愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

普天間飛行場固定化につながる恐れがある責任は辺野古基地建設を拒否している沖縄県にある?

2015-12-24 | 沖縄

『わが国自身の主権・独立を維持し、領域を保全し、

わが国の平和と安全を維持し、その存立を全うすること』

という国益を守る上で地政学的に不可欠の存在

である

 防衛拠点としての沖縄は、安全保障上極めて重要な位置にある。

 沖縄を「国益を守る上で地政学的に不可欠の存在」として位置付けるからこそ

 普天間の危険性がつくられた!

 普天間基地以上の機能をもつ辺野古基地建設で沖縄の危険性は除去できるか!

戦後米軍基地の弊害=負担=危険性

永遠に除去できないな!

琉球新報  辺野古推進意見書/民意の全体を見るべきだ

 琉球新報 2015/12/22 6:05
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-192542.html

沖縄の状況をきちんと受け止めた内容の意見書だとは思えない。

長崎県の佐世保市議会が、米軍普天間飛行場の代替施設の早期実現を求める意見書を賛成多数で可決した。普天間の名護市辺野古移設をめぐる国と沖縄県の対立に関し「飛行場の固定化につながる恐れがある」との見解を示した。佐世保だけではない。本紙の調べでは同様の意見書は東京都豊島区、新潟県糸魚川市、佐賀県多久市や石垣市でも可決している。意見書に賛成した議員らは、米軍基地が過度に集中する沖縄の実態やその民意の全体を本当に直視した上で判断したのだろうか。疑問に感じる

佐世保市議会は「辺野古区、豊原区、久志区では移設を条件付きで進めてきた」「政府と条件整備に向け協議中」と表明した。だが久志区は基本的に移設反対の立場で、対応を協議中だ。残り2区は移設容認の立場を取るが、両区が事業の主体となって移設を推進しているわけではもちろんない。

何より意見書は、名護市長選や県知事選、衆院沖縄4選挙区など一連の主要選挙で辺野古の新基地建設反対の民意が相次いで示された結果を踏まえていない。名護や沖縄の民意全体を正確に見極めて判断してもらいたかった。

意見書は一刻も早い普天間の危険性除去を訴えている。この点は全く同感だ。

ただ、現行計画を「唯一の選択肢」として辺野古移設か普天間固定化かと迫る政府の主張をなぞるような内容になっている点は、極めて残念だ。

米国の知日派重鎮らは中国のミサイル射程内にある沖縄に基地を置く「脆弱(ぜいじゃく)性」を指摘した。

在沖米海兵隊はグアムやハワイなど国外への9千人の移転を計画しており、既に同地域などへの巡回配備を展開している。辺野古に代わる選択肢は多様にあるはずだ。日本の安全保障や在日米軍の抑止力と併せて、全国の議会でぜひそうした議論を深めてほしい。

各地の意見書可決は、辺野古移設に賛同する名護市議会の野党議員らが全国の議会に一斉送付した陳情を受けたものだ。

新基地建設反対の決議をした全国の議会に対し、撤回を求める関係者らの動きも出ている。

基地の押し付けに抵抗する沖縄に対する誤解が広がらないかと危惧する。さまざまな手段で民意をより正確に全国に伝えていくことがいっそう求められている。(引用ここまで

「辺野古移設推進を」 佐世保市議会、意見書可決 [長崎県]

西日本新聞朝刊 2015年12月19日 01時17分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/213924


長崎県佐世保市議会は18日、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場を同県名護市辺野古へ早期に移設するよう求める趣旨の意見書を賛成多数で可決した。意見書は、地元では少数派の、辺野古移設に賛成する名護市議が全国の市議会に送った陳情に応じたもの。辺野古移設には翁長雄志(おながたけし)沖縄県知事が反対し、名護市議会でも反対派が多数を占めるが、米軍艦船の拠点がある基地の町・佐世保の議会が「基地との共存」を呼び掛けた格好だ。

陳情を送った名護市議によると、東京都豊島区などの議会が移設を求める意見書を可決しているが、九州では初めてという。名護市の基地対策担当者は「他市の議会活動にはコメントしない。新基地は造らせないという稲嶺進市長の姿勢を肝に銘じるだけ」と語った。

佐世保市議会の意見書は「移設計画をめぐって続く国と沖縄県の対立は普天間飛行場の固定化につながる恐れがある」と指摘し「飛行場代替施設の早期実現を求める」との内容。議長を除く32人中28人が賛成し、4人が反対した。

佐世保市でも、住宅街に近い米軍弾薬庫の返還を日米政府が2011年に合意したが、市内の代替施設整備が遅れ移転のめどは立っていない。市議の一人は「普天間の問題を決着させ、佐世保の弾薬庫移転に国の予算を回してほしい」と賛成した理由を説明。別の議員は「われわれには基地へのアレルギーがないという点が、賛成多数だった要因ではないか」と話した。

一方、反対した議員は「意見書は政府の言い分と同じ」「地方のことは地方で決めるという自治権を損なう」と批判した。(引用ここまで

辺野古 全国5議会 「容認」意見書可決 名護市民ら反発

佐世保市議会は、名護市議会野党会派の礎之会(岸本直也会長)とあけみおの会(吉元義彦会長)が全国の地方議会議長宛てに送付した陳情を受け、18日に採択した

意見書は「普天間飛行場の危険性を一刻も早く除去することと、基地負担の軽減が原点だ」と強調し、日本政府の従来の見解に沿っている。辺野古への移設をめぐり国と沖縄県の対立が続いていることに触れ「飛行場の固定化につながる恐れがある」としている。

防衛拠点としての沖縄は、安全保障上極めて重要な位置にある。『わが国自身の主権・独立を維持し、領域を保全し、わが国の平和と安全を維持し、その存立を全うすること』という国益を守る上で地政学的に不可欠の存在」と言及。意見書は辺野古、豊原、久志の3区が「移設を条件付きで進めてきた経緯がある」とも指摘した。(琉球新報)(引用ここまで

「オール沖縄会議」結成(12/14)と同時に進行している地方議会での辺野古新基地建設推進「意見書」採択に警戒を!  2015-12-20

http://kimbara.hatenablog.com/entry/2015/12/20/220242


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