goo blog サービス終了のお知らせ 

愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

宮中晩さん会でおことば ・トランプ大統領挨拶の共通語強い・揺るぎない絆・大切に育まれてきた同盟関係・受け継がれてきた豊かな財産=私たちの同盟・密接で信頼に基づくパートナーシップ!

2019-05-27 | 天皇制

私たちの同盟とは、国民のことか?

「日米同盟」とは「日米核兵器軍事同盟」だろう!

上皇陛下は、

天皇として御在位中、平和を心から願われ

上皇后陛下と御一緒に、

戦争の犠牲者の慰霊を続けられるとともに、国際親善に努められました。

今日の日米関係が、

多くの人々の犠牲と献身的な努力の上に築かれていることを常に胸に刻みつつ、両

国の国民が、これからも協力の幅を一層広げながら、

揺るぎない絆を更に深め、希望にあふれる将来に向けて、

世界の平和と繁栄に貢献していくことを切に願っております

日本国憲法で言えば!

第一条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基くのだから主権者の意向を尊重しなければならない!

第三条 天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。のだから、天皇の発言は安倍内閣の責任となる!

〔天皇の権能と権能行使の委任〕 第四条 天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。 天皇は、法律の定めるところにより、その国事に関する行為を委任することができる。

第七条 天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。九 外国の大使及び公使を接受すること

NHK   天皇陛下 宮中晩さん会でおことば 全文  2019年5月27日 20時07分 トランプ大統領来日

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190527/k10011931651000.html?utm_int=news_contents_news-main_001_relation_001

この度、アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ閣下が、令夫人と共に、我が国を再び御訪問になりましたことを心から歓迎いたします。

特に、私が皇位を継承してから最初の国賓として、今宵、大統領御夫妻を晩餐会の席にお迎えすることができ、嬉しく思います。
我が国が、鎖国を終えて国際社会に足を踏み出したのは、今から百六十五年前の一八五四年に、貴国との間で日米和親条約を締結したことに始まりますそれ以来、日米両国とその国民は、様々な困難を乗り越え、相互理解と信頼を育み、今や太平洋を隔てて接する極めて親しい隣国として、強い友情の絆で結ばれております。
特に近年、両国の関係が、政治や経済にとどまらず、芸術、文化、スポーツ、最先端技術など、幅広い分野で深みを増していることを、喜ばしく思います。
また、日米両国が困難な時に互いに助け合える関係にあることは大変心強く、取り分け、八年前の東日本大震災の折に、二万人を超える貴国軍人が参加した「トモダチ作戦」を始め、貴国政府と貴国国民から、格別の温かい支援を頂いたことを、私たちは決して忘れることはないでしょう。
貴国と皇室との交流の歴史にも、また特別なものがあります。私の祖父である昭和天皇は、香淳皇后と御一緒に、一九七一年、御即位後初めての外国御訪問の途次に立ち寄られたアラスカにおいて、ニクソン大統領御夫妻より、そして、一九七五年に御訪米をされた折には、フォード大統領御夫妻より、それぞれ歓迎を頂きました。
また、私の両親である上皇上皇后両陛下も、皇太子時代の一九六○年に初めて貴国を公式訪問された折には、アイゼンハワー大統領御夫妻始めの歓待を受けられたほか、御即位後の一九九四年には、国賓として、クリントン大統領御夫妻をはじめ貴国の国民から手厚くおもてなしいただいたと伺っています。
私自身の貴国との最初の思い出は、一九七○年の大阪万博であり、当時私は十歳でしたが、月の石を間近に見たことや、チャールズ・リンドバーグ飛行士(※1)に、水上飛行機シリウス号(※2)の操縦席に乗せていただいたことを、今でも鮮明に覚えています。
その後、一九八五年に、英国留学の帰途、貴国を初めて長期に訪れた折には、レーガン大統領から温かくお迎えいただきました。マンハッタンの摩天楼、サンフランシスコやニューオリンズの街並み、グランドキャニオンの威容など、都市や自然のスケールの大きさと多様性に強い印象を受けたことが懐かしく思い起こされます。
皇后も、幼少の時期をニューヨークで、また、高校、大学時代をボストン郊外で過ごしており、私どもは貴国に対し、懐かしさと共に、特別の親しを感じています
トランプ大統領御夫妻が、前回の御訪問の折にお会いになった上皇陛下は、天皇として御在位中、平和を心から願われ、上皇后陛下と御一緒に、戦争の犠牲者の慰霊を続けられるとともに、国際親善に努められました。今日の日米関係が、多くの人々の犠牲と献身的な努力の上に築かれていることを常に胸に刻みつつ、両国の国民が、これからも協力の幅を一層広げながら、揺るぎない絆を更に深め、希望にあふれる将来に向けて、世界の平和と繁栄に貢献していくことを切に願っております。
日本は、今、緑の美しい季節を迎えています。大統領御夫妻の今回の御滞在が、楽しく、実り多いものとなることを願うとともに、お二方の御健勝、そして、アメリカ合衆国の繁栄と貴国国民の幸せを祈り、杯を挙げたく思います。
(※1)チャールズ・A・リンドバーグ飛行士(米国人)は、一九二七年に、「スピリット・オブ・セントルイス」号と名付けた単葉単発単席のプロペラ機で、世界で初めて大西洋横断単独無着陸飛行に成功したことで知られている。
(※2)水上飛行機「シリウス」号は、リンドバーグ飛行士が、一九三一年に北太平洋航路の調査のため,ニューヨークから日本を経て中国まで飛行した際に使用したもの。一九七○年の大阪万博の折に展示された。

NHK  宮中晩さん会 トランプ大統領挨拶 全文  2019年5月27日 20時11分  トランプ大統領来日

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190527/k10011931661000.html?utm_int=news_contents_news-main_003

こんばんは。天皇皇后両陛下、安倍総理御夫妻、御来賓の皆様。 天皇陛下の御即位の後、最初の国賓として、再び日本を訪問できましたことを大変光栄に思います。
陛下、私と妻は、この丁重なる御招待を決して忘れることはありません。 また、この威厳のある国で、日本の方々の素晴らしいおもてなしと心温まる歓迎に感謝します。
私は、米日間で大切に育まれてきた同盟関係について米国民が抱く希望とともに参りました。
両国の益々繁栄する関係が次なる段階に歩みを進めるに際し、米国国民は陛下の下で新しい時代を迎える日本の全ての人々に対し、幸運をお祈りしています。
おめでとうございます。

今朝、私と妻メラニアは、光栄にも、ここ宮中で、天皇皇后両陛下にお目にかかりました。
2年前、私たちが前回日本を訪問した際には、光栄にも、現在の上皇上皇后両陛下にお目にかかりました。 日本の皇室の方々が私たちとの御友誼を保って下さっていることに深く感謝申し上げます。
今般の訪日では、とても良き友人である安倍総理御夫妻と更に多くの時間を共に過ごせることについても嬉しく思っています
この2年間、私たちは、密接で信頼に基づくパートナーシップを育み、私たちはこれを非常に大切にしています
日本の新しい元号は令和で、美しい調和を意味します。 この言葉は、万葉集と呼ばれる日本古来の和歌集に由来していると伺っています。 令和は、日本国民の一体性と美しさを祝福するものです。
そして、それはまた、変わりゆく時間の中でも、我々が受け継いできた伝統の中に我々が安らぎを得られることを思い起こさせます。
令和がその由来をもつ万葉集の第5巻には、2人の歌人によって書かれた文章の中に、この瞬間に関する重要な洞察を与える記述があります。
その歌人の一人は、大伴旅人ですが、春がもつ潜在的な可能性について書いています。 もう一人の歌人は山上憶良で、1人目の歌人の良き友人であり、家族や将来の世代に対する私たちの厳粛なる責任を想起させます。 これらはいずれも古来の叡知から受け継がれてきた美しい教えです。
そして今、私たちは目の前に広がる無限の可能性を喜ばしく思います。 それは、技術、宇宙、インフラ、防衛、商業、外交、その他はるかに多くの分野での新たなフロンティアにおける協力です。
そして、万葉集の古い和歌を日本の子供たちが受け継いできたように、私たちの同盟も受け継がれてきた豊かな財産であり、子供たちに受け継いでいかなければならないものであることを心にとどめています。
陛下、美しい調和の精神の下で、この新しい時代における多くの可能性を共に祝福します。 過去と将来の世代への私たちの務めを心にとどめます。 そして、米国と日本との間で大切に育まれてきた絆を我々の子孫のために守っていきます
御礼を申し上げるとともに、令和が両陛下と皇室、日本全国の人々にとって平和と繁栄の時代となることを心よりお祈り申し上げます。ありがとうございました。(引用ここまで)

宮中晩さん会 トランプ大統領の挨拶 全文(英語) 2019年5月27日 21時11分 トランプ大統領来日

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190527/k10011931701000.html?utm_int=detail_contents_news-related_004

国賓として来日しているアメリカのトランプ大統領夫妻を歓迎する宮中晩さん会が27日夜、皇居で開かれました。トランプ大統領の挨拶の英語の全文です。

続きを読む

Good evening. Your Majesties, Prime Minister and Mrs. Abe, distinguished guests.
We are profoundly honored to return to Japan, as your nation’s first state guest following the enthronement of His Majesty the Emperor. Your Majesty, the First Lady and I will never forget this gracious invitation, and we thank the people of Japan for their incredible hospitality and warm welcome in this majestic land.
I carry with me the hopes of the American people for the treasured alliance between our countries. And we enter this next phase of our prospering relationship, Americans send their good wishes to the entire Japanese nation on your new Imperial Era. Congratulations.
This morning, Melania and I had the honor of meeting with Their Majesties the Emperor and Empress right here at the Imperial Palace. Two years ago, when we were last in Japan, we also had the privilege of meeting Their Majesties the Emperor Emeritus and Empress Emerita. We are deeply grateful to the Imperial Family for their continued friendship.
During this visit, we have also been delighted to spend more time with our very good friends, Prime Minister and Mrs. Abe. Over the past two years, we have developed a close and trusting partnership that we greatly cherish.
The name of Japan’s new Imperial Era is Reiwa or beautiful harmony. I have been told that it comes from a collection of ancient Japanese poetry called the Manyoshu. Reiwa celebrates the unity and beauty of the Japanese nation. It also reminds us that in times of change, we can take comfort in our inherited traditions.
In the fifth book of the Manyoshu, where the term Reiwa originates, the writings of two poets offer important insights for this moment. The first poet, Otomo no Tabito, writes of the potential and possibilities of spring. The second poet, Yamanoue no Okura, a good friend of the first, reminds us of our solemn responsibilities to family and future generations.
Both are beautiful lessons, passed down from ancient wisdom.
So today, we embrace the limitless potential now before us: to cooperate on new frontiers of technology, space, infrastructure, defense, commerce, diplomacy, and many other areas of shared promise. We also remember that our alliance is a rich inheritance, and a gift we must pass on to our children, just as the sons and daughters of Japan preserve the ancient poetry of the Manyoshu.
Your Majesty, in the spirit of beautiful harmony, may we celebrate the many possibilities of this new era; may we remember our duties to past and future generations; and may we protect the cherished bond between America and Japan for our children. Thank you and our very best wishes to you, the Imperial Family, and all of Japan for a peaceful and prosperous Reiwa Era. Thank you.(引用ここまで)


「『女性』『女系』の違い分からず容認論拡大」とFNN・産経世論調査に出た国民で論を非難する産経が天皇制と憲法の矛盾を解説する良い教材となったな!大アッパレ!

2019-05-20 | 天皇制

安倍晋三首相の応援団の産経の主張は以下のとおり!

