えない。
  それと「それはそれでマアマア可愛い」と言う事も有ります。

 カイツブリでしょうか小さくて可愛いです。尤も人間などを警戒するので余り側には寄って来ません。



 同じ場所ですがこちらはハジロカイツブリでしょうか、これもなかなかだと思います、、、私だけかなそう思うのは。以上は夕方の写真

 これは朝撮った写真ですが30羽ぐらいの群れの一部、、、このくらいいるとチョット可愛いと言う感じは湧いてこない。

ナンダ!?これは

2012-03-22 19:09:29 | Weblog
 私自分で言うのもおこがましいけれど、多少はカメラの腕前の方は進歩しているとは思う。
  マアほぼ0からのスタートでキャリアは未だ2年にもならないのですから当たり前ですけれど、、、。
 粘り強くと言えば聞こえが良いけれど、しつこく繰り返す事が身上で、同じ場所で何度もトライするとか、同じ鳥を何度も撮りに行くと言う事で、、、これで多少とも改善されなくてはアホみたいなものでしょうネ。
 要するに天才的な・電撃的な進化ではなく「大きな失敗を繰り返しながら少し前進する」と言うパターンでの進歩です。

 さて20日・祝日も例によって失敗を。
  例えれば「鹿を追う猟師、、、鹿しか見えていなかった」
 市境の海岸に着くとそこから300から500メートル先の波打ち際に何か動いている鳥がいたので、フィールドスコープで確認するとミヤコドリ。
 この日は日曜日のクロガモ撮りの失敗のリベンジが第一目的でしたが、ミヤコドリが近くから写せれば嬉しい。
  早速自転車から荷物を下ろし・鍵をかけ、リュックを護岸に置いてカメラと三脚をのみを持って現場に急行。
 但し、ただでさえ足の遅いジイサマですし、足元は砂浜ですので気持ちだけ「急行」。
  波打ち際近くの濡れた砂浜を使って歩きましたが、、、この時広い海岸に居るのは私だけでしたから、ジイサマの慌てぶりを誰にも見られなくて済みました。
 ともかく急いで歩いている途中でふと海の方を見るとクロガモの小さなグループが波の上にいるのを発見、、、こういう時は困りますネ、、、ミヤコドリも良いけれど、クロガモも撮りたい。
 取り敢えず波打ち際から鳥の居る場所まで50メートルから70メートルくいですのでまずはクロガモ。三脚を波打ち際ぎりぎりに立てて撮影。

 これでも自分としては一番近くで撮れた写真で、黒い顔の中に目が写っています。この次にはもう少し良い写真を撮れるようにしたいしたいけれどまずは現段階でのベター。
 
 海を横から写真で撮った形なので青が出ているのでしょうか?。このグループの中に「?」というクロガモを発見、、、後で写真整理の時に気が付きました。黒くて嘴がオレンジ色のカモがクロガモの♂で、雌はツートンカラーの顔でやや茶色っぽい、、、そんな風に教わっていましたが、この中の1羽は♀みたいな顔なのに嘴がオレンジ?。それって♂の特徴と♀の印象を同時に持っている?。これから♂らしくなる前の途中なんだろうか?。
 
 海の水が波打ち近くで崩れて白く見えるのですが、そのすぐ近くに他の鳥と別行動の鳥がいましたので、取り敢えず「証拠写真」のような軽い気持ち。心の中では「多分カンムリカイツブリ」くらいだろうとタカをくくっていましたが、
家に帰ってパソコンで見ると「○○アイサ?」と言う感じ。ボケているし情けない写真で証拠写真にもなりませんネ。こういう事ならキチンと写さなくてはいけませんネ、、、何時だってキチンと写さなくては。

飛びモノ特集?

2012-03-21 18:40:02 | Weblog
 日曜日には予期せぬ?クロガモの写真を撮れと言うた話を昨日アップしました。
  本音では日曜日の失敗は即月曜日に取り戻したい気持ちですが、そこは嘱託とは言え仮病を使うわけにはいきません、、、当然。
 ですから月曜日の職場ではお天気に恵まれた窓の外をチラチラ見てはため息をついていました。
  こういう諦めが悪い性格、、、落語では「ため息は命を削るカンナかな」などと言う言葉もあるくらいですので、気持ちの切り替えが大切。
 その分20日・祝日には張り切ってソノ海岸に行きました。
  寒い事は寒い一日でしたが、風が弱いので日差しが暖かく感じられるお日和。
 心配は祝日なので釣り人とかウォーキング・ジョギングの人が多くて鳥が海岸に寄りつかない事ですが、幸い昼近くまではそれは大丈夫でした、、、但し、途中から海岸の浜でのゴルフの練習オジサンや海でカヌーが3隻来たので鳥撮りは自主中止しました。
 尤も昼からは日差しが、浜から沖を見る方向が逆光なので、マア潮時と言う事でしょう。
  この好天気に鳥撮りはわたし一人、、、1キロまでは無いとは思いますが7,800メートルの海岸沿いの護岸や砂浜が私の独占状態でした。

