9月に行われる民主党の党首選挙。これに「小沢一郎本人が出馬するのでは?」という憶測が流れていますが、これはムリでしょう。国民の約85%が「ノー」を突きつけている訳ですから、仮に小沢政権が誕生したとしても、支持率が10%以下という「史上最低・最悪の内閣」が誕生することになります。「あの森内閣をも下回る」という屈辱に、小心者で知られるの小沢一郎が耐えられる訳がありません。しかも、「政治とカネ」の問題がくすぶったままで、いつ爆発してもおかしくない状況ですから、あの小沢一郎が勝算の無い戦いを挑むとは思えません。しかも、検察審査会の決定次第では、国会を追われる身になるわけです。「数の論理を背景に、裏から内閣をコントロールする」というのが妥当な筋書きでしょう。
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