あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

おとなの“冬休みの宿題”

2007-01-06 21:36:08 | ドライブ・旅行

2007年。新年初めてのブログです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします^^

さて。年末~年始にかけて、東京・大阪・京都・福岡と日本を横断して参りました。
いろんな出来事が盛りだくさんの、夢のような年末年始だったのですが、新春1回目の今回は「ちょっといい話」で始めたいと思います。


昨年の大晦日。
同居人きょんくんと私は、京都・大原野で「どんぐり拾い」をしました。
“いいトシをした二人が、何故、しかもこんな季節外れにどんぐり拾い!?”
不思議に思われる方もいらっしゃるのでは?無理もありません^^;
一体なぜなのか。
実は、それがきょんくんの会社からの「冬休みの宿題」だったからです。

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願徳寺の如意輪観音様や、大原野神社の神様のご加護か、短時間の間になんと3種類もの大量のどんぐりをGET!中には普段はなかなかお目にかかれないクヌギまで^^感謝感謝です。

どんぐり拾いって、いざやり始めるとまるで子供の頃に戻ったような感覚で、すごく素朴な気持ちに。ふと気付くときょんくんも私も、無言で無心に地面を探していました。どんぐりがお宝だった幼い頃の心を思い出しながら・・・。

さて。このどんぐり、一体何に使うのかというと、きょんくんが勤める某会社の創立90周年記念アクションのひとつとして実施されることになった『どんぐりの森づくり』のためなのです。
全グループ社員一人一人が全て参加する社会貢献(自然環境保護)活動ということで、社員一人につき5個のどんぐりを植え、将来どんぐりの森を作ろうという、素晴らしいプロジェクトなのです。(うーん、かんど~!!)

というわけで、12~1月の間でどんぐりを拾い、それを保存しておき、後日配布されるポットに植えて発芽させ、10月頃植林をするというスケジュールの第一弾としての「どんぐり拾い」だったのでした。

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拾ったどんぐりは、発芽率の高いものを選定するために、2日間水に漬けておくそうです。このとき水にぷかぷか浮くやつは×。虫食いなどで発芽の可能性が低いということで除去します。残念ながらクヌギが虫食い率が高かったですね^^;

きょんくん曰く「同じどんぐりを食べるのでも、クヌギだと大きいから割りが良くて虫達に人気なのだろう」・・・うーむ。虫の気持ちになった冴えた(?)コメント。そのとおりかもしれません。

我が家のどんぐりはこうして現在水に浸かっています。明日は水から引き上げ、乾燥させないよう新聞紙やティッシュに包み、霧吹きなどで常に湿り気を与えて、会社から支給される生育用のポットと土が来るのを待つのです。(うちには観葉植物用の土が余っているから、それに入れておいてもいいかな、とも思っています。)


全社員で作る『どんぐりの森』。
100年経ったらどんな素敵な姿になっているのでしょう。
みどりのダムともいわれる広葉樹の広大な森。
本当に、とっても楽しみです。

コメント (4)
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