 但しリベンジしたいクロガモは1羽も居ませんでした。
  海岸に着いて一番遠い突堤の近くにセグロカモメが見えまして、その近くにカラスがいまして2羽が喧嘩をしている様子、、、セグロカモメがカラスを追い払っている様子。
 その近くの波打ち際に白と黒の鳥が見えるのでフィールドスコープで確認。
  自転車を止めてそこまで砂浜をカメラ・三脚を持って4,500メートル歩く事になりますが躊躇はしません。
 と言う事でこの日は主にミヤコドリを追いかけて海岸線のの砂浜を行きつ戻りつしました。
  マア砂浜を3往復はしたでしょうから結構運動になった筈、、、もっともダラダラ歩いているだけとも言えるので疲れはするけれど運動にはなっていなかったかな、、、ぐっすり眠れましたが。
 
 相当な枚数を撮りましたが飛びモノをアップしました。ミヤコドリは結構人に敏感で50メートルくらいは何とか許容範囲ですが、その内側に入ろうとすると拒否されます。犬の散歩などが(離れたところでも)通ると飛び立ちます。暫くそこに居て分かったのですが、飛び立ってもそこが餌場なので待っていれば帰ってくることが多いらしい。

 これは同じ飛びモノでもスズガモの一団でここの海面に着水する寸前。背景は東京方面のビル。元の写真の画素数が大きすぎるので縦にトリミングして小さくしました。

 さて、暫くミヤコドリと遊んでいましたので飛びそうな時とかタイミングが分かるようになって来ました。

 飛びそうな時はシャッタースピードが2500分の一以上合って絞りが8程度にしてある事を確認して準備。

 一人で約3時間遊ばせて貰いましたが、『もっと、もっと』という気持ちがあるので21日水曜日にもその浜に、、、その話はツヅク。

成功と失敗

2012-03-20 20:54:22 | Weblog
 3月も半ばを過ぎると、冬に北の国からやって来た鳥たちは帰る季節になるので春が巡って来るのは嬉しいけれど、冬の間に撮っていた鳥たちが居なくなるのは寂しい。
 いつかは北に帰ってしまうのは仕方が無いとしても、何時居なくなるのかが分からないので一種不安感がある。
  何か準備があって、旅行が始まる事はこちらには分からない、、、たまに普段見られないほどの大きな群れが出来たりすると察することができますが、そういう風に分かる事の方が少ない。
 
 ともあれ近所の公園のルリビタキにしてもジョウビタキにしても何時姿を見せなくなるか分からない。
  そうそう、海に浮いている水鳥も北に帰る季節がやって来る。
 昨年初めて教えて貰って、、、この辺りではその年最初にクロガモを見つけたですが、近くで良い写真がとれなかったのが心残り。
 と言うわけで、日曜日は隣の市との境界辺りの海岸にいきました(メジロ、シロハラの次の目的地)。
  ダメでも同じ海岸にはイソヒヨドリの♂が来るかもしれない。

 海岸に着くと海の上に数千羽浮いている事があるスズガモは少ししか居ない、、、が別に小さなグループがいました。
  良く潜るのと、潜る時間が長いし、黒い鳥でオレンジ色が、、、これはクロガモ!!。

 300ミリのレンズで撮った写真をトリミングしてもこのくらいの大きさ。多分7,80メートルくらは離れていたと思うが海の上の事なので実際より近く見えているのかも知れません。ソレでも北に帰る前に遭う事が出来たのは嬉しい。

 但し、、、この日は曇りで午後からは雨が降るかもしれないので何時でも逃げ帰ることができるように持参したレンズは70-300ミリのズーム1本だけなのでこの距離はどうしようも無い。可能性を考えてリュックの中に500ミリを入れてこなかった大失敗。

 嘴がオレンジで体が黒いのがクロガモの♂、顔がツートンカラーになっているのが♀。ともあれ2時間くらいこの海岸で一人で楽しませて貰いました、、、こんな天気なのに海で遊んでいるのは私だけと言う事でしょう。

歩道にシロハラ

2012-03-19 18:14:01 | Weblog
 昨日アップしたカワズザクラ・メジロの公園から何時もの大橋から海岸方面に移動しました。
  大橋手前の歩道は要注意!?。
 道幅は50メートルくらいあって交通量は多いし、歩道にはウォーキング・ジョギング・サイクリングの人も多いのですが、ジョウビタキなども見ることがあるので単なる通過道路ではありません。
 と言う事で自転車の前籠のバッグには300ミリのズームレンズをつけたままで、いつでも取り出せるようにしてあります。
  これですと手持ち撮影なら自転車を止めて数秒でスタンバイ出来ます、、、マア事故に遭ったら体の他にカメラとレンズも心配ではありますが、その時はその時。

 さて歩道を走っていて前方50メートルで何か不審な動きを発見。
  歩道の左側は緑地で右には街路樹があり、曇り朝ですから明るくはありませんがハトよりは少し小さな鳥が歩道上で動いています。
 「何かいる」と感じたので30メートル手前で自転車を止め、カメラを準備。
   取り敢えず撮ってから確認、、、シャッターを切る頃には動きからも大きさや色合いからもシロハラらしいと感じていました。
 マア、珍しくも無い鳥なので感動はありませんが、それでも歩道に出てきているのを見ることができたので少し嬉しい。

