憲法論争の落とし穴!
憲法「改正」気運盛り上げていく安倍派の策略に
加担するのか!
憲法の原則を曖昧にした憲法論争は
不毛であり国民をミスリードするぞ!
憲法9条=人類普遍の原理を隠ぺいして
「古いモノは変えなければならない」式の
スリカエ・ゴマカシ・デタラメ・大ウソのトリック
には断固決別すべきだろう!
’16参院選 憲法改正/語らないのはなぜなのか
河北新報/2016/6/24 8:00
http://www.kahoku.co.jp/editorial/20160624_01.html
その振幅の激しさを「ぶれ」と呼んでいいものか。
選挙が近くなるにつれて、だんだんとトーンダウンしていき、選挙が終わると急にヒートアップする。安倍晋三首相の憲法改正を巡る発言である。
愛国者の邪論 「ぶれ」ではなく意図的です。これは「公約詐欺」です。
ぶれる(ブレル)とは - コトバンク
1 正常な位置からずれる。「スイングのときに軸が―・れる」
2 写真をとる瞬間にカメラが動く。「―・れて像がぼやける」
3 態度、考え方、方針などがあれこれと揺れ動く。「首相の姿勢が―・れることはない」
安倍首相の言動を視ると、世論の動向を視ながら対応しています。極めて意図的です。
この社説に視るように安倍首相の手口そのものを徹底して批判していないことが問題です。しかも、安倍首相の手口そのものの評価に対する自覚が全くないことが判ります。ここに日本の情報伝達手段のマスメディアの犯罪的役割が浮き彫りになります。安倍首相の姑息な対応と言葉の軽さを容認してきていることの自覚の欠如を原因としてその責任追及を免罪免責しています。ケシカラン話です。以下を視れば一目瞭然です。
従来の手法を見るにつけ政策の揺らぎなどではなく、戦略的な確信のなせる業に映る。特定秘密保護法や集団的自衛権の容認、安全保障関連法がその典型例だ。
愛国者の邪論 憲法違反の悪法の既成事実化を容認する典型例と自己免罪が浮き彫りになります。
選挙期間中は経済政策を前面に打ち出し、「本丸」は黙して語らず。ところが勝てば一転、民意を得たとばかりに遮二無二、成立に向けて走りだす。今回の参院選でも同じような臭いが漂う。
愛国者の邪論 これはルール違反です!何故、このルール違反であることを糺さないのでしょうか!選挙に出る資格そのものが失われていると言わなければなりません。民主主義違反と民主主義否定の暴挙を何故糾弾しないのでしょうか。これが許されるとすれば、選挙では何を言っても良いことになるし、選挙後も何でもアリも容認ということになります。
事実、安倍首相の選挙前と選挙後の言動と政策は、全くのデタラメ・ゴマカシ・スリカエ・大ウソのトリック満載です。
このことを徹底して検証し批判する!舛添金目事件のように、徹底して糺していない!ここに安倍首相の応援団化した日本の情報伝達手段のマスメディアの姿・立ち位置が浮き彫りになります。
安倍首相はこれまで「在任中に憲法改正を成し遂げたい」と明言。衆参両院で改憲勢力による「3分の2議席」を目指す意向も示していた。当然、今回の参院選も視野に入っていたはずだ。ところが、参院選の公示日が近づくと、慎重な姿勢が目立つようになる。憲法のどの条文を、どのように変えていくのか−。安倍首相は先の党首討論会で、核心部分の論議を参院選後に先送りする考えを示した。次期国会から両院の憲法審査会で議論を進めながら、改憲の発議に必要な3分の2議席の構成を図りたい、というのだ。安倍首相は街頭演説で憲法改正に触れていない。参院選の自民党公約でも「各党との連携を図り、国民の合意形成に努め、改正を目指す」などと書かれているだけ。
愛国者の邪論 ここにも安倍首相のウソを意図的に書かない応援団ぶりが浮き彫りになります。
それは安倍首相が「憲法改正」問題について、この間何を言ってきたか!何を仕掛けてきたか!一連の事実を視れば、「本丸」は「憲法9条」にあることは一目瞭然です。そのことを何故指摘しないのか!