天皇の地位は主権者国民の総意で決まるが

女性は天皇にはなれない!

一般人の、どこの馬の骨は判らない血が混じることは

神聖ではなくなるから!

皇統譜に属する天皇家・皇族は

一般国民とは異って憲法の人権保障の対象とはならない!

皇統譜に属する天皇家・皇族に係る婚姻の自由は保障されていない!

男系天皇のみ世襲ということは

天皇家・皇族の男子の最大の任務は

男子をつくること!

男子製造機械!

男系の万世一系が継続してきたのは

「側室」制度があったから!?

天皇家・皇族に一般国民の諸権利を与えるか!否か!

主権の存する国民の総意で決まる!

「天皇」「皇族」の「地位」は別として・・・・!

少なくとも「現行憲法を活かす」という点において!

政治家安倍晋三・産経の主張は

根本において

現行憲法の理念とは相いれない皇室・皇族・天皇観と言える!

明仁・徳仁・文仁親子の思想とは随分に異なっている!

「天皇の地位を決定する主権者国民に寄り添う」!

「憲法を守る」!

「平和を祈る」!

 

日本国憲法

第13条 すべて国民は、個人として尊重される生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。      

第14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。  華族その他の貴族の制度は、これを認めない 栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受けるものの一代に限り、その効力を有する。

第24条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して制定されなければならない。

第1条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。      

第2条 皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。

第3条 天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。      

第4条 天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない

皇室典範 

第一条 皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。

第二条 皇位は、左の順序により、皇族に、これを伝える。

一 皇長子
二 皇長孫
三 その他の皇長子の子孫
四 皇次子及びその子孫
五 その他の皇子孫
六 皇兄弟及びその子孫
七 皇伯叔父及びその子孫
○2 前項各号の皇族がないときは、皇位は、それ以上で、最近親の系統の皇族に、これを伝える
○3 前二項の場合においては、長系を先にし、同等内では、長を先にする。
 
三条 皇嗣に、精神若しくは身体の不治の重患があり、又は重大な事故があるときは、皇室会議の議により、前条に定める順序に従つて、皇位継承の順序を変えることができる。
附則
 
第一条 この法律は、公布の日から起算して三年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。ただし、第一条並びに次項、次条、附則第八条及び附則第九条の規定は公布の日から、附則第十条及び第十一条の規定はこの法律の施行の日の翌日から施行する。(引用ここまで)

産経 「女性」「女系」の違い分からず容認論拡大 FNN調査で明らかに   2019.5.18

https://special.sankei.com/a/politics/article/20190518/0001.html?_ga=2.269062769.1497486799.1558282105-1246320634.1552310458

5月1日に天皇陛下が即位され、政府は今後、安定的な皇位継承のあり方に関する議論を本格化させる。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が11、12両日に行った合同世論調査では、父方の系統に天皇を持たない「女系天皇」や女性皇族が結婚後も皇室に残って活動する「女性宮家」創設への賛成が6割を超えたが、保守的とされる自民党の支持層ですら「女性天皇」と「女系天皇」の違いを理解していない人が多いなど課題も浮き彫りになった。

父方の系統に天皇を持つのが「男系」だ。仮に今の女性皇族が民間の男性と結婚されて子供が生まれた場合、その子供は性別にかかわらず「女系」になる。

有料会員向け記事こちらは有料会員記事です     (会員サービスについて)(引用ここまで)

女性天皇を阻む安倍首相と右派のヤバすぎる主張!

「神武天皇のY染色体は男系男子だけ」「種が違うと困る」

リテラ 2019.05.08 01:09

https://lite-ra.com/2019/05/post-4703.html

安倍晋三「愛子天皇誕生」断固阻止の魂胆(4)新天皇と距離修復を求め…

asagei 2019年5月19日 18:00

https://asagei.biz/excerpt/3265

安倍晋三「愛子天皇誕生」断固阻止の魂胆(3)対象者全てが皇籍復帰拒否も

asagei 2019年5月19日 10:00

https://asagei.biz/excerpt/3252

安倍晋三「愛子天皇誕生」断固阻止の魂胆(2)小泉元総理とも決別した

asagei 2019年5月18日 18:00

https://asagei.biz/excerpt/3288

安倍晋三「愛子天皇誕生」断固阻止の魂胆(1)「女性・女系天皇」反対の急先鋒

asagei 2019年5月18日 10:00

https://asagei.biz/excerpt/3245


安倍総理、「愛子天皇誕生」を断固阻止の“舞台裏”が明かされた!

asagei 2019年5月14日 05:58

https://www.asagei.com/excerpt/126476


NEWSポストセブン  女性天皇容認論、皇族以外の「男系男子」リストアップ必要か 2019年5月14日 16時0分 

http://news.livedoor.com/article/detail/16457339/    

東京 <代替わり考 皇位継承のかたち>(7)女性天皇論議を封印か 2019年1月14日 朝刊

https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201901/CK2019011402000113.html

「新しい天皇の誕生を確認する最初の儀式だ。女性皇族を参列させないのは、おかしい」。皇室研究家の高森明勅(あきのり)(61)は、五月一日の皇位継承儀式「剣璽(けんじ)等承継の儀」を巡って、政府方針に疑問を投げかける。内閣官房長官の菅義偉(すがよしひで)は昨春、前例を踏襲して皇族の参列を男性に限る方針を発表していた。

剣璽等承継の儀は、三十にも及ぶ一連の即位儀式の皮切りとなる。宮内庁刊行の平成大礼記録には「皇位とともに伝わるべき物を承継する儀式」であるため、「皇位継承権を有する皇族男子」に限定したと記している。今回もこれが政府の見解だ。

前回は男性の成人皇族が六人出席したが、今回の対象者は秋篠宮さまと常陸宮さまの二人だけとなってしまう。皇室文化研究家の所功(ところいさお)(77)は「皇后をはじめ、すべての皇族の方々が重要儀式に参列することが大切だ」と強調する。現代は映像で儀式の様子が世界に流れる時代であり、「女性皇族を参列させないのは、誤解を招きかねない」と懸念を示す。

剣璽等承継の儀は、憲法で「内閣が責任を負う」と定める国事行為として行われる。前例の踏襲であるとしても、政府が自ら男女平等の社会理念に反する方針を選択したことに疑問の声は少なくない。

高森は「政府方針は、女性を排除していた時代のロジックだ」と指摘する。前回まで儀式の規範としたのは、明治期に制定された登極令(とうきょくれい)附式などだ。それらは女性参政権がまだまだ認められず、皇室の重要事項を審議する皇族会議(現・皇室会議)の出席も男性に限られた時代の法令だ。

三十年前の前回は、早朝の昭和天皇の逝去から、わずか三時間半後に剣璽等承継の儀が行われた。元内閣官房副長官の石原信雄(92)は「登極令には、この儀式について女性皇族のことが書かれていない。女性皇族の出欠は議論にもならず、良い悪いではなく、時間的な制約の中で結論を出した」と振り返る。

今回は皇太子さまの五月一日の即位日があらかじめ一昨年十二月に決まり、時間的な余裕は十分にあった。だが政府は、国民的な議論もなく、剣璽等承継の儀への参列者から女性皇族を除外する方針を早々と打ち出した。

高森は「本音では、女性・女系天皇の議論に飛び火することを恐れているのではないか」と政府の姿勢をいぶかる。所も同様の見方を示し、「法律で皇位継承権を男性皇族に限っていることと、女性皇族の参列を拒むこととは、本質的に意味が違う。冷静な議論が必要だ」と話す。

明治以降、終身在位を前提とした天皇の代替わりは、二〇一六年八月の天皇陛下のビデオメッセージが一石を投じる形となって、大きな転換期を迎えようとしている。社会は超少子高齢化の時代に入り、皇室は男性皇族の減少に直面する。現状を見すえ、これからの時代の象徴天皇にふさわしい皇位継承の形とは何か、国民的な議論が求められている。 =敬称略

<女性・女系天皇と女性宮家> 有史以来、男系男子が皇位を継承し、例外的に8人10代の女性天皇がいるが、いずれも父方に天皇を持つ男系の女性天皇だったとされる。女系天皇は、母方の先祖のみに天皇がいる。

2005年に当時の小泉純一郎首相の諮問機関が、女性・女系天皇を容認する報告書をまとめた。法案化を目指したが見送られ、その後は動きがない。皇室典範では、女性皇族が天皇、皇族以外と結婚したときは皇籍(皇族の身分)を離れる。皇室活動を安定的に維持する一環として、女性皇族が結婚後も皇室にとどまり、宮家当主とする案が検討されたが、女系天皇容認につながりかねないとして、保守層に反対論が根強い。(この連載は編集委員・吉原康和、阿部博行が担当しました) =おわり


「令和は『麗しき平和をもつ日本」という意味だと中西進氏、発案者であることを事実上認めた!オイオイ安倍政権の政治はダメだ!ということだな!アベ政治リセット!

2019-05-10 | 天皇制

「令和」の「名付け親」の想いは

麗しく品格を持ち、価値をおのずから万国に認められる日本になってほしい、との願いが込められている

元号「令和」こそ

憲法を活かす新しい政権と政治をつくる時代だということか!

平和主義日本ということだな!

「元号」反対論者はどうするか?

いよいよ

「一世一元制」の前を後を区別して論じる時がやってきた!

時事通信 「令和」考案、事実上認める=中西氏「万葉集良い」  2019年05月10日19時29分

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019051001324&g=pol

新元号「令和」の選定をめぐり、日本文学者の中西進・大阪女子大名誉教授は10日発売の月刊誌「文芸春秋」で、「典拠としては国書である万葉集が良いと考えた。

『令』に勝る文字はないと、中西という人は思っていた」として、自身が考案者であると事実上認めた。

元号案の提出に関し、「何年か前から(政府側に)いろいろな条件を伝えられた中西は、役人に使役されていた」とも説明した。

 「令和」出典『万葉集』に秘められた「悲しい情景」 中西氏は「元号は文化だ」と強調。

令は「麗しい」、和は「平和」「大和」を指すとし、「令和は『麗しき平和をもつ日本』という意味だ。麗しく品格を持ち、価値をおのずから万国に認められる日本になってほしい、との願いが込められている」と持論を展開した。(引用ここまで)

 

「令和」の考案者・中西進の意外な護憲姿勢!

