6月19日 6時54分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160619/k10010561301000.html?utm_int=news_contents_news-main_003
参議院選挙は今月22日の公示前、最後の週末を迎え、与野党の幹部が各地での遊説に力を入れています。大阪では18日に各党の幹部が出席した討論会が開かれ、安倍政権の経済政策、アベノミクスなどを巡って、論戦を繰り広げました。
自民党の稲田政務調査会長は「アベノミクスは道半ばだが、着実に結果を出している。これから『同一労働同一賃金』を打ち出し、非正規労働者の処遇を改善することなどで成長の成果を分配し、さらに経済のパイを大きくしていきたい」と述べました。
民進党の山尾政務調査会長は「アベノミクスは、お金持ちを大金持ちにはしたが、普通の人の暮らしを豊かにすることに失敗した。実質賃金は下がっていて、家計の消費も伸びない。経済の土台としての人への投資をしっかりやりたい」と述べました。
公明党の佐藤政務調査会長代理は「経済再生、デフレ脱却への歩みをさらに進め、その実感を地方や中小企業、家計へと届けていく。成長と分配の好循環を実現させて、社会保障の充実や、保育や介護の基盤整備を加速させたい」と述べました。
共産党の小池書記局長は「安倍政権は、誰が見ても憲法違反である安全保障法制を打ち上げ、憲法改正を目指している。アベノミクスは貧困と格差を広げただけであり、参議院選挙は、こうした安倍政治全体を問う選挙だ」と述べました。
おおさか維新の会の馬場幹事長は「選挙前に言ったことは選挙が終われば、すべて終わりという状態が続いている。国会議員の定数削減などを行い、国民が政治に信頼を持てるようにしたい」と述べました。
社民党の福島副党首は「参議院選挙は、憲法を生かすのか殺すのかを決める選挙だ。一握りの富裕層のための政治ではなく、99%の人たちのための政治に変えるべきだ」と述べました。
生活の党の玉城幹事長は「生活が第一という政治を目指し、配分の仕組みを変え、家計の可処分所得を1.5倍にする。国主導から国民主導に変えることが必要だ」と述べました。
日本のこころを大切にする党の中山代表は「アベノミクスは財政政策が足りず、政府が需要を作り出さないと景気は回復しない。必要な公共事業は行うべきだ」と述べました。
新党改革の荒井代表は「アベノミクスは、ここからが正念場だ。ただ、エンジンをふかせばいいという問題ではなく、構造改革が必要だ」と述べました。(引用ここまで)
アベノミクスめぐり論戦
与党「道半ば」野党「失敗」
大阪で討論会【16参院選】
時事通信 2016/06/18-17:40
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061800191&g=pol
22日公示の参院選を前に、関西プレスクラブ主催の政治討論会が18日、大阪市内で開かれ、与野党9党の幹部が安倍政権の経済政策「アベノミクス」や憲法改正などをテーマに論戦を交わした。討論会には今回の選挙から投票権を持つ18、19歳の若者も参加し、各党幹部に質問をぶつけた。
自民党の稲田朋美政調会長は「アベノミクスは道半ばだが、着実に結果を出している」と強調。公明党の佐藤茂樹政調会長代理は「うまく進んでいるが、恩恵がまだ一部にとどまっている」と述べ、家計や地方経済への浸透が課題だと指摘した。
一方、民進党の山尾志桜里政調会長は「普通の人の暮らしを豊かにすることに失敗した」と批判。
共産党の小池晃書記局長は「いつまでたっても道半ば。方向が間違っている」と政策転換を訴えた。
社民党の福島瑞穂副党首、生活の党の玉城デニー幹事長も、アベノミクスは失敗したと断じた。
おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は「成長戦略が進んでいない」との認識を示し、
日本のこころを大切にする党の中山恭子代表は、政府にさらなる財政出動を求めた。
新党改革の荒井広幸代表は「これからが正念場だ」と語った。
憲法改正に関しては、自民、公明、おおさか、こころの4党が賛成。民進、共産、社民、生活、改革の5党は反対を表明した。
民進党の山尾氏が「憲法9条を争点に据え、この国の平和のかたちを議論したい」と述べたのに対し、自民党の稲田氏は「戦力不保持」を定めた9条2項の改正を主張した。(引用ここまで)
2016参院選改憲巡り応酬 自民草案を野党批判
9党討論会
毎日 2016年6月19日 02:48
参院選公示を22日に控え、与野党9党幹部の討論会(関西プレスクラブ主催)が18日、大阪市内で開かれた。憲法改正で自民党の稲田朋美政調会長が「自衛隊は合憲だとし…(引用ここまで)
【大阪】9政党の幹部が討論会
06月18日 18:17
http://news.goo.ne.jp/article/abc/region/abc-20160618005.html

【大阪】9政党の幹部が討論会(ABC NEWS 関西ニュース)
参議院選挙が22日に公示されるのを前に9つの政党の幹部が大阪に集まり、討論会を開催しました。
関西プレスクラブが主催した討論会で9つの政党の代表や幹事長クラスが参院選の争点について討論を交わしました。
自民党・稲田朋美政務調査会長は、「キーワードは前進か後退か」「アベノミクス、道半ばではありますけど着実に結果を出している」、
公明党・佐藤茂樹政務調査会長代理は、「公明党には小さな声を聞く力があります」「公明党が連立政権にいるからこそ政治を安定させることができるのです」、
民進党・山尾志桜里政務調査会長は、「人への投資で経済再生を図る」「平和主義を壊す自民党の改憲草案9条が念頭にありますけれどもそういった改正に反対である」、
共産党・小池晃書記局長は、「やはり安倍政治を止めるためには、政策の違いを脇に置いても民主主義破壊、立憲主義を否定するような政権をこのままにしとくわけにはいかない」、
おおさか維新の会・馬場伸幸幹事長は、「身を切る改革から始めて国民の皆さまがたに政治に対する信頼を持っていただく、これがわが党の考え方」、
生活の党と山本太郎となかまたち・玉城デニー幹事長は、「非正規雇用の問題、奨学金の問題、年金の問題、生活が第一ということをしっかりと掲げて訴えていきたい」、
社民党・福島瑞穂副党首は、「安倍総理の憲法、私たちからいえば改悪ですが改悪の執念に民主主義が勝たなければならない」、
日本のこころを大切にする党・中山恭子代表は、「日本の習慣や伝統は世界から見てもすばらしいものです」「次の世代につなげていきたい」、
新党改革・荒井広幸代表は、「家庭が参加して脱原発をする」「世界でただ一つ、日本だけがこの家庭用の未来の水素燃料電池を作っている」とそれぞれ語りました。
今回の参院選から選挙権が18歳に引き下げられるのを受けて18歳と19歳の若者からの質問も受け付けました。(引用ここまで)