このような情報伝達手段のマスメディアの「手口」そのものが、戦後自民党の憲法の形骸化と9条の解釈改憲の既成事実化に協力加担してきたと言わなければなりません。
参院選の結果、補完勢力を合わせた改憲派が、3分の2議席を獲得した場合はどうするのか。衆院は与党だけで3分の2以上の議席を確保している。有権者は、語られない憲法改正とは別の選択軸で投票したにもかかわらず、「白紙委任された」と改憲に突き進む懸念はないだろうか。
愛国者の邪論 「懸念」ではなく「実行」、これこそが「決める政治」というものではなかったか、しかも、その「決める政治」を扇動してきたのは「決められない政治」と民主党政権を批判してきた安倍自由民主党と山口公明党であり、それを無批判的に垂れ流してきたのは、他ならぬ情報伝達手段のマスメディアでした。
更に衆参の「ねじれ」と批判し、「ねじれ解消選挙」と扇動してきたのは、一体全体誰だったのか!不問・黙殺・隠ぺいすることはできません。これこそが民主主義違反・否定の暴挙と言わなければなりません。
往々にして、「本音」は隠される。有権者はしっかりと見定めなければならない。問わなければならない。
愛国者の邪論 このようなことを平気で言える!この言葉そのものに上から目線が浮き彫りになります。オレは、「隠される」「本音」は判っているのだ!しかし、「有権者」は判っていない!だから「しっかりと」「見定めろ」と!
そんなことを言う前に、情報伝達手段のマスメディアこそ、安倍首相の「本音」「隠し」を民主主義違反として徹底して批判せよ!ということです。情報伝達手段のマスメディアの責任と自覚を脇に置いて、偉そうなことは言うな!ここに尽きるのです。
国民が情報を得る手段は何か!テレビ・新聞です。だからこそ、安倍政権はテレビ・新聞対策に汲々としているのです。夜な夜なマスコミ関係者と会食しているのは、そのためです。このことについて、マスコミ関係者から徹底的な批判が起こらないのは何故でしょうか?「お仲間」だからです。マンネリ!不正・不道徳・無自覚にどっぷり浸かってしまっているのです。
与党でさえ温度差がある。公明党は憲法に新たな価値を加える「加憲」の立場。今回の参院選では議論が熟していないとして、公約にも改正は掲げていない。安倍首相の改憲路線とどう折り合うのか。態度を明確にすべきだ。
愛国者の邪論 公明党山口氏は民進党と共産党の綱領・政策の違いを強調して「野合」と非難していますが、これは事実を捻じ曲げたためにするデマです。こうした手口こそ民主主義違反・否定ですが、そのことを徹底して批判していません。アンフェアーそのものものです。「折り合い」「態度」を「明確にすべき」程度なのです。
共闘する民進、共産、社民、生活の野党4党は、安倍政権による憲法改正や「3分の2」の阻止を旗頭にする。学者らが「憲法違反」と指摘した安保法を強引に通したことに警戒感が根強いからだ。「お試し改憲」として議論されている、災害やテロ発生時の「緊急事態条項」などで実績をつくり、最終的には憲法9条に手を付けるのでは、という懸念である。
愛国者の邪論 「懸念」ではありません。以下の記事を隠ぺいしています。
BSフジ番組共産党小池書記局長選挙後9条改悪を提起する自民党のホンネ引き出し9条外交論こそ使え! (2016-06-24 20:51:56 | 16年参院選)
新藤元総務相!選挙で勝てば憲法9条改定を提案する!とホンネを語る!やはり安倍首相はウソをついていた!
(2016-06-24 20:07:29 | 16年参院選)
日本の憲法は改正が難しい「硬性憲法」と言われるが、指一本触れてはならない「不磨の大典」ではないはずだ。不備が出てくれば、修正する可能性もあろう。そのためには論議の基になる土台づくりが必要ではないか。
愛国者の邪論 このデタラメロジックが憲法改悪の既成事実化を推進してきたことは一目瞭然です。その理由は、一つは憲法が明記している「人類普遍の原理」を隠ぺいしていること。二つは「不備が出てくれば、修正する可能性」論のスリカエ・ゴマカシ・デタラメ・大ウソのトリックです。何故か。「不備」については「基本法」の制定で対応してきていることを隠ぺいしていることです。
以上のことを黙殺・不問・隠ぺいして、憲法を畳とか着物とか日常品と同じレベルの話にスリカエる知的劣化・不道徳を糾弾しなければならないと言わなければなりません。それは、この憲法は、一つには、侵略戦争の反省の上に制定されていること。二つには人類の人権獲得の成果の上に制定されていることを隠ぺい・不問・黙殺しているからです。憲法をじっくり、しっかり読みなさい!ということです。
当然、改憲に執念を燃やす安倍首相は自らの口で訴えるべきである。改正するかどうかを決定するのは国民なのだから。「争点隠し」という選挙戦術があってはならない。(引用ここまで)
愛国者の邪論 「決定するのは国民」であるというのであるならば、国民に判断材料をしっかり提供すべきです。「違い」=「事実」を明確にすべきです。
「争点隠し」という「選挙戦術があってはならない」のではなく、これは民主主義違反・否定であることをはっきり語るべきです。曖昧にするな!です。