代表選の焦点は、「民意を無視するか否か」

今回の民主党代表選は、「民意を無視するか、否か」が焦点になります。つまり、小沢一郎を支持すれば、次回の選挙では「さようなら」という事ですね。小沢チルドレンは、さらに悲惨です。どちらに投票しても、「遅くとも３年後にはさようなら」だからです。最悪のケースは、小沢一郎を支持して、小沢一郎が当選した場合です。菅陣営は当然、伝家の宝刀を抜きますから、「代表選後にはさようなら」となります。菅首相は「私が勝ったら（伝家の宝刀）抜かない」と断言しましたからね。そのまま解釈すれば、「私が負けたら当然抜くよ」という脅しです。いずれにしても、「小沢（カネと権力の亡者）陣営と分離してくれないと、民主党には投票できない」というのが、国民の本音でしょう。「ダーティ」と「クリーン」では、あまりにも違いすぎるからです。ちなみにスウェ－デンだと、小沢陣営は誰一人として生き残れないでしょう。もっとも、これが「本来の政治のあり方」なんですけどね。