安倍首相に「憲法尊重」要望、安保法制反対、「9条にノーベル賞」発言

リテラ 2019.05.06 08:30

https://lite-ra.com/2019/05/post-4700.html

時事通信 「令和」考案者?中西進館長が解説=富山市〔地域〕 2019年04月18日10時22分

 https://www.jiji.com/jc/article?k=2019041800412&g=soc&utm_source=jijicom&utm_medium=referral&utm_campaign=jijicom_auto_aja

新元号「令和」について解説する中西進館長=14日午後、富山市 富山県立の「高志の国文学館」(富山市)は、新元号「令和」の出典が万葉集であることを記念し、開催中の企画展「大伴家持生誕1300年記念企画展」の中に「令和」記念コーナーを新設した。14日には、館長を務める日本文学者の中西進氏が万葉集や新元号などについて解説した。  中西氏は、万葉集など古代文学の比較研究を主とした日本文化研究の第一人者で、新元号の考案者との見方が出ている。中西氏は「生きる喜びというものが万葉集のテーマ。『令和』を国民の一人として喜んで迎え、一生懸命自分を美しくしたい」と笑顔で語った。自身が考案者と言われていることについては、「私ではない。誰かが考えたとしても、それは粘土細工の粘土を出しただけ」と明言を避け、「(元号をつくるのは)神や天と言われる人」と述べた。(引用ここまで)

中西進氏「令和」に言及 「元号つくるのは神や天」

 https://www.youtube.com/watch?v=KTu6V18VdNw

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000152225.html

NHK 新元号の考案者か 中西進さんが語った「令和」への思い 2019年4月20日 20時00分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190420/k10011890751000.html

新元号「令和」の考案者とみられる万葉集が専門の国文学者、中西進さんがNHKの取材に応じました。考案者かどうかは明らかにしませんでしたが、「令和」の文字の意味や次の時代への思いを語りました。

国際日本文化研究センターの名誉教授の中西進さん(89)は、新元号「令和」の典拠、いわゆる出典となった万葉集の研究の第一人者として知られ、関係者の話などから、新元号「令和」の考案者とみられています。

中西さんは、20日午後、京都市の自宅で取材に応じました。

中西さんは、インタビューのなかで、考案者かどうかは明らかにしませんでした。

新元号の「令和」の感想を尋ねると、「皆さんに歓迎されている様子があって、私もその1人としてうれしいです。なぜこれがいいかというと、1つには発音がある。令和という発音はすごく響きがいいです」と話しました。

また、「令和」の「令」の字について、「麗しいという概念をあらわす究極のことばで、『麗しい』ということばは乱れていない、破綻していない、整っている」と述べました。「和」については、「一人ひとりがそれぞれの価値を持っていてそれぞれを生かしながらみんなが仲良しであるということが『和』です」と話しました。

そのうえで、自身の戦争体験をふまえ、「このあいだの戦争では日本人だけで300万人が死にました。

そのようなことが2度と繰り返されてはいけない。

『和』というものが僕らの皮膚感覚としてあり、日本人は『和』を世界に訴える使命があります」と話しました。

また、中西さんは4年前に自身が詠んだ「日の本」という小謡が令和の精神と合致するものだと明かしました。

この小謡には、「令」と「和」の漢字が含まれています。中西さんは、元号については、「元号は1つの文化で、いまは日本人だけが元号で区切りをつけて、ある意味を持たせて喜び合うような非常に大事なものです。日本人の財産ではないか」と述べました。

そして、来月から始まる「令和」の時代に向けて、「『令』に込めた期待は大きいです。『令』には尊敬の気持ちがあり、人間の中で一番大事です。それがないと成長しない。『令』を見つめることで、人間はもっと大きく豊かな自己を獲得でき、それでみんな仲良くしましょうとなります。すごくいい目標ができたと思います」と語りました。(引用ここまで) 


憲法の人間平等主義と矛盾し戦争責任を曖昧にした象徴天皇制を憲法を活かす立場で侵略戦争を正当化して改憲を謀る安倍政権派を孤立させる!これは政治的利用にはならん!憲法第99条を活かす!からだ!

2019-05-06 | 天皇制

4月の異常芳づオトフィーバーを冷静に見ると

明仁・徳仁天皇と一緒になって

憲法を活かすを定着させるチャンス到来!

戦争だけは阻止する日本・平和大国日本をつくるチャンス到来!!

 

明仁・徳仁天皇の「おことば」び共通語は、主権者国民に寄り添う!憲法を守る!世界の平和を切に希望する!だが国民を代表した安倍晋三首相は憲法遵守擁護の義務違反バッチリ!

思考停止 明仁から徳仁への不愉快な代替わり騒動がるづいています。 ずっ~とサボってきた、「天皇制」「象徴」「国民の総意」「統合」などという言葉の意味も吟味されないまま、天皇の「お言葉」をありがたがり、新元号「奉祝」などという憲法無視の状況が続いています。改めて、ボクたちはまじめに考える必要を感じています。朝日の見出しに「ふわっとした国民統合」というのがありました。庶民は意外と冷静だと思うのですが、この「気分」というのが厄介ですね。今朝のテレビで「令和初の〇〇」と延々と言ってました。何の中身もない空疎な枕詞の連発です。天皇制を相対化して、21世紀のオルタナティブを考えることが、彼ら天皇一族にとっても大切なことだと思います。(引用ここまで)

近さんへ

コメントありがとうございます。コメント公開の貼り方が違ってしまったので、遅れてしまいました。申し訳ありません。

仰る通りです!流石!です。

大いに天皇制、象徴天皇制を論じていくことで、

特に一世一元制の前の天皇と後の、あの明治以後の天皇制を区別して論じていけば、全てが解決するのではないでしょうか!

明治以前の天皇制は、文化財として!

明治から敗戦までの元首・現人神・主権者としての天皇制は

二度と繰り返してはならない教訓として!

現行憲法の、裕仁天皇までは戦争責任問題を糺す天皇制として!

裕仁天皇から明仁天皇の30年は、

戦争責任と天皇元首化の既成事実化を企んで推進された違憲の公的行為を既成事実化させることで

逆に天皇元首化が不可能になってきた象徴天皇制!

徳仁天皇の時代は

天皇の地位を決定する主権者国民の総意によって憲法を活かした象徴天皇制の推進が、天皇家を日本の文化財として永久に存続していくことになる時代!

明仁・徳仁天皇の

主権者国民に寄り添う!

憲法を護る!

平和を祈る!

この三つは、

安倍改憲とは真逆の思想であり、

安倍改憲が実現すれば象徴天皇制がなくなることを危惧した両天皇の思想は

裕仁天皇の戦争責任を曖昧にしていること、

憲法の人間平等主義とは矛盾していること、

これらのことを考えながらも、現時点においては

憲法改正ではなく憲法を活かす立場で国民的合意を形成することが

安倍政権と侵略戦争正当化勢力を圧倒的少数にするチャンスと捉えています!

宜しくお願い申し上げます。

愛国者の邪論

 


明仁前天皇=上皇夫妻の院政布告か!?上皇規定のないまま、メディア。特にNHKが特別扱いをすることの意味を考えると、憲法に基づく象徴天皇制にひびが入るだろう!

2019-05-05 | 天皇制

日本の歴史上「上皇院政」がどのような歴史をもたらしたか!

政治的権能を有していない天皇に対して

「内閣の助言と承認」という国家の最高ルールは

上皇にどのように適用するつもりか!

上皇は、

一般国民と同じ扱いか?

違うだろう!

「生前退位」を認めた国会は、

直ちに憲法を活かした「上皇基本法」をつくるべし!

主権の存する国民の総意で、その地位が決まる天皇の「生前退位」後の「上皇」の地位には

主権者国民の総意が貫徹されなければ「生前退位」はなくなるだろう!

秋篠宮の思惑もなくなる!

安倍政権を忖度しているNHKの姑息な思惑(上皇の政治的利用)は「

話題」に浮き彫り!

退位をした明仁前天皇(上皇)の行動は

自ら語った

「主権者国民に寄り添い」

「憲法を守り」

「象徴天皇の努めを果たす」

「平和を祈る」象徴天皇制そのものの是非を左右することになるだろう!

NHK    上皇ご夫妻 退位後初の外出 思い出のテニスクラブで懇談    2019年5月5日 19時05分 退位即位 話題

退位した上皇さまと上皇后さまは5日夕方、東京都内のテニスクラブを私的に訪れ、テニス仲間と交流されました。皇位継承のあと上皇ご夫妻が皇居の外に出られたのはこれが初めてです。

上皇ご夫妻は5日午後4時半前、東京 港区の「東京ローンテニスクラブ」に車で到着されました。
皇位継承のあとお二人が皇居の外に出られたのはこれが初めてです。
車を降りて施設に入る際、上皇さまは集まった人たちや報道陣ににこやかな表情で手を振られ、上皇后さまは会釈をされました。
このテニスクラブは上皇ご夫妻が結婚前から一緒にテニスを楽しんだ思い出の場所で、お二人は例年この時期に足を運ばれています。
関係者によりますと、上皇ご夫妻は5日はプレーはせず、テニス仲間らと1時間ほど和やかに懇談されたということです。
この際、お二人は端午の節句にちなんで持参した「かしわ餅」と「ちまき」をふるまわれたということです。
クラブ側は上皇さまの退位をお祝いするケーキなどを用意し、花束を贈ったということです。
施設をあとにする際、見送りに並んだクラブの会員らから大きな拍手が送られると、ご夫妻は笑顔で手を振ってこたえられていました。
上皇さまの学習院の後輩で、上皇ご夫妻と長年親交がある織田和雄さん(83)はクラブの会員としてお二人を出迎えました。
織田さんは「上皇さまに『大変お疲れさまでした。今後もテニスなどのスポーツをなさってください』と申し上げたところ、『そうだね』とおっしゃられていました。皇太子時代から上皇后さまやいろんな方とテニスをなさった場所なので知った顔も多く、終始にこやかでリラックスされていた」と話していました。引用ここまで)

「皆さんの健康と幸せを祈るとともにわが国が諸外国と手を携えて世界の平和を求めつつ、一層の発展をとげることを心から願」った徳仁天皇の「平和」を具体化するのは主権者国民の責務だな!

2019-05-04 | 天皇制

政治的権能をもたない天皇の「平和」論は

ギリギリの「憲法活かす」論だ!

皆さんの幸せを祈り、わが国が世界の国々と相たずさえ、人類の平和と福祉を求めつつ、ともに発展することを心より念願いたします

皆さんの健康と幸せを祈るとともに、わが国が諸外国と手を携えて世界の平和を求めつつ、一層の発展をとげることを心から願っております

明仁・徳仁天皇の「願い」・「意向」を具体化するのは

天皇の地位の最終的決定権者である主権者国民の憲法を活かす不断の努力あるのみ!

一般参賀に参加した14万余の主権者の「こころ」をどのように理解するか!

安倍晋三首相の憲法改悪に利用されるのか!?

それとも

憲法平和主義を具体化する主権者となるか!?

「護憲派」は試されている!

NHK  一般参賀に14万人余 天皇陛下「国民の幸せと世界の平和を」  2019年5月4日 17時49分 退位即位 儀式 行事

天皇陛下の即位を祝う一般参賀が4日、皇居で行われ、14万人余りに上る大勢の人が訪れました。天皇陛下は即位後初めて一般の人たちを前におことばを述べ、この中で国民の幸せと世界の平和を願われました。

3日前の今月1日に即位された天皇陛下の即位を祝おうと皇居には大勢の人が詰めかけ、皇居の正門の前には午前9時すぎの時点でおよそ5万人が集まり、予定より20分早く門が開けられました。待っていた人たちは二重橋を通って宮殿の前に向かいました。
天皇陛下は、皇后となられた雅子さまや皇位継承順位1位の「皇嗣」となられた秋篠宮さまなどの皇族方とともに宮殿のベランダに立ち、訪れた人たちに笑顔で手を振って応えられました。
皇后さまは黄緑色のロングドレス姿で、天皇陛下とことばを交わしながら笑顔を見せられていました。
そして天皇陛下は即位後初めて一般の人たちを前におことばを述べられました。 この中で、訪れた人たちからの祝意に感謝のことばを述べたうえで「ここに皆さんの健康と幸せを祈るとともに、わが国が諸外国と手を携えて世界の平和を求めつつ、一層の発展をとげることを心から願っております」と述べられました。 天皇陛下は4日一日で皇后さまや皇族方とともに合わせて6回ベランダに立ち、祝賀に応えられました。
東京の都心は最高気温が25度近くになり、天皇陛下は午後2時からの5回目以降には、これまでのおことばに加えて「暑い中、来ていただいたことに深く感謝いたします」と述べ、訪れた人たちへの気遣いを見せられていました。
宮内庁によりますと、4日参賀に訪れた人は14万1000人余りに上ったということで、平成以降の一般参賀では上皇さまの退位を前にしたことしの新年の参賀に次いで2番目に多い人数になりました。

上皇さまのおことば受け継ぐ

4日の天皇陛下のおことばは、29年前、上皇さまが即位を祝う一般参賀で述べられたおことばを受け継ぐ内容になりました。
前回の平成2年11月の参賀で上皇さまは、国民からの祝意に感謝の気持ちを表したうえで「ここに皆さんの幸せを祈り、わが国が世界の国々と相たずさえ、人類の平和と福祉を求めつつ、ともに発展することを心より念願いたします」と述べられました。
4日、天皇陛下は「ここに皆さんの健康と幸せを祈るとともにわが国が諸外国と手を携えて世界の平和を求めつつ、一層の発展をとげることを心から願っております」と述べ、上皇さまと同じように国民の幸せと世界の平和を願われました。
専門家「平成スタイルを踏襲」
象徴天皇制を研究している名古屋大学の河西秀哉准教授は、4日の天皇陛下が述べられたおことばについて、「平成は皇室が国民的な支持を受け、尊敬の具合、共感の具合が高かったがきょうのおことばは基本的には、平成のスタイル、形式をそのまま踏襲しているものだったと思う」と述べました。(引用ここまで)
 
主権者国民の「平成時代」観に注目!
自公政権・民主党政権の問題点浮き彫り!
 「令和の時代」をどのような時代にするか!
「平和を願う」「安全で平穏な時代に」するためには
天皇依存ではなく 主権者国民の責務は大きい!
改めて令和の時代が始まったと実感しました。
何か新しいことにチャレンジしてみようかなと、とても前向きな気持ちになれました!
平和を願うというおことばだったので、そのとおり安全で平穏な時代になればいいと思います
私たちはこれから令和の時代を担っていく世代だと思うので、いい時代にしたいと思います
NHK 天皇陛下「国民の幸せと世界の平和を」 初の一般参賀  2019年5月4日 12時09分 退位即位 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190504/k10011905201000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
天皇陛下の即位を祝う一般参賀が4日、皇居で行われ、開門前からおよそ5万人の人たちが集まりました。
天皇陛下は即位後初めて一般の人たちを前におことばを述べ、この中で国民の幸せと世界の平和を願われました
3日前の今月1日に即位した天皇陛下が天皇として初めて参賀に応えられることから、皇居には4日朝早くから大勢の人たちが詰めかけました。
東京はおおむね晴れの天気となり、皇居の正門の前には開門前の時点でおよそ5万人が集まりました。
このため予定より20分早く午前9時10分に門が開けられ、待っていた人たちは二重橋を通って宮殿の前に向かいました。
天皇陛下は午前10時から、皇后となられた雅子さまや皇位継承順位1位の「皇嗣」となられた秋篠宮さまなどの皇族方とともに宮殿のベランダに立ち、訪れた人たちに笑顔で手を振って応えられました。
そして、天皇陛下は即位後初めて一般の人たちを前におことばを述べられました。 この中で、寄せられた祝意に感謝のことばを述べたうえで「ここに皆さんの健康と幸せを祈るとともに、わが国が諸外国と手を携えて世界の平和を求めつつ、一層の発展を遂げることを心から願っております」と述べられました。
宮内庁によりますと、午前11時半までにおよそ6万5000人が参賀に訪れたということです。
天皇陛下は午後1時ごろと2時ごろ、それに3時ごろに皇后さまや秋篠宮ご一家とともにベランダに立たれる予定です。
宮内庁は、混雑の状況によっては入門まで2時間以上かかる場合もあるとして時間に余裕を持って訪れるよう呼びかけています。
また、熱中症にも注意してほしいとしています。
令和始まった実感」「平穏な時代に」
千葉県から娘と訪れた42歳の女性は「天皇陛下のおことばを聞いて、改めて令和の時代が始まったと実感しました。何か新しいことにチャレンジしてみようかなと、とても前向きな気持ちになれました」と話していました。
千葉県から夫とともに来た67歳の女性は「ものすごい数の人がいて、天皇陛下の姿を見ることができませんでした。少し残念ですが、大勢の人と一緒にお祝いできて、とても感激しました」と話していました。
沖縄県から東京への旅行中に家族で訪れた45歳の男性は「とてもいい機会だと思って来ましたが、人がたくさんいてびっくりしました。平和を願うというおことばだったので、そのとおり安全で平穏な時代になればいいと思います」と話していました。
東京 中野区の高校1年生の女性は「天皇皇后両陛下が出てこられたとき、すごい歓声が上がって、歴史的な瞬間に立ち会えたと思いました。私たちはこれから令和の時代を担っていく世代だと思うので、いい時代にしたいと思います」と話していました。(引用ここまで)

徳仁天皇の主権者国民に寄り添い憲法にのっとって象徴としての責務を果たしながら国民の幸せと国の一層の発展・世界の平和を切に希望した即位をNHKはどのように報道したか!

2019-05-03 | 天皇制

即位に係るキーワードは

憲法・象徴・国民・平和なり!

天皇陛下 即位後初めてのおことば 全文

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190501/k10011902991000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001

日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより、ここに皇位を継承しました。

この身に負った重責を思うと粛然たる思いがします。

顧みれば、上皇陛下には御即位より、三十年以上の長きにわたり、世界の平和と国民の幸せを願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その強い御心を御自身のお姿でお示しになりつつ、一つ一つのお務めに真摯に取り組んでこられました。

上皇陛下がお示しになった象徴としてのお姿に心からの敬意と感謝を申し上げます。

ここに、皇位を継承するに当たり、上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し、また、歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、自己の研鑽に励むとともに、常に国民を思い、国民に寄り添いながら憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望します。(引用ここまで)

即位後朝見の儀 安倍首相のあいさつ 全文 2019年5月1日 11時31分退位即位 儀式 行事

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190501/k10011902981000.html?utm_int=detail_contents_news-related_002

安倍総理大臣は天皇陛下が即位後、初めて国民の代表に会われる「即位後朝見の儀(そくいご ちょうけんのぎ)」であいさつし、祝意を示しました。あいさつの全文です。

即位後朝見の儀における内閣総理大臣の国民代表の辞 謹んで申し上げます。天皇陛下におかれましては、本日、皇位を継承されました。国民を挙げて心からお慶び申し上げます。

ここに、英邁なる天皇陛下から、上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し、日本国憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たされるとともに、国民の幸せと国の一層の発展、世界の平和を切に希望するとのおことばを賜りました。

私たちは、天皇陛下を国及び国民統合の象徴と仰ぎ、激動する国際情勢の中で、平和で、希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ時代を、創り上げていく決意であります。 ここに、令和の御代(みよ)の平安と、皇室の弥栄(いやさか)をお祈り申し上げます。(いんよ)

天皇陛下 儀式でおことば「国民に寄り添い責務果たす」2019年5月1日 18時51分退位即位 儀式 行事 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190501/k10011903031000.html?utm_int=word_contents_list-items_009&word_result=退位即位

1日、新たに即位した天皇陛下の「即位の礼」の儀式が、皇居・宮殿で行われ、天皇陛下は、天皇として初めてのおことばで、「常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たす」と決意を述べられました。

1日は、天皇陛下の即位に伴って国事行為として行われる「即位の礼」の最初の儀式として、「剣璽等承継の儀(けんじとう しょうけいのぎ)」が、皇居・宮殿の「松の間」で、午前10時半から始まりました。

「剣璽等承継の儀」は、歴代天皇に伝わる三種の神器のうちの剣(つるぎ)と曲玉(まがたま)などを受け継ぐ儀式で、天皇陛下は、えんび服に最高位の勲章の「大勲位菊花章頸飾(だいくんい きっかしょうけいしょく)」をつけて臨まれました。

続いて、天皇陛下は、午前11時10分すぎから、皇后となられた雅子さまとともに、即位後初めて国民を代表する人々と会う「即位後朝見の儀(そくいご ちょうけんのぎ)」に臨まれました。 皇后さまは、ローブデコルテという格式の高いロングドレスを着用し、上皇后さまから受け継がれたティアラをつけて、皇后としての初めての儀式に臨まれました。

儀式では、天皇陛下が、三権の長や閣僚、地方自治体の代表など参列した290人余りを前に、天皇として初めてとなるおことばを述べられました。

天皇陛下は皇位を継承したことについて、「この身に負った重責を思うと粛然たる思いがします」と述べたうえで、退位された上皇さまについて触れて「上皇陛下がお示しになった象徴としてのお姿に心からの敬意と感謝を申し上げます」と述べられました。

そのうえで、「皇位を継承するに当たり、上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し、また、歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、自己の研鑽に励むとともに、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望いたします」と決意をあらわされました。

このあと、天皇陛下は正午すぎから、ご一家を補佐する「侍従職」トップの侍従長などの認証式に臨み、いったん赤坂御用地にあるお住まいの「赤坂御所」に戻られました。

この際、天皇陛下の車に三種の神器のうちの剣と曲玉を載せて運びました。

午後3時前、天皇皇后両陛下は、車で赤坂御用地を出て再び皇居に入り、上皇ご夫妻のお住まいを訪れてあいさつをされました。

その後、宮殿の「松の間」で、秋篠宮ご夫妻をはじめとする12人の成年の皇族方から祝賀を受けられました。

そして、午後6時半ごろにかけて、長女の愛子さまや秋篠宮ご夫妻の長男の悠仁さま、それに妹の黒田清子さんや宮内庁の職員などからも祝賀を受け、令和初日の儀式と行事をすべて終えられました。

3日後の今月4日には、天皇陛下の即位を祝う一般参賀が皇居で行われ、両陛下は皇族方とともに、宮殿のベランダに立って、訪れた人たちの祝意にこたえられることになっています。

天皇の「世界の平和を切に希望します」をカットした!

安倍首相の「激動する国際情勢の中で」をいれて憲法改悪を正当化した!

即位後朝見の儀 終わる 天皇陛下「象徴の責務果たす」 2019年5月1日 11時36分退位即位 儀式 行事 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190501/k10011902961000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001

新たに即位した天皇陛下は午前11時12分ごろから皇居 宮殿で皇后となられた雅子さまとともに即位後初めて国民を代表する人々と会う「即位後朝見の儀(そくいごちょうけんのぎ)」に臨まれました。この中で天皇陛下は「常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たす」と天皇として初めてとなるおことばを述べられました。

「即位後朝見の儀」は皇居 宮殿の「松の間」で即位に伴う国事行為として行われました。

天皇陛下は「剣璽等承継(けんじとう しょうけい)の儀」のおよそ30分後の午前11時12分ごろ皇后さまとともに「松の間」に入られ、儀式が始まりました。皇后さまは皇后として臨まれる初めての儀式です。

皇位継承順位1位の「皇嗣」となった秋篠宮さまと、紀子さまなどの皇族方が続いて入られました。

天皇陛下や男性皇族はえんび服で、皇后さまなど女性皇族はローブデコルテという格式の高いロングドレス姿で、ティアラをつけられていました。全員が勲章をつけて儀式に臨まれました。

天皇陛下は三権の長や閣僚、地方自治体の代表など参列した290人余りを前に、天皇として初めてとなるおことばを述べられました。

この中で天皇陛下は「皇位を継承するに当たり、上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し、また、歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、自己の研鑽に励むとともに、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望いたします」と話されました。

続いて安倍総理大臣が天皇陛下の前に進み出て、国民を代表して「天皇陛下を国及び国民統合の象徴と仰ぎ、激動する国際情勢の中で、平和で希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ時代を創り上げていく決意です」とあいさつしました。

天皇陛下は皇后さまとともに退出され、儀式は7分ほどで終わりました。

即位後朝見の儀 安倍首相「心からお慶び申し上げる」2019年5月1日 11時24分退位即位 儀式 行事

安倍総理大臣は天皇陛下が即位後、初めて国民の代表に会われる「即位後朝見の儀(そくいご ちょうけんのぎ)」であいさつし、祝意を示したうえで、「私たちは、天皇陛下を国及び国民統合の象徴と仰ぎ、平和で希望に満ちあふれた時代を創り上げていく決意だ」と述べました。

この中で、安倍総理大臣は「天皇陛下におかれましては、本日、皇位を継承され、国民を挙げて心からお慶び申し上げる」と述べました。
そのうえで「私たちは、天皇陛下を国及び国民統合の象徴と仰ぎ、激動する国際情勢の中で、平和で希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ時代を創り上げていく決意です」とあいさつしました。(引用ここまで)

 

国権の最高機関の長は「憲法」の二文字をカットした!

天皇陛下即位 衆参両院議長が「謹話」 2019年5月1日 11時22分退位即位

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190501/k10011902671000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_017

天皇陛下の即位に際して、衆参両院の議長は、「謹話」を出しました。

大島衆議院議長は「新たなみ代(御代)の始まりをことほぎ、謹んでおよろこび申し上げます。新しい天皇陛下を仰ぎ、私たちは、我が国の長い歴史に思いを致しつつ、世界の全ての人々と相携えながら、自らの手で平和で幸せな新時代をつくり上げるべく決意を新たにするものであります」としています。

そのうえで、「令和のみ代(御代)が、新元号の由来となった故事の情景のごとく、物心両面とも豊かで、和らぎがあり、活気に満ちあふれたものとして幾久しく続きますよう衷心よりお祈りいたします」としています。

また、伊達参議院議長は「国民ひとしくよろこびに堪えないところであります。この度の御即位と『令和』の幕開けに際し、長きにわたり築き上げられた我が国の歴史に改めて思いを致しつつ、戦争のない平和な時代が続き、国民の暮らしが豊かで幸福なものとなるよう決意を新たにするものであります。

天皇皇后両陛下のますますのご健勝と皇室のいやさかをお祈り申し上げます」としています。(引用ここまで)

「即位朝見の儀のおことば」は 憲法に従って決定された!

〔内閣の助言と承認及び責任〕

第三条 天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。

〔天皇の権能と権能行使の委任〕

第四条 天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない

2 天皇は、法律の定めるところにより、その国事に関する行為を委任することができる。

閣議 儀式での天皇陛下のおことば決定   2019年4月30日 15時34分退位即位 儀式 行事

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190430/k10011901791000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_024

憲政史上初めてとなる天皇陛下の退位の儀式、「退位礼正殿(たいいれい せいでん)の儀」を前に、政府は閣議を開き、儀式での天皇陛下のおことばと安倍総理大臣のあいさつを決定しました。 政府は午後3時から閣議を開き、憲政史上初めてとなる天皇陛下の退位の儀式、「退位礼正殿の儀」で、天皇陛下が述べられる国民へのおことばと、国民を代表して安倍総理大臣が行うあいさつを決定しました。

「退位礼正殿の儀」は午後5時から皇居 宮殿の「松の間」で行われ安倍総理大臣ら三権の長や閣僚、地方公共団体の代表などが参列します。

また天皇皇后両陛下の外国訪問で、首席随員を務めた森 元総理大臣、高村 元外務大臣、川口 元外務大臣も参列することになっています。

儀式では天皇陛下が皇后さまとともに「松の間」にお出ましになったあと、歴代天皇に伝わる三種の神器のうちの剣(つるぎ)と曲玉(まがたま)、それに国璽と御璽が「案(あん)」と呼ばれる台の上に置かれます。

そして安倍総理大臣が天皇陛下への感謝などを述べたあと、天皇陛下が国民に対する最後のおことばを述べられることになっていて、憲法で定める国事行為として天皇陛下が臨まれる最後のご公務となります。

一方、政府は1日、臨時閣議を開き、皇太子さまが新天皇に即位後、最初に臨まれる「剣璽等承継(けんじとう しょうけい)の儀」を国事行為として行うことなどを決定することにしています。

首相「両陛下に改めて心から感謝」 安倍総理大臣は閣議のあとの閣僚懇談会で、「天皇陛下には皇室典範特例法の定めるところにより、本日限りで御退位される。

この後、宮中において、国事行為である国の儀式として『退位礼正殿の儀』が執り行われる。平成の30年、常に国民に寄り添ってこられた 天皇皇后両陛下の歩みに思いを致し、この機会に改めて心から感謝申し上げたい」と述べました。(引用ここまで)

「憲法」の二文字を語ったのは

立憲民主・共産・社民のみ!

天皇陛下即位 各党が談話を発表 2019年5月1日 2時23分 退位即位

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190501/k10011902531000.html?utm_int=word_contents_list-items_048&word_result=退位即位

天皇陛下の即位にあたり、各党は声明や党首の談話を発表しました。

自民党は、「新元号の令和は万葉集に典拠し人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められている。平和な日本を守り継ぐことを国民に誓い、新しい時代がさらに輝き、希望に満ちたものとなるよう、国政運営のかじ取りをしっかりと進めていく」としています。
立憲民主党の枝野代表は、「令和という時代が、国民にとって幸せを実感できる平和で穏やかな時代となることを祈念する。憲法に定められた象徴天皇制が国民の総意に基づき安定的に継続するために、皇位の安定的継承など重要な課題に真摯(しんし)に向き合う」としています。
国民民主党の玉木代表は、「即位は、国民にわが国へのゆるぎない誇りと未来への希望をもたらす。令和の時代が平和と繁栄の時代となることを願いつつ、国民と皇室を結ぶ敬愛と信頼の絆が、一層深まることに努力を惜しまない」としています。
公明党の山口代表は、「元号に込められた願いである平和が続き、国民が明日への希望とともに、それぞれの個性を輝かせていける新たな時代を開き、わが国と世界の人々の幸福と平和のために、さらなる決意でまい進する」としています。
共産党の志位委員長は、「新天皇の即位に祝意を表する。象徴天皇として、新天皇が日本国憲法の精神を尊重し擁護することを期待する」としています。
日本維新の会の松井代表は、「新しい御代になり、即位礼正殿の儀(そくいれい せいでんのぎ)、大嘗祭(だいじょうさい)、来年の立皇嗣の礼まで、皇位継承の儀式がつつがなく行われ、国民こぞってことほぐことができることを望む」としています。
希望の党の松沢代表は、「令和の御代が、元号の願い通り人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育ち、さらに国運の一層の進展と世界の平和、人類福祉の増進を切に希望する」としています。
社民党の又市党首は、「新天皇は、憲法を遵守し、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たされることを願う。儀式が憲法の理念にかなったものとなるよう求める」としています。(引用ここまで)

 


明仁・徳仁天皇の「おことば」の共通語は、主権者国民に寄り添う!憲法を守る!世界の平和を切に希望する!だが国民を代表した安倍晋三首相は憲法遵守擁護の義務違反バッチリ!

2019-05-01 | 天皇制

裕仁・明仁・徳仁天皇の「憲法」観を視ると

主権者国民の憲法具体化の本気度が透けて見えてくる!

象徴天皇として憲法を活かす!公務とはどのようなものか!

主権者国民は憲法をどのように向き合うか!

憲法形骸化の戦後史から脱却して

主権者国民は

本格的に憲法を活かす政権の樹立にむけて

天皇以上に憲法と向き合え!

「平成」から「令和」に至って

憲法は「錦の御旗」となった!

 天皇陛下 即位後初めてのおことば 全文 2019年5月1日 11時33分 退位即位 儀式 行事

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190501/k10011902991000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001

日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより、ここに皇位を継承しました。 この身に負った重責を思うと粛然たる思いがします。 顧みれば、上皇陛下には御即位より、三十年以上の長きにわたり、世界の平和と国民の幸せを願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その強い御心を御自身のお姿でお示しになりつつ、一つ一つのお務めに真摯に取り組んでこられました。上皇陛下がお示しになった象徴としてのお姿に心からの敬意と感謝を申し上げます。 ここに、皇位を継承するに当たり、上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し、また、歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、自己の研鑽に励むとともに、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望します。(引用ここまで)

 即位後朝見の儀 平成元年1月9日(月)(宮殿)

大行天皇の崩御は,誠に哀痛の極みでありますが,日本国憲法及び皇室典範の定めるところにより,ここに,皇位を継承しました。

深い悲しみのうちにあって,身に負った大任を思い,心自ら粛然たるを覚えます。

顧みれば,大行天皇には,御在位60有余年,ひたすら世界の平和と国民の幸福を祈念され,激動の時代にあって,常に国民とともに幾多の苦難を乗り越えられ,今日,我が国は国民生活の安定と繁栄を実現し,平和国家として国際社会に名誉ある地位を占めるに至りました

ここに,皇位を継承するに当たり,大行天皇の御遺徳に深く思いをいたし,いかなるときも国民とともにあることを念願された御心を心としつつ,皆さんとともに日本国憲法を守り,これに従って責務を果たすことを誓い,国運の一層の進展と世界の平和,人類福祉の増進を切に希望してやみません。(引用ここまで)

 日本国憲法公布記念式典において賜わった勅 1946年11月3日 詔勅 常用漢字・現代仮名遣い版[編集]

本日、日本国憲法を公布せしめた。 この憲法は、帝国憲法を全面的に改正したものであって、国家再建の基礎を人類普遍の原理に求め、自由に表明された国民の総意によって確定されたものである。即ち、日本国民は、みずから進んで戦争を放棄し、全世界に、正義と秩序とを基調とする永遠の平和が実現することを念願し、常に基本的人権を尊重し、民主主義に基いて国政を運営することを、ここに、明らかに定めたものである朕は、国民と共に、全力をあげ、相携えて、この憲法を正しく運用し、節度と責任とを重んじ、自由と平和とを愛する文化国家を建設するように努めたいと思う。 (引用ここまで)

即位後朝見の儀 安倍首相のあいさつ 全文  2019年5月1日 11時31分  退位即位 儀式 行事

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190501/k10011902981000.html?utm_int=word_contents_list-items_021&word_result=退位即位

安倍総理大臣は天皇陛下が即位後、初めて国民の代表に会われる「即位後朝見の儀(そくいご ちょうけんのぎ)」であいさつし、祝意を示しました。あいさつの全文です。

即位後朝見の儀における内閣総理大臣の国民代表の辞

謹んで申し上げます。天皇陛下におかれましては、本日、皇位を継承されました。国民を挙げて心からお慶び申し上げます。
ここに、英邁なる天皇陛下から、上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し、日本国憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たされるとともに、国民の幸せと国の一層の発展、世界の平和を切に希望するとのおことばを賜りました。
私たちは、天皇陛下を国及び国民統合の象徴と仰ぎ、激動する国際情勢の中で平和で、希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ時代を、創り上げていく決意であります。
ここに、令和の御代(みよ)の平安と、皇室の弥栄(いやさか)をお祈り申し上げます。(引用ここまで)
 
退位礼正殿の儀 安倍首相のあいさつ 全文 2019年4月30日 17時17分 退位即位 儀式 行事

安倍総理大臣は、天皇陛下の退位の儀式「退位礼正殿の儀」であいさつし、国民代表として感謝の気持ちを表しました。あいさつの全文です。

「退位礼正殿の儀における内閣総理大臣の国民代表の辞」

謹んで申し上げます。天皇陛下におかれましては、皇室典範特例法の定めるところにより、本日をもちまして御退位されます。
平成の三十年、「内平らかに外成る」との思いの下、私たちは天皇陛下と共に歩みを進めてまいりました。この間、天皇陛下は、国の安寧と国民の幸せを願われ、一つ一つの御公務を、心を込めてお務めになり、日本国および日本国民統合の象徴としての責務を果たしてこられました。
我が国は平和と繁栄を享受する一方で、相次ぐ大きな自然災害など、幾多の困難にも直面しました。
そのような時、天皇陛下は、皇后陛下と御一緒に、国民に寄り添い、被災者の身近で励まされ、国民に明日への勇気と希望を与えてくださいました。
本日ここに御退位の日を迎え、これまでの年月を顧み、いかなる時も国民と苦楽をともにされた天皇陛下の御心に思いを致し、深い敬愛と感謝の念を今一度、新たにする次第であります。
私たちは、これまでの天皇陛下の歩みを胸に刻みながら、平和で、希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来を創り上げていくため、更に最善の努力を尽くしてまいります。
天皇皇后両陛下には、末永くお健やかであらせられますことを願ってやみません。ここに、天皇皇后両陛下に心からの感謝を申し上げ、皇室の一層の御繁栄をお祈り申し上げます。(引用ここまで)
 
私たちは、天皇陛下を国及び国民統合の象徴と仰ぎ、激動する国際情勢の中で、平和で、希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ時代を、創り上げていく決意であります。
 
私たちは、これまでの天皇陛下の歩みを胸に刻みながら、平和で、希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来を創り上げていくため、更に最善の努力を尽くしてまいります。

 


「憲法は,国の最高法規ですので,国民と共に憲法を守ることに努めていきたいと思っています」として始まった「平成30年」の間に日本国憲法はどうなったか!?

2019-04-30 | 天皇制

安倍晋三内閣総理大臣は「国民を代表していない」のに

「国民を代表して」と発言した明仁天皇!

これも「憲法を守る」一つだた!

明仁天皇在位=元号「平成」

1989年(昭和64年)1月7日午前6時33分(平成元年)~2019年(平成30年)4月30日まで

NHK   天皇陛下 最後のおことば 全文  2019年4月30日 17時10分 退位即位 儀式 行事

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190430/k10011901961000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001

今日(こんにち)をもち、天皇としての務めを終えることになりました。
ただ今、国民を代表して、安倍内閣総理大臣の述べられた言葉に、深く謝意を表します。
即位から三十年、これまでの天皇としての務めを、国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは、幸せなことでした。象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します
明日(あす)から始まる新しい令和の時代が、平和で実り多くあることを、皇后と共に心から願い、ここに我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります。(引用ここまで)

 

時事通信3月世論調査自民党支持層総裁3期9年61.9%・4期12年9.0%!安倍晋三総裁党の34.14%支持!「4期やりません」と言っていない安倍晋三総裁首相の姑息は直ちに粉砕!2019-03-16 | 自由民主党 

読売で64選挙区!共同で62選挙区で野党統一ができていたら「安倍首相はあそこまでよく行ったな」などと寝言は言えない!イヤイヤ自公は絶対支持率26%!議席79%奪った!2017-10-27 | 2017年総選挙

自公は比例で215万も減らした!小選挙区では27,551万・絶対支持率26%で議席は79%だった!それでも政権を手中に!デタラメ政治横行だが、根本は国民に支持されていない政権だ!2017-10-26 | 2017年総選挙

民主・生活票は立憲・希望に7,944,149票増!共産・社民・自民・公明・維新・こころ減少合計は6,776,306票!風の吹かせ方の検証で憲法を活かす政権構築は可能だ!2017-10-25 | 2017年総選挙

即位後朝見の儀 平成元年1月9日(月)(宮殿)

大行天皇の崩御は,誠に哀痛の極みでありますが,日本国憲法及び皇室典範の定めるところにより,ここに,皇位を継承しました。

深い悲しみのうちにあって,身に負った大任を思い,心自ら粛然たるを覚えます。

顧みれば,大行天皇には,御在位60有余年,ひたすら世界の平和と国民の幸福を祈念され,激動の時代にあって,常に国民とともに幾多の苦難を乗り越えられ,今日,我が国は国民生活の安定と繁栄を実現し,平和国家として国際社会に名誉ある地位を占めるに至りました。

ここに,皇位を継承するに当たり,大行天皇の御遺徳に深く思いをいたし,いかなるときも国民とともにあることを念願された御心を心としつつ,皆さんとともに日本国憲法を守り,これに従って責務を果たすことを誓い,国運の一層の進展と世界の平和,人類福祉の増進を切に希望してやみません。(引用ここまで)

天皇陛下ご即位に際し(平成元年)会見年月日:平成元年8月4日

http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h01-gosokui.html

天皇陛下

昭和天皇のご病気中,大勢の人々から,お見舞の気持ちが示され,また,崩御に当たっては,弔意が寄せられたことは,非常に心打たれるものがありました。大喪に当たっては,厳しい寒さと雨の中,多数の参列と心のこもった沿道の見送りを受け,昭和天皇は陵所にお向かいになりました。心寄せられた多くの人々の気持ちに対し,深く感謝の意を表したいと思います。また,崩御に当たって,世界各地の人々,並びに,そこに住む日本人や日系の人々が弔意を示されたことに対し,大使館の記帳簿などを見ながら,深く感謝しております。

宮内記者会及び日本記者クラブ代表質問

問1
両陛下にお伺いいたします。今年1月,昭和天皇が亡くなられた際,どの様な思いが去来したのかをお聞かせください。また,天皇陛下にお伺いいたします。闘病中を含め,昭和天皇から陛下に残された,天皇の在り方などについての,お話や心に残る思い出がありましたらお聞かせください。陛下からお願いいたします
天皇陛下
お顔を見つめながら,とうとう崩御になったことに深い感慨を覚えました。皇位を継承したことを心に刻んだのは,一時してからのことでした。天皇の在り方については,お接しした時に感じたことが,大きな指針になっていると思います。人への思いやりなどについても学ぶことが多くありました。思い出としては色々ありますが,葉山でご一緒に過ごしたときのことなど,ついこの間のことのように,なつかしく思い起こされます。
皇后陛下
お長かったご不例の日々にも,お治りになるという希望を捨て去ることが出来ませんでしたので,崩御は本当にかなしいことでございました。その時ある思いが去来したというよりも,お側で過ごさせていただいたかけがえのない日々がとうとう終りに来てしまったというさびしさだけを感じておりました。
問2
両陛下に,お伺いいたします。即位されるにあたり,改めて心に期された点がおありですか。また,天皇陛下にお伺いいたします。即位後,警備の在り方や陛下ご自身の健康管理などに新しいスタイルが見られますが,今後の皇室の在り方について,どのようにお考えでしょうか。陛下からお願いいたします。
皇陛下
憲法に定められた天皇の在り方を念頭に置き,天皇の務めを果たしていきたいと思っております。国民の幸福を念じられた昭和天皇を始めとする古くからの天皇のことに思いを致すとともに,現代にふさわしい皇室の在り方を求めていきたいと思っております。警備の在り方については,先の植樹祭で,社会の迷惑にかからないように色々工夫がなされており,苦労も多かったと思いますが,そのような方向で心をくだいてくれたことをうれしく思っております。健康管理については,医学の進歩に応じたものが必要と思います。
皇后陛下
陛下のご即位後の1年は,先帝陛下のみたまをおしのびする諒闇の1年でもあり,この大切な時期に過去のことをよく学び,これからの自分のあり方について考えたいと思います。また,陛下が,今までにも増して重い責務を果たしていらっしゃるのですから,日々のお疲れをいやす安らぎのある家庭を作っていきたいと願っています。
問3
陛下にお伺いいたします。「即位後朝見の儀」のお言葉の中で,「皆さんとともに憲法を守り,これに従って責務を果たす。」とお述べになっていらっしゃいますが陛下の憲法への思いをお聞かせください。
天皇陛下
憲法は,国の最高法規ですので,国民と共に憲法を守ることに努めていきたいと思っています。終戦の翌年に,学習院初等科を卒業した私にとって,その年に憲法が公布されましたことから,私にとって憲法として意識されているものは日本国憲法ということになります。しかし,天皇は憲法に従って務めを果たすという立場にあるので,憲法に関する論議については言を謹みたいと思っております。
宮内記者会及び日本記者クラブ代表質問
問5
陛下にお伺います。昭和天皇が亡くなられて以降その,戦争責任の問題が国の内外で改めて論議されました。天皇と戦争責任,それをめぐる現在の論議について,どの様にお考えでしょうか。陛下の戦争と平和に対するお考えをお聞かせください。
天皇陛下
昭和天皇は,平和というものを大切に考えていらっしゃり,また,憲法に従って行動するということを守ることをお努めになり,大変ご苦労が多かったと深くお察ししています。先の大戦では,内外多数の人々が亡くなり,また,苦しみを受けたことを思うと,誠に心が痛みます。日本は,新しい憲法の下平和国家としての道を歩み続けていますが,世界全体で一日も早く平和が訪れるよう切に願っています。
記者
今の質問に関連して陛下にお伺いします。先頃中国の李鵬首相が来日しましたが,このときの会見で陛下は日中戦争をめぐり中国に,遺憾の意を表明されたと伝えられました。どのようなお気持ちでそうおっしゃったのか,お聞かせください。
天皇陛下
その問題については,公表しないことになっております。
記者
さきほどの昭和天皇の戦争責任の質問で昭和天皇は,平和を大切にし,考えておるとおっしゃいましたが,これは陛下として,昭和天皇には戦争に関する責任はなかったとお考えだというふうに,とらえてよろしいでしょうか。
天皇陛下
私の立場では,そういうことはお答えする立場にないと思っております。
問6
陛下に伺いします。昭和天皇の戦争責任をめぐる長崎市長の発言が大きな波紋を呼びましたが,これ以外にも,天皇制,とりわけ戦争責任については,自由な論議が封じられる風潮があります。天皇制をめぐる言論の自由については,どの様にお考えでしょうか。
天皇陛下
言論の自由が保たれるということは,民主主義の基礎であり大変大切なことと思っております。
記者
今,おっしゃった言論の自由という観点から,主旨質問の中にもありましたけれども,戦争責任について論じたり,あるいは天皇制の是非を論じたりするものも含んでいるというふうにお考えでしょうか。
天皇陛下
そういうものも含まれております。
問7
陛下にお伺いします。今年2月の昭和天皇の大喪の礼では,憲法の政教分離の原則に抵触するかをめぐって様々な論議を引き起こしました。来年の即位の礼や大嘗祭への陛下のお考えをお聞かせください。
天皇陛下
この問題につきましては,内閣が慎重にいろいろな角度から,検討を行っていると思います
記者
大嘗祭とは別にですね,いわゆる宮中祭祀,新嘗祭ですとか一般的な宮中祭祀に対して,陛下はどのような心構えで臨まれていらっしゃるでしょうか。
天皇陛下
昭和天皇も宮中祭祀を大切に考えていらっしゃいました。その気持ちを受け継いでいきたいと思っております。
問8
陛下にお伺いします。陛下はこの度,昭和天皇の遺産を相続され,相続税を支払われましたが,そのご感想をお聞かせください。また,今後もこのように資産を公開されていくお考えは,おありでしょうか。
天皇陛下
相続税の問題については,法令に従って行うのが望ましいと考えます。また,皇室の経済については,憲法や法律に定められており,資産の公開についても,それに従いたいと思っています
記者
相続税の納税に関連しまして,お納めになったと同時に天皇にも私的な側面があるということを承りましたが,天皇のおおやけ,公的な部分と私的な部分との区分をどうするのかということについて,お伺いしたいと思います。
天皇陛下
この問題については,非常に区別がはっきりしているものもあれば,また,はっきりしていないものもあると思います。その場合,場合によって,やはり考えていかなければならないのではないかと思っております。
問9
両陛下にお伺いします。皇太子さまが結婚の目標とされてきた30歳まで,あと半年となりました。ご結婚の時期や見通しについて,両陛下の率直なお気持ちをお聞かせください。また,皇太子さまは来春にも独立されますが,そのご感想も併せてお伺いします。また,礼宮さまも親しい方がいらっしゃる様ですけれども,皇太子さまより先にご結婚される場合も有り得ますでしょうか。陛下からお願いいたします。
天皇陛下
結婚の問題については,お答えすることはできません。皇太子とは永年一緒に住んできましたので色々とお互いに良い影響を受け合ってきたと思います。今後ともそういう関係が続くことを願っています。
皇后陛下
私も,東宮様や礼宮の結婚については答えを控えさせて頂きます。東宮様は,独立なさって,しばらくは不便もおありかと思いますが,やがてこれも中々いいものだとお思いになるのではないでしょうか。時たまでよろしいからビオラを聴かせにいらして下さるとうれしいと思います。
在日外国報道協会代表質問
問10
陛下に伺います。イギリスの王室は,環境,文化の問題について,積極的に発言をされてます。日本は,世界から地球規模の環境問題で積極的な役割を期待されている一方,環境破壊について,責任を問われています。こうした点で皇室の果たしうる役割を含め,いかがお考えでしょうか。
天皇陛下
現在環境の問題は,世界のあらゆる人々が関心を持たなければいけないほど相互依存性の強い問題になっていると思います。皇室としては,ふさわしい在り方で,国民の関心が高まるように努めていきたいと思っております。皇太子時代,毎年豊かな海づくり大会に出席しましたのも,日本をかこむ海が少しでも良くなるように願ってのことでありました。地球規模の環境が日本でもだんだん関心を集めてき,それに取り組む人々が増えてきていることを,大変うれしく思っております。
宮内記者会及び日本記者クラブ代表質問
問11
陛下にお伺いいたします。新御所の建設が具体化いたしましたが,御所の設計や御用邸の利用方法について,どのようにお考えでしょうか。また,外国では,宮殿などの施設が広く国民に解放されている例がみられますが国民の接点を広げるというような観点からどのようにお考えでしょうか。
天皇陛下
御所の建設については政府が決めたばっかりで,まだ何も決まっていません。御用邸については,今年の夏は皇太后様もいらっしゃるようですので昭和天皇にゆかりの深い那須に一週間ばかり過ごそうと思っています。宮殿などの開放については,私は英国戴冠式の時に,各国を訪れ,そのことを深く印象づけられました。日本でも,京都御所は早くから一般に公開されており,その後,皇居東御苑が造られ,現在人々の憩いの場になっていることを,大変うれしく思っております。この問題については,色々な面から検討される必要があると思います。
記者
国民の接点という点から関連して質問させていただきます。昭和天皇は,沖縄訪問の強いお気持ちを持ちながら実現されませんでしたが,沖縄県はいまだに天皇陛下をお迎えしたことがありません。沖縄戦で亡くなられた20万余の慰霊を含めまして,沖縄訪問のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
天皇陛下
機会があれば,是非,沖縄を訪問し,沖縄の人々の心を,気持ちを,戦争で亡くなった人々,また,多くの苦しんだ人々のことを考え,沖縄を訪問したいと思っております。(引用ここまで)
            安倍晋三首相のデタラメ憲法改悪論浮き彫りに!
              明仁天皇の爪の垢を煎じて飲むべし!
 
        産経 【安倍首相メッセージ詳報】「この国の未来像、議論すべきとき」 2019.3.20 20:14|政治|政策
                  https://www.sankei.com/politics/news/190320/plt1903200039-n3.html
 
倍晋三首相(自民党総裁)は20日、東京都内で開かれた「日本国憲法のあり方を考えるシンポジウム2」(夕刊フジ主催)に寄せたビデオメッセージで憲法改正に関し、「時代の節目にあって、この国の未来像について議論を行うべきときに来ている」と述べた。メッセージの詳細は次の通り。  

皆さん、こんにちは。自民党総裁の安倍晋三です。  

自民党は立党以来、憲法改正を党是としてきた。国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という現行憲法の3つの基本原理は堅持しつつ昨年、改憲4項目の条文イメージを取りまとめ、今年の運動方針においても新しい時代に即した憲法の改正に向けて道筋をつける覚悟であることを確認した。  

例えば、大きな自然災害が相次いだ平成の時代。困難な災害の現場には常に自衛隊員の姿があった。夜を徹し、泥にまみれながらも、危険を顧みず、黙々と任務に当たる隊員諸君は、被災された皆さんの心に寄り添い、被災地の力となった。  

(1992年の)PKO(国連平和維持活動)協力法の制定以降、延べ約6万人の自衛隊員が世界各地で平和と安定のため汗を流し、現地の目線に立った支援、高い規律と丁寧な仕事ぶりで国際社会から高い評価を得てきた。

3日前、私は防衛大学校の卒業式に出席し、陸海空の真新しい制服に身を包んだ任官したばかりの自衛隊員たちから「事に臨んでは危険を顧みず、もって国民の負託に応える」、崇高な服務の宣誓を最高指揮官、内閣総理大臣として受けた。  

創設から60年余り、自衛隊に良い印象を持つ国民は昭和の時代に6割そして7割、平成には8割となり、現在ではおよそ9割に達している。これは自衛隊員の諸君が自らの手で勝ち得た信頼である。ほかの誰の力でもない。  

次は政治が役割を果たすときだ。全ての自衛隊員が強い誇りを持って任務を全うできる環境を整えるため、憲法にしっかり「自衛隊」と明記し、違憲論争に終止符を打つ。私はその責任をしっかりと果たしていく決意だ。 憲法は国の理想を語るもの、次の時代の道しるべである。まもなく歴史的な皇位の継承が行われ、新しい時代が幕を開ける。そしてG20サミット(20カ国・地域首脳会議)、ラグビーワールドカップが日本で初めて開催される。来年はいよいよ東京五輪・パラリンピック、2025年には大阪・関西万博も待っている。このような時代の節目にあって、私たちはどのような国創りを進めていくのか。この国の未来像について、真正面から議論を行うべきときに来ているのではないだろうか。  

いうまでもなく、憲法改正は国会が発議し、最終的には主権者である国民が国民投票で決めるものだ。だからこそ国民の代表である私たち国会議員が活発な議論を行い、この国のあるべき姿を提示していく責任があると私は考える。  平成の、その先の時代に向かって、多くの国民が憲法改正について自らの問題として大いに議論し、理解を深めていただきたい。そう願っている。本日のシンポジウムがその大きな役割を果たすことを期待し、私のあいさつとさせていただく。(引用ここまで)

日経 憲法改正に関する首相メッセージ全文  2017/5/3 15:19

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFK03H16_T00C17A5000000/

安倍晋三首相(自民党総裁)のビデオメッセージの全文は次の通り。

ご来場のみなさま、こんにちは。自由民主党総裁の安倍晋三です。憲法施行70年の節目の年に、「第19回 公開憲法フォーラム」が盛大に開催されましたことに、まずもってお喜び申し上げます。憲法改正の早期実現に向けて、それぞれのお立場で精力的に活動されているみなさまに心から敬意を表します。

憲法改正は、自由民主党の立党以来の党是です。自民党結党者の悲願であり、歴代の総裁が受け継いでまいりました。私が首相・総裁であった10年前、施行60年の年に国民投票法が成立し、改正に向けての一歩を踏み出すことができましたが、憲法はたった1字も変わることなく、施行70年の節目を迎えるに至りました。

憲法を改正するか否かは、最終的には国民投票によって、国民が決めるものですが、その発議は国会にしかできません。私たち国会議員は、その大きな責任をかみしめるべきであると思います。

次なる70年に向かって、日本がどういう国を目指すのか。今を生きる私たちは、少子高齢化、人口減少、経済再生、安全保障環境の悪化など、我が国が直面する困難な課題に対し、真正面から立ち向かい、未来への責任を果たさなければなりません。

憲法は、国の未来、理想の姿を語るものです。私たち国会議員は、この国の未来像について、憲法改正の発議案を国民に提示するための「具体的な議論」を始めなければならない、その時期にきていると思います。

わが党、自由民主党は未来に、国民に責任を持つ政党として、憲法審査会における「具体的な議論」をリードし、その歴史的使命を果たしてまいりたいと思います。

例えば、憲法9条です。今日、災害救助を含め、命懸けで24時間、365日、領土、領海、領空、日本人の命を守り抜く、その任務を果たしている自衛隊の姿に対して、国民の信頼は9割を超えています。しかし、多くの憲法学者や政党の中には、自衛隊を違憲とする議論が、今なお存在しています。「自衛隊は違憲かもしれないけれども、何かあれば、命を張って守ってくれ」というのは、あまりにも無責任です。

私は少なくとも、私たちの世代のうちに、自衛隊の存在を憲法上にしっかりと位置づけ、「自衛隊が違憲かもしれない」などの議論が生まれる余地をなくすべきである、と考えます。

もちろん、9条の平和主義の理念については、未来に向けて、しっかりと堅持していかなければなりません。そこで「9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む」という考え方、これは国民的な議論に値するのだろうと思います。

教育の問題。子どもたちこそ我が国の未来であり、憲法において国の未来の姿を議論する際、教育は極めて重要なテーマだと思います。誰もが生きがいを持って、その能力を存分に発揮できる一億総活躍社会を実現するうえで、教育が果たすべき役割は極めて大きい。

世代を超えた貧困の連鎖を断ち切り、経済状況にかかわらず、子どもたちがそれぞれの夢に向かって頑張ることができる、そうした日本でありたいと思っています。70年前、現行憲法の下で制度化された、小中学校9年間の義務教育制度、普通教育の無償化は、まさに、戦後の発展の大きな原動力となりました。

70年の時を経て、社会も経済も大きく変化した現在、子どもたちがそれぞれの夢を追いかけるためには、高等教育についても、全ての国民に真に開かれたものとしなければならないと思います。これは個人の問題にとどまりません。人材を育てることは、社会・経済の発展に確実につながっていくものであります。

これらの議論の他にも、この国の未来を見据えて議論していくべき課題は多々あるでしょう。

私はかねがね、半世紀ぶりに夏期の五輪・パラリンピックが開催される2020年を、未来を見据えながら日本が新しく生まれ変わる大きなきっかけにすべきだと申し上げてきました、かつて、1964年の東京五輪を目指して、日本は大きく生まれ変わりました、その際に得た自信が、その後、先進国へと急成長を遂げる原動力となりました。

2020年もまた、日本人共通の大きな目標となっています。新しく生まれ変わった日本が、しっかりと動き出す年、2020年を新しい憲法が施行される年にしたいと強く願っています。私は、こうした形で国の未来を切りひらいていきたいと考えています。

本日は、自由民主党総裁として、憲法改正に向けた基本的な考え方を述べました。これを契機に、国民的な議論が深まっていくことを切に願います。自由民主党としても、その歴史的使命をしっかりと果たしていく決意であることを改めて申し上げます。

最後になりましたが、国民的な議論と理解を深めていくためには、みなさまがた「民間憲法臨調」、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」のこうした取り組みが不可欠であり、大変心強く感じております。憲法改正に向けて、ともにがんばりましょう。(引用ここまで)


皇太子徳仁親王と同妃雅子の第一女子敬宮愛子内親王の感性が明治・大正・昭和・平成時代を根本的に改革する「令和」時代となるか!そのためには国家の最高法規日本国憲法を徹底するしかない!

