あるひのあひる

sometimes"♯",sometimes"♭" ,and always"NATURAL”
猫とハーブと酒と音楽

家作りで気づいた2つのこと。

2015-01-15 12:43:04 | 家づくり

今の家で暮らし始めて、もうすぐ1か月。

不思議です。

まるでこれまでもずっと住んできたかのような妙に落ち着いた感覚と
ああ、新しい街にやって来たんだなという初々しい実感が
綯い交ぜになってやって来ています。



今回、家を建てることになって
いろんなことがあり、いろんな方と出会いました。

そのひとつひとつすべてが、大切なご縁です。

地主さん、不動産屋さん、基礎工事屋さん、風水の先生
ハウスメーカーさん、設備屋さん、外構工事屋さん、造園屋さん
水道にガス、電気に通信の業者さん・・・等々

一体何人の方が、我が家のために力を尽くして下さったんだろう・・・。


何気なく過ごしている毎日が
どれほど多くの方たちによって支えられているのか。
その事を、分かりやすい形で教えられた気がします。


これまでも、もちろん、ずっとそうだったんだよね。
多くの方達の、たくさんの手や心が生み出す力によって
しっかりと支えられ、生きてきたんだね。

こんな当たり前のことを、今頃になってようやく実感したなんて・・・。
今までどれだけ傲慢・・・ホント、お恥ずかしい

ということで。
『わたしの毎日は、いろんな人によって支えられている。
そのことに対する、心からの感謝の気持ち。』というのがまず、1つ目の気づきでした。

そして2つ目。
『土地や、家に対するいとしさと、愛着の心。』

独身の頃はもちろん、結婚してからもいわゆる転勤族で
何度も引っ越しを経験して、いろんな土地に住んで。
どこもみな良い街だったけど、大好きだったけど
心の片隅では常に“もっと、違うどこかへ”という思いが離れなくて。
ずっとずっと、帰る場所を探し求めていて。

それが、ようやく今
心から安らぎ落ち着ける、帰る場所にたどり着くことが出来ました。
一生をここでまっとうしたい、と思えるような。

いつもいつも“仮暮らし”だったから、全く分かっていなかった。
我が住む土地を、家を愛する方々の、その深い思い。
そして
不測の事態によりそこへ帰れなくなってしまった時のショックや、心の痛み、苦しみ。
全く、理解できていなかった。感じていなかった。
帰る場所の存在が、生きる上でどんなに大切なのか・・・。



暮らすということを、大切にしようと思いました。
毎日に感謝しつつ、丁寧に時を重ねてゆきたいと感じました。


きこりんが連れてきてくれた、そんな2つの気づきでした。
でへ。


(あら。また画像の使い回し

コメント (2)
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