 暗くて・遠くて・手持ち撮影なのでこんなものかな。

 この時は私の接近法が良かったかだいぶ近づく事が出来ましたが、『もう少し』と言う時に前方からジョギング!。
  歩道上ですから”ある事”です。シロハラなので諦めがつきます。

 大橋の下のイソヒヨドリ、、、何だかそっけない仕草。ホボ1週間ぶりですので「拗ねている?」気もしないではありませんが、実は知り合いのオジサンがこの直前にタップリ御馳走したらしい。

 オジサンの話では「4,5日何処かに行っていて見えなかったけど今日はいる」「可愛いよね」と言う事でした。そう言えばこの辺りの震災復旧の護岸工事は続いているので暫く何処かに行っていたのかも。理由はともかく近寄っては来なかったけれど5メートルくらの所で撮影しても逃げないのだから、私をこわがってはいない。

取り敢えず春のメジロ撮り始め

2012-03-18 16:32:42 | Weblog
 近所のカワズザクラは何時もなら2月の10日ごろに咲き始め、満開ともなればメジロの群れが押し寄せる。
  チョットオーバーでしたが、、、近所のスーパーの前庭にはカワズザクラが10本近く植えてあるのでメジロも一度に20から30羽くらいやって来て、カメラを構えている私の方がどの鳥を追おうか迷ったりしました(昨年の話)。
 それが今年は1カ月以上開花が遅れていました。
    私の認識不足で、、、開花の遅れ方って場所によって差があったようで、隣の市で見かけた木はだいぶ咲いていたし、もしかしたら私が咲いたらメジロを撮ろうと狙っていたこの場所が一番遅れていたようです。
  背の高いビルに囲まれた小さな公園なので日の光とか温度が開けた場所とは少し違っていたようです。

 ともあれ今日の朝早く行ってきました。
  天気予報では夕方(予報上の夕方は午後3時以降)からは雨が降るかも知れないと言うことなので、1周10キロぐらいチャリで鳥撮りをする都合上、ここが最初のポイントなのでここは朝8時頃になります。
 日差しがあれば太陽の射し方とか影のでき方とか、、、そういう条件を考えると概ね8時過ぎでないと。
  しかし今日は曇っていて条件が悪いが、マア仕方ありません。

 木の下で待っていたら、少し離れた木で啼き声がしました。

 暗くて残念ですが、ともあれ今年のここでの初撮り。

 ここには15分くらいしか居ませんでしたが、その間にメジロは3羽来ました。
 なかなか思うようなポーズで撮らして貰えません。
  写真を撮っていたら知り合いのKさんに会いまして、彼に教えて貰った近所の公園に移動。
 その公園にはカワズザクラが2本しか無いのですがこれが満開に近い、、、と言う事は、、、それを知っていたらここに来れば良かったらしい。
 
 写真はjpegで10.5メガなのでだいぶトリミングしましたのでカワズザクラの木の一部だけ。
 尤もここに20分ぐらいいましたが、その間にメジロは来ませんでした、、、残念!!。

半年以上眠っていたカード

2012-03-17 20:21:34 | Weblog
 土曜日はがっかりの雨、、、雨が降っているのに諦めきれずに時々窓の外を覗きました。
  表の道路を傘をさして歩いている人を見てはため息。
 仮に1時間でも雨が降らない状態なら自転車でカワズザクラを見に行けるのに、、、片道5分でから、、、全く我ながら諦めが悪い。
 ところで昨日使ったカメラは何時も通勤かばんに入れているカメラ。
  ズーム付きで光学6.5倍×電子4倍で、別のレンズはいらないのでマアマアそこそこに使いやすいので鞄に入れて歩いています。
 要するに一眼レフのようにレンズを携帯しないで済むので持ち運びには便利と言うことです。
  初めはこのカメラしか無かったのでこれでカワセミに挑戦していましたが、出来上がりにはかなり不満があるので昨年の春には一眼レフを買ってこちらはサブ機にしました。
 今は3,4年前の新鋭機を中古で購入してからはそのカメラをサブ機にして、このカメラは携帯用と言う事にしました。

 と言う事でたまにこのカメラで写真を撮っても記録のSDカードをそのままにしておいたので、古い記録がそのまま残っていました。
 昨日のカワズザクラと一緒に海岸で撮ったイソヒヨドリの♂や真夏に取ったアオバズクの若鳥。
 (以前に取った時はメインのカメラがバッテリー切れで使えなかった時に撮ったもの)
 フクロウを撮ったのは去年の8月なので約7カ月カメラの中で眠っていた事になります。
 写真の出来は悪いですが懐かしい。
  このアオバズクの子供たちは今は東南アジア方面で育っていると思いますが、今年の夏に無事帰ってくるだろうか、、、。
 

 実物はヌイグルミっぽくて可愛いです。

 昼間は親が枝で休んでいて餌を撮って来てくれないので、あたりが薄暗くなるまでこの子たちも何も食べずに待っています。