あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

樫原湿原のいきものたち

2012-06-02 12:05:14 | 植物・動物いきもの全般

P5271103

我が家から、愛車“のすけ号”で走ることおよそ1時間半。
佐賀県七山村の『樫原(かしばる)湿原』は、九州の「尾瀬」ともよばれる広い湿原で、自然環境保全地域特別地区に指定されています。標高は約600m。

見渡す限りの豊かな緑と、湿地。
草木の香りが濃厚な澄んだ空気は
胸いっぱいに吸い込むと、優しく仄かな自然の甘い香りを感じます。
思わずうっとりしてしまうくらい、いい香り。
こういうのを、おいしい空気っていうんだろうなー。
最高です。


先週の日曜日、そんな樫原湿原で少し写真を撮ってきました。

P5271119_2

睡蓮に似た、ヒツジグサ。(同じスイレン属です。)
望遠で撮っているので大きく見えるかもしれませんが
花の大きさは3~4cm、可愛らしい姿です。
PENの機能をあれこれ試してみたくて、モノトーンモードで撮影してみました。

実際の色はこちら。
白い花弁に鮮やかな黄色のしべが映え、とても美しいなー。
P5271113

圧倒的な緑の中で、よーく見てみると小さな花たちが咲いている。
スタスタと歩いていると見逃してしまいそうな、足下に広がる小さな世界。

またまた、スミレ発見。
P5271107

湿原の周りには、保護のための柵があって立ち入り出来ないので、接写は難しいのです。
望遠レンズが大活躍でした。

ちょっと遠くの草むらで、じっと身を潜めていたカエルも。
P5271145

湿原の枯れた枝の上で羽を休めているトンボも。
P5271094

数メートル先に咲くアザミの蜜を吸うモンシロチョウも。
P5271101


アザミの花も、とても好きで。
花を撮ろうと寄っていたら、カラスアゲハ(多分)が入ってきてくれました。
P5271080


チョウを撮るのは、本当に難しい。
P5271086

マクロコンバーター装着中だったので、大きな羽を全部収めきれませんでした。

ピント合わせもまだちょっと苦手だし・・・。
せわしなく動く被写体を上手に撮るためには、まだまだ練習が必要ですわ。


カラスアゲハの羽は、美しい青色がとても印象的。
なんとかうまく全体の姿を収めたかったのですが、とても遠くで飛んでいたので・・・
望遠を駆使しても、こんな感じで。
P5271148

ただ撮っただけの、構図もなにもないつまらない写真ですが
PCで確認すると、思いがけない2つの発見がありました。
ひとつは、シオカラトンボ。
そしてもうひとつは、あちこちに写り込んでいる、キラキラ輝く小さな光の玉。

強い日差しの反射ですが
取りようによってはちょっとファンタジックかなー。
妖精、とか、見えない自然のエネルギー、とかね。ふふ。


あ、ちょっと長くなりすぎましたね。
ではとりあえずこのへんで。次回に続くということで。

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