愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

生活保護者いじめから今度は障害者いじめ政治へ、強者の論理がニッポンを徘徊し、不道徳の横行に断罪を!

2013-03-19 | 日記

今日の「赤旗」13面(社会面)の「リアル社会」にとんでもない記事が掲載されていました。この国の政治家たちの不道徳ぶりには呆れます!生活保護精度への圧力の時の事例と同じように今回も弱者への思いやりは微塵もありません。

 かつて国鉄分割民営化を断行する時に、「労働者(公務員)が勤務中に風呂に入っている」式のペテンが仕掛けられ、日本国中を席巻したことを思い出しました。こうした攻撃、イデオロギー攻撃に味をしめた政府など、いわゆる支配層は、次は公務員の「不祥事」を利用したバッシングの嵐を日本国中に撒き散らしました。そうして今や公務員の非正規化、ワーキングプワーは目に余るものがあります。

 公務員をバッシングして、賃金や人数が削られることで住民サービスの低下や肝心な時に公務員の人数が不足しているなど、結果的にはバッシングの側に立って、様々な不満の溜飲をさげてきた住民自身が、不利益を受けることになってきたのではないでしょうか?待機児童や待機老人の増大、消防力の低下、とりわけ先生不足など、深刻です。特に東日本大震災に見舞われた地域の公務員不足を補うために全国各地から派遣された公務員の皆さんの苦労は自殺者も出るなど、相当なものです。

 このような構造は、まさに「いじめの構造」です。この構造で、一番得をしているのは誰でしょうか?被害を受けるのは誰でしょうか?

 それでは、記事をご覧ください。

 先天性心疾患配慮いる ペースメーカー装着者など障害認定基準見直しやめて

 厚生労働省は、命に関わる機器を体内に埋め込んでいるため「身体障害者手帳―級」とされるペースメーカー装着者や人工弁置換患者の障害認定基準を、見直そうとしています。これに対し先天性の心疾患患者らは、不安の声をあげています。   (岩井亜紀)

  認定基準見直しが浮上したのは、民主党の桜井充参院議員の国会質問がきっかけです。参院予算委員会で昨年4月、ゴルフをできるペースメーカー装着者が身体障害者手帳の1級でいいのか質問。小宮山洋子厚労相(当時)が、見直しを進めると回答しました。

 「全国心臓病の子どもを守る会」の下堂前(しもどうまえ)亨事務局長は「成人期以降に心疾患となった人の中には、ゴルフができるまで回復した人もいれば、そうではない人もいるだろう。重大なのは、先天性心疾患患者への配慮がないことだ」と指摘。「先天性心疾患患者の多くは、身体的能力や基礎体力の低さ、社会的、経済的な基盤形成の弱さある」と強調します。

 同会の会員、富山県射水市の高瀬嘉子さん(54)は先天性心疾患の仲間から、体調悪化に伴う生活上の不安や就労が困難な問題など切実な相談を受けています。

 「先天性心疾患患者の心臓は奇形なんです。さらにメスを入れるから、まともではない。もともと正常だったものにペースメーカーや人工弁を入れて治療した後天性の心臓とは、大きな違いがあります」と訴えます。

年金取得に影響

 手帳―級から等級が下がると、どんな影響があるのか―。下堂前さんは「医療費助成や就労、障害年金の取得などに大きく影響する」と指摘します。

 患者の多くが生涯にわたって医療が必要です。重度心身障害者(児)を対象に医療費助成が多くの自治体で行われています。下堂前さんは「見直しで3級になれば、医療費助成の対象外となる人も出る」と語気を強めます。

 同会に届いた患者らの訴えの中には、就労しても継続することが難しいケースが多くありました。「日常生活は何とかしているが、ペースメーカーなので工場系の就職は難しい」、「フルタイムで一般企業に就職するも、残業が続き体調を崩し退職。医師から週4日と制限されている」…。

 就労まで厳しく

一方、下堂前さんは「いまは手帳―級のため、障害斎雇用率制度の中でI人を2人とカウントされるから、就労しやすい」と話します。「見直しで等級が下がれば、障害者雇用率制度枠での就労までもが厳しくなる」と危惧します。

 障害年金と身体障害者手帳の認定はそれぞれ別に行われますが、年金申請時には参考資料として手帳のコピーを提出します。「いまでも障害年金は取りづらくなっている。手帳の等級が下がればもっと困難になる恐れがある」と下堂前さん。

 厚労省の研究事業では、障害認定のあり方に関する研究がされていますが、研究対象者のほとんどが後天性の心疾患患者です。

 小児循環器の専門医からは、生涯にわたって医療を必要とする先天性心疾患愚者と、発症まで元気に暮らしていた後天性疾患患者では、大きな違いがあるとして、二律の見直しに反対の意見が寄せられています。(引用ここまで

 

資料はたくさんありましたが、以下をご覧ください。

ペースメーカーをつけると危険なこと - ペースメーカー装着での就職・求人

http://lacasadelmarre.com/page4.html

警告:ペースメーカーに関する重要事項 ペースメーカー治療 ボストン…

http://www.bostonscientificpt.jp/Pacemaker/index07.html

 

こんな時はご注意を!

www.bostonscientificpt.jp/ICD/pdf/oth_JADIAleaflet_jp.pdf

ペースメーカー埋め込み者は何故障害1級なのですか?

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1218034482

ペースメーカーを入れると身障者一級でした。一級を認定されるということは、それ...

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1381705723

 

この問題は、沖縄やフクシマを見捨てる目と同じような気がしました。自分の位置を被害者の位置におくのではなく、或いは被害者への共感と連帯の目はありません、別のところから見ている目です。同じ人間なのに、何故こうなってしまうのでしょうか?

 いじめる側の子どもも、実はいじめられる側に落されるという危機感から、常にいじめる側に身をおかねければならないという不思議な構造です。

 この構造は、アジア侵略の加害国民として被害者への共感と連帯、反省と謝罪、二度と繰り返さないという決意、さらに言えば、実は、日本国民自身も被害者であるという視点など、ないように思います。

 戦争に反対すれば、国賊・非国民と烙印を押されてしまう。戦争反対者や非協力者を孤立させる「空気」の中に身をおくことで、強力加担していくことで、自らを防御していくのです。こうした国民ムードが、国民自身を戦争に駆り立てていったのではないでしょうか?しかし、その防御の結末は、どうだったでしょうか?結果は明らかです。

 桜井充参院議員

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%9C%E4%BA%95%E5%85%85

http://www.dr-sakurai.jp/blog120412180356.html

屑野郎の奇麗事の建て前と、裏の薄汚く卑しい本音:民主党参議院議員・桜井充の例≫

http://www.asyura.com/10/senkyo87/msg/480.html

生活保護受給者急増のワケ

http://fukufukulife.blog.fc2.com/blog-entry-62.html

 

最後に、お礼とお断り

 日頃よりお読みいただきありがとうございます。今日19日より、所用のため、ひと月間、記事の更新ができません。4月20日以後に、更新できればと思います。その日の来るのを楽しみにしております。ありがとうございました。

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