たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

2018年12月宝塚歌劇の殿堂『エリザベート展』

2021年04月10日 18時41分16秒 | 宝塚
2018年12月宝塚歌劇の殿堂『エリザベート展』


(2017年一路真輝35周年記念コンサートプログラムより)

「『エリザベート』(1996年宝塚版初演)がこんなに長く上演されて、『ベルばら』、『風共』に続く宝塚の代表作になるとは、当時は夢にも思いませんでした。最初から試練の連続でした。記者会見からして、死神の役で退団するのかって記者の方からは大ブーイングでした・・・(苦笑)。私はいろいろな壁にぶつかってところん辛いところから這い上がり、そうすることでがんばる力をもらうことがとても多くて。『エリザベート』はまