愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

「『女性』『女系』の違い分からず容認論拡大」とFNN・産経世論調査に出た国民で論を非難する産経が天皇制と憲法の矛盾を解説する良い教材となったな!大アッパレ!

2019-05-20 | 天皇制

安倍晋三首相の応援団の産経の主張は以下のとおり!

天皇の地位は主権者国民の総意で決まるが

女性は天皇にはなれない!

一般人の、どこの馬の骨は判らない血が混じることは

神聖ではなくなるから!

皇統譜に属する天皇家・皇族は

一般国民とは異って憲法の人権保障の対象とはならない!

皇統譜に属する天皇家・皇族に係る婚姻の自由は保障されていない!

男系天皇のみ世襲ということは

天皇家・皇族の男子の最大の任務は

男子をつくること!

男子製造機械!

男系の万世一系が継続してきたのは

「側室」制度があったから!?

天皇家・皇族に一般国民の諸権利を与えるか!否か!

主権の存する国民の総意で決まる!

「天皇」「皇族」の「地位」は別として・・・・!

少なくとも「現行憲法を活かす」という点において!

政治家安倍晋三・産経の主張は

根本において

現行憲法の理念とは相いれない皇室・皇族・天皇観と言える!

明仁・徳仁・文仁親子の思想とは随分に異なっている!

「天皇の地位を決定する主権者国民に寄り添う」!

「憲法を守る」!

「平和を祈る」!

 

日本国憲法

第13条 すべて国民は、個人として尊重される生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。      

第14条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。  華族その他の貴族の制度は、これを認めない 栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受けるものの一代に限り、その効力を有する。

第24条 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して制定されなければならない。

第1条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。      

第2条 皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。

第3条 天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。      

第4条 天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない

皇室典範 

第一条 皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。

第二条 皇位は、左の順序により、皇族に、これを伝える。

一 皇長子
二 皇長孫
三 その他の皇長子の子孫
四 皇次子及びその子孫
五 その他の皇子孫
六 皇兄弟及びその子孫
七 皇伯叔父及びその子孫
○2 前項各号の皇族がないときは、皇位は、それ以上で、最近親の系統の皇族に、これを伝える
○3 前二項の場合においては、長系を先にし、同等内では、長を先にする。
 
三条 皇嗣に、精神若しくは身体の不治の重患があり、又は重大な事故があるときは、皇室会議の議により、前条に定める順序に従つて、皇位継承の順序を変えることができる。
附則
 
第一条 この法律は、公布の日から起算して三年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。ただし、第一条並びに次項、次条、附則第八条及び附則第九条の規定は公布の日から、附則第十条及び第十一条の規定はこの法律の施行の日の翌日から施行する。(引用ここまで)

産経 「女性」「女系」の違い分からず容認論拡大 FNN調査で明らかに   2019.5.18

https://special.sankei.com/a/politics/article/20190518/0001.html?_ga=2.269062769.1497486799.1558282105-1246320634.1552310458

5月1日に天皇陛下が即位され、政府は今後、安定的な皇位継承のあり方に関する議論を本格化させる。産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が11、12両日に行った合同世論調査では、父方の系統に天皇を持たない「女系天皇」や女性皇族が結婚後も皇室に残って活動する「女性宮家」創設への賛成が6割を超えたが、保守的とされる自民党の支持層ですら「女性天皇」と「女系天皇」の違いを理解していない人が多いなど課題も浮き彫りになった。

父方の系統に天皇を持つのが「男系」だ。仮に今の女性皇族が民間の男性と結婚されて子供が生まれた場合、その子供は性別にかかわらず「女系」になる。

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女性天皇を阻む安倍首相と右派のヤバすぎる主張!

「神武天皇のY染色体は男系男子だけ」「種が違うと困る」

リテラ 2019.05.08 01:09

https://lite-ra.com/2019/05/post-4703.html

安倍晋三「愛子天皇誕生」断固阻止の魂胆(4)新天皇と距離修復を求め…

asagei 2019年5月19日 18:00

https://asagei.biz/excerpt/3265

安倍晋三「愛子天皇誕生」断固阻止の魂胆(3)対象者全てが皇籍復帰拒否も

asagei 2019年5月19日 10:00

https://asagei.biz/excerpt/3252

安倍晋三「愛子天皇誕生」断固阻止の魂胆(2)小泉元総理とも決別した

asagei 2019年5月18日 18:00

https://asagei.biz/excerpt/3288

安倍晋三「愛子天皇誕生」断固阻止の魂胆(1)「女性・女系天皇」反対の急先鋒

asagei 2019年5月18日 10:00

https://asagei.biz/excerpt/3245


安倍総理、「愛子天皇誕生」を断固阻止の“舞台裏”が明かされた!

asagei 2019年5月14日 05:58

https://www.asagei.com/excerpt/126476


NEWSポストセブン  女性天皇容認論、皇族以外の「男系男子」リストアップ必要か 2019年5月14日 16時0分 

http://news.livedoor.com/article/detail/16457339/    

東京 <代替わり考 皇位継承のかたち>(7)女性天皇論議を封印か 2019年1月14日 朝刊

https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201901/CK2019011402000113.html

「新しい天皇の誕生を確認する最初の儀式だ。女性皇族を参列させないのは、おかしい」。皇室研究家の高森明勅(あきのり)(61)は、五月一日の皇位継承儀式「剣璽(けんじ)等承継の儀」を巡って、政府方針に疑問を投げかける。内閣官房長官の菅義偉(すがよしひで)は昨春、前例を踏襲して皇族の参列を男性に限る方針を発表していた。

剣璽等承継の儀は、三十にも及ぶ一連の即位儀式の皮切りとなる。宮内庁刊行の平成大礼記録には「皇位とともに伝わるべき物を承継する儀式」であるため、「皇位継承権を有する皇族男子」に限定したと記している。今回もこれが政府の見解だ。

前回は男性の成人皇族が六人出席したが、今回の対象者は秋篠宮さまと常陸宮さまの二人だけとなってしまう。皇室文化研究家の所功(ところいさお)(77)は「皇后をはじめ、すべての皇族の方々が重要儀式に参列することが大切だ」と強調する。現代は映像で儀式の様子が世界に流れる時代であり、「女性皇族を参列させないのは、誤解を招きかねない」と懸念を示す。

剣璽等承継の儀は、憲法で「内閣が責任を負う」と定める国事行為として行われる。前例の踏襲であるとしても、政府が自ら男女平等の社会理念に反する方針を選択したことに疑問の声は少なくない。

高森は「政府方針は、女性を排除していた時代のロジックだ」と指摘する。前回まで儀式の規範としたのは、明治期に制定された登極令(とうきょくれい)附式などだ。それらは女性参政権がまだまだ認められず、皇室の重要事項を審議する皇族会議(現・皇室会議)の出席も男性に限られた時代の法令だ。

三十年前の前回は、早朝の昭和天皇の逝去から、わずか三時間半後に剣璽等承継の儀が行われた。元内閣官房副長官の石原信雄(92)は「登極令には、この儀式について女性皇族のことが書かれていない。女性皇族の出欠は議論にもならず、良い悪いではなく、時間的な制約の中で結論を出した」と振り返る。

今回は皇太子さまの五月一日の即位日があらかじめ一昨年十二月に決まり、時間的な余裕は十分にあった。だが政府は、国民的な議論もなく、剣璽等承継の儀への参列者から女性皇族を除外する方針を早々と打ち出した。

高森は「本音では、女性・女系天皇の議論に飛び火することを恐れているのではないか」と政府の姿勢をいぶかる。所も同様の見方を示し、「法律で皇位継承権を男性皇族に限っていることと、女性皇族の参列を拒むこととは、本質的に意味が違う。冷静な議論が必要だ」と話す。

明治以降、終身在位を前提とした天皇の代替わりは、二〇一六年八月の天皇陛下のビデオメッセージが一石を投じる形となって、大きな転換期を迎えようとしている。社会は超少子高齢化の時代に入り、皇室は男性皇族の減少に直面する。現状を見すえ、これからの時代の象徴天皇にふさわしい皇位継承の形とは何か、国民的な議論が求められている。 =敬称略

<女性・女系天皇と女性宮家> 有史以来、男系男子が皇位を継承し、例外的に8人10代の女性天皇がいるが、いずれも父方に天皇を持つ男系の女性天皇だったとされる。女系天皇は、母方の先祖のみに天皇がいる。

2005年に当時の小泉純一郎首相の諮問機関が、女性・女系天皇を容認する報告書をまとめた。法案化を目指したが見送られ、その後は動きがない。皇室典範では、女性皇族が天皇、皇族以外と結婚したときは皇籍(皇族の身分)を離れる。皇室活動を安定的に維持する一環として、女性皇族が結婚後も皇室にとどまり、宮家当主とする案が検討されたが、女系天皇容認につながりかねないとして、保守層に反対論が根強い。(この連載は編集委員・吉原康和、阿部博行が担当しました) =おわり


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