たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

宙組『アナスタシア』-東京宝塚劇場公演

2021年02月18日 23時17分23秒 | 宝塚
宙組『アナスタシア』-東京宝塚劇場公演
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/cd1b8b3d107d9ebf79c82dbeb60135db

2月14日(日)15時30分~阪急交通社貸切、

 二幕、「白鳥の湖」が上演される劇場でドレスアップしたアーニャとタキシード姿のディミトリが階段をあがっていく場面。たしかにアーニャがディミトリの腕をとってあがっていたのが、ドレスの裾をもってあがるアーニャの腰にディミトリが手を回してアーシャを支えるようになっていました。演出の変更?なのかな?退団するわけではないのだけれど、まどかちゃんを花組へと送り出す真風さん、どんな気持ちなのだろう。ディミトリ、出国許可証を手に入れたいなら俺では無理だから他の奴を頼れとアーニャに言っている時点で報奨金を手に入れるためにアーニャをアナスタシアに仕立てようとしていた最初の目的はどこかにいってアーニャに惹かれていますね。真風さんディミトリ、どんな格好をしていても終始アーニャにとってのプリンス、おとぎ話のなかのロイヤルでした。一幕ラスト、パリへたどり着いた二人のデュエット「Journey To The Past」、Home、Love、 Famiryが下手すると違ってきこえてしまうところを綺麗にきこえました。アーニャのきらきらとまぶしい表情とアーニャを守るかのようなディミトリ、二人が歌っている背景でパリのエッフェル塔が大きくみえてくる美しい映像も素敵でした。オリジナルではアーニャのソロを、ディミトリを主役におく宝塚ではデュエットへと改編。美しいパリの街にわくわく瞳を輝かせた二人が客席を振り返るタイミングでグレブが登場して幕、違和感なく宝塚の『アナスタシア』でした。オンデマンド配信で視聴しているナウオンステージで、二人のデュエットが過去一素敵、今まででいちばん好き、録音演奏に合わせて歌うのがむずかしくて繰り返しお稽古したと話すまかまどにそんなことは全く感じない、さすが長年連れ添ったお二人と話すキキちゃん、この時すでにまどかちゃんの異動を真風さんもキキちゃんも知らされていたのかなと思ったり、思わなかったり・・・。

 劇中ではずっと眉間にしわを寄せているグレブのキキちゃん、フィナーレはとびっきりのキラキラ笑顔、銀橋で男役さんたちがずらりと並んだ時のはじけるような笑顔がとりわけ素敵でした。ここぞとばかりに弾けたいとカフェブレイクで話しています。グレブさん、大千穐楽に向けて軍服にブーツで右足あげてるの?最後はなにが飛び出してくるのか、今日もアーニャは笑わないけど客席は大爆笑?もうみんな待っています。最後はアーニャも笑ってあげてね。

 日曜日の東京の最高気温21度?とか。昨日と今日、ごっかんなのに週末から突然春でまた週半ばに冬?今年の寒暖差は特に激しく体にこたえます。もともとは真夏に上演予定だった舞台ですが衣装が分厚い感じで暑そうだし大変だろうなと思います。無事に千穐楽の幕があがりますようにと祈ります。自分も無事に生き延びてライブ配信を見届けたい。

 和希そらくんリリーの「夜のあいさつのいいところは、残りの人生の時間が一日減ったっていうことよね」だと思いますが、大人の女感にあふれた余裕な感じも毎回たまりません。ネヴァクラブのギャルソンたちとの「過去の国へ~♪」も毎回かっこよすぎます。なんでもこなせる宙組の元気ナンバーワン。ネヴァクラブでグレブさんがしどうりゅうくんのセルゲイにからかわれる場面もなにげに毎回好きです。

 今の状況下で生きている上に5日間フルに出勤して、いいように使われてしまっているだけといえばいえるきつい仕事、もう十分なんですよね、ほんとは。残念ながら足りないけど・・・。

『アナスタシア』、大千穐楽まであと少し。








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