孤立する中国、資源国でレアアースの生産拡大

中国が強硬姿勢を貫いた結果、米国を始めとする諸外国が反発を強め、資源国がレアアースの生産拡大に乗り出しました。日本もレアアースの採掘権獲得に動き出したようです。中国の外交の切り札になるはずだったレアアースは、もはや切り札としての威力を失い、地価や人件費が高騰し始めた中国から撤退を検討する企業も出始めているようです。

外資によって急成長を遂げた中国ですが、あまりにも稚拙な外交によって、自分の首を絞め始めています。この諸外国の動きに焦りを覚えた中国は、日本との関係修復を呼びかけているようです。国際社会で孤立すれば、今までのような急成長は当然望めなくなり、急拡大した軍事費に財政が圧迫される事になります。ここぞとばかりに投機筋が中国売りに出れば、一気にチャイナバブルクライシスとなり、中国の成長神話は脆くも崩壊するでしょう。