2019-04-21 | 天皇制

「元号」「令和」の時代と象徴天皇制の課題は何か!

そもそも「元号」「天皇」「日の丸」「君が代」とは何か!

日本国憲法のめざす社会とはどんな社会か!

天皇家と侵略戦争の関係を総括することは

憲法活かす社会の実現にとって避けてとおることはできない!

古代以来近代までの天皇制・明治以降=大日本帝国憲法下の天皇制と

日本国憲法下の象徴天皇制の違いは何か!

憲法を活かす社会における象徴天皇制あり方は!

現行憲法下の象徴天皇制を支持する国民とともに象徴天皇制について考える!

皇太子徳仁親王と同妃雅子の第一女子敬宮愛子内親王の感性が示唆に富む!

主権者国民の総意が天皇の地位を決定するとはどのようなことか!

日本国憲法否定・改悪派の目指す天皇制と日本国憲法擁護派の目指す天皇制

その違いは何か!

日本国憲法第1章をどのように活かすか!

iza 愛子さま中学ご卒業 卒業記念文集の作文「世界の平和を願って」全文 2017.3.22 11:21

https://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/170322/lif17032211210007-n3.html

学習院女子中等科の卒業式に臨まれる愛子さまと皇太子ご夫妻=22日午前、東京都新宿区(代表撮影)学習院女子中等科の卒業式に臨まれる愛子さまと皇太子ご夫妻=22日午前、東京都新宿区(代表撮影)

宮内庁は22日、皇太子ご夫妻の長女、敬宮(としのみや)愛子さまが学習院女子中等科を卒業するにあたり、記念文集に書かれた「世界の平和を願って」と題した作文を公表した。全文は以下の通り。

     ◇

卒業をひかえた冬の朝、急ぎ足で学校の門をくぐり、ふと空を見上げた。雲一つない澄み渡った空がそこにあった。家族に見守られ、毎日学校で学べること、友達が待っていてくれること…なんて幸せなのだろう。なんて平和なのだろう。青い空を見て、そんなことを心の中でつぶやいた。このように私の意識が大きく変わったのは、中三の五月に修学旅行で広島を訪れてからである。

原爆ドームを目の前にした私は、突然足が動かなくなった。まるで、七十一年前の八月六日、その日その場に自分がいるように思えた。ドーム型の鉄骨と外壁の一部だけが今も残っている原爆ドーム。写真で見たことはあったが、ここまで悲惨な状態であることに衝撃を受けた。平和記念資料館には、焼け焦げた姿で亡くなっている子供が抱えていたお弁当箱、熱線や放射能による人体への被害、後遺症など様々な展示があった。これが実際に起きたことなのか、と私は目を疑った。平常心で見ることはできなかった。そして、何よりも、原爆が何十万人という人の命を奪ったことに、怒りと悲しみを覚えた。命が助かっても、家族を失い、支えてくれる人も失い、生きていく希望も失い、人々はどのような気持ちで毎日を過ごしていたのだろうか。私には想像もつかなかった。

最初に七十一年前の八月六日に自分がいるように思えたのは、被害にあった人々の苦しみ、無念さが伝わってきたからに違いない。これは、本当に原爆が落ちた場所を実際に見なければ感じることのできない貴重な体験であった。

その二週間後、アメリカのオバマ大統領も広島を訪問され、「共に、平和を広め、核兵器のない世界を追求する勇気を持とう」と説いた。オバマ大統領は、自らの手で折った二羽の折り鶴に、その思いを込めて、平和記念資料館にそっと置いていかれたそうだ。私たちも皆で折ってつなげた千羽鶴を手向けた。私たちの千羽鶴の他、この地を訪れた多くの人々が捧げた千羽鶴、世界中から届けられた千羽鶴、沢山の折り鶴を見たときに、皆の思いは一つであることに改めて気づかされた。

平和記念公園の中で、ずっと燃え続けている「平和の灯」。これには、核兵器が地球上から姿を消す日まで燃やし続けようという願いが込められている。この灯は、平和のシンボルとして様々な行事で採火されている。原爆死没者慰霊碑の前に立ったとき、平和の灯の向こうに原爆ドームが見えた。間近で見た悲惨な原爆ドームとは違って、皆の深い願いや思いがアーチの中に包まれ、原爆ドームが守られているように思われた。「平和とは何か」ということを考える原点がここにあった。

平和を願わない人はいない。だから、私たちは度々「平和」「平和」と口に出して言う。しかし、世界の平和の実現は容易ではない。今でも世界の各地で紛争に苦しむ人々が大勢いる。では、どうやって平和を実現したらよいだろうか。

何気なく見た青い空。しかし、空が青いのは当たり前ではない。毎日不自由なく生活ができること、争いごとなく安心して暮らせることも、当たり前だと思ってはいけない。なぜなら、戦時中の人々は、それが当たり前にできなかったのだから。日常の生活の一つひとつ、他の人からの親切一つひとつに感謝し、他の人を思いやるところから「平和」は始まるのではないだろうか。

そして、唯一の被爆国に生まれた私たち日本人は、自分の目で見て、感じたことを世界に広く発信していく必要があると思う。「平和」は、人任せにするのではなく、一人ひとりの思いや責任ある行動で築きあげていくものだから。

「平和」についてさらに考えを深めたいときは、また広島を訪れたい。きっと答えの手がかりが何か見つかるだろう。そして、いつか、そう遠くない将来に、核兵器のない世の中が実現し、広島の「平和の灯」の灯が消されることを心から願っている。(引用ここまで)

愛子様の作文が素晴らしい!看護師は中学1年時で驚愕のクオリティ 

PLEASUREAGGRE    2019年4月15日

 http://pleasureaggre.com/aikosama-sakubun-chuuichi-kyougaku/

これまで幾つか作文を書いてこられた愛子さまですが、中でも中学1年生の時に書かれた作文が「素晴らしい」と評判なんです!そこで今回は、「愛子さまが中学1年生の時に書かれた作文」について調べてみました!

作文の設定は生き物を介護する”看護師

私は看護師の愛子。最近ようやくこの診療所にも患者さんが多く訪れるようになり、今日の診療も外が暗くなるまでかかった。先生も先に帰り、私は片付けと戸締りを任されて、一人で奥の待合室と手前の受付とを行き来していた。

午後八時頃だろうか。私は待合室のソファーでつい居眠りをしてしまった。翌朝眩しい太陽の光で目が覚め、私は飛び起きた。急いで片付けを済ませて家に帰ろうと扉をガラッと開けると、思わず落っこちそうになった。目の前には真っ青な海が果てしなく広がっていたのだ。

診療所は、一晩でどの位流されたのだろうか?

いや、町が大きな海へと姿を変えてしまったのかもしれない。助けを呼ぼうとしたが、電話もつながらない。私は途方に暮れてしまった。

あくる朝、私は誰かが扉をたたく音で目を覚ました。扉の外には片足を怪我した真っ白なカモメが一羽、今にも潮に流されてしまいそうになって浮かんでいた。私はカモメを一生懸命に手当てした。その甲斐あってか、カモメは翌日元気に、真っ青な大空へ真っ白な羽を一杯に広げて飛び立って行ったのであった。

それから怪我をした海の生き物たちが、次々と愛子の診療所へやって来るようになった。

私は獣医の資格は持っていないながらも、やって来た動物たちに精一杯の看護をし、時には魚の骨がひっかかって苦しんでいるペンギンを助けてやったりもした。

愛子の名は海中に知れ渡り、私は海の生き物たちの生きる活力となっていったのである。そう。愛子の診療所は、正に海の上の診療所となったのだ。

今日も愛子はどんどんやって来る患者を精一杯看病し、沢山の勇気と希望を与えていることだろう。出典:学習院女子中等科・高等科『生徒作品集』(平成26年度版)

「元号」に込められた「社会」は実現していない!

「元号」の意味する「社会」が実現できないのは何故か!

元号一覧 (日本) - Wikipedia

天皇 - Wikipedia

未だに中国皇帝のつくった「元号」を大事にして使っている現代日本のオカシナ風潮に大喝! 2017-01-14 天皇制

明治」の由来は

出典易経の「聖人南面而聴天下、嚮明而治」より。「聖人南面して天下を聴き、明に嚮(むか)ひて治む」というこの言葉は、過去の改元の際に江戸時代だけで8回、計10回候補として勘案されているが、通算11度目にして採用された。前越前藩主松平慶永らが勘案した文面をとしたものから、宮中賢所で天皇が自ら抽選したものだといわれている。聖人が北極星のように顔を南を向けてとどまることを知れば、天下は明るい方向に向かって治まるという意味である[1]

大正」の由来は

易経』彖伝・臨卦の「大亨以正、天之道也」(大いに亨(とほ)りて以て正しきは、天の道なり)から。「大正」は過去に4回候補に上がったが、5回目で採用された。なお大正天皇実録によれば元号案として「大正」「天興」「興化」「永安」「乾徳」「昭徳」の案があったが、最終案で「大正」「天興」「興化」に絞られ、枢密顧問の審議により「大正」に決定した。 

昭和」の由来は

旧皇室典範登極令による制度での最後の元号であり、元号法で改めて制定された最初の元号である[2]「昭和」の由来は、四書五経の一つ書経尭典の「百姓昭明、協和萬邦」(百姓(ひゃくせい)昭明にして、萬邦(ばんぽう)を協和す)による。漢学者・吉田増蔵の考案。なお、江戸時代にまったく同じ出典で、明和の元号が制定されている(「百姓昭明、協和萬邦」)。国民の平和および世界各国の共存繁栄を願う意味である。当時枢密院議長だった倉富勇三郎の日記によれば、宮内省作成の元号案として「神化」「元化」「昭和」「神和」「」「継明」「順明」「明保」「寛安」「元安」があったが、数回の勘申の結果、「昭和」を候補とし、「元化」「」を参考とする最終案が決定した。一方、内閣では「立成」「定業」「光文」「章明」「協中」を元号案の候補に挙げていた。

 平成」の由来は

新元号の発表時に小渕恵三が述べた[8]「平成」の名前の由来は、史記』五帝本紀の「内平外成(内平かに外成る)」、書経』大禹謨の「地平天成(地平かに天成る)」からで「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味。日本において元号に「成」が付くのはこれが初めてであるが、「大成」(北周)や「成化」()など、外国の年号や13代成務天皇の諡号にも使用されており、「平成」は慣例に即した古典的な元号と言える。江戸時代最末期、「慶応」と改元された際の別案に「平成」が有り、出典も同じ『史記』と『書経』からとされている。(引用ここまで)

元号は個人の所有物ではない!美しい風土に限りない感謝と尊敬を持ちながら令和という時代になることを言うのであれば安倍晋三首相は退場だな! 2019-04-14 | 天皇制

日本初の「国書」を使った安倍式天皇論―元号(令和)論は、そもそも意味がトンチンカン!日本の歴史を完全に愚弄して偽造を謀る!世界の笑いものに!即刻退場処分だろう! 2019-04-07 | 天皇制

 令和 - Wikipedia

安倍首相が記者会見を行い、談話を発表した。「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味を込めたと説明[33][34]

元号は時の権力者が統治力を誇示し自らの権力の正統性を根拠づけ、時間と支配する道具として始まり、使われた!その歴史を一覧してみると判る!庶民にとって、意味はあったか? 2017-01-14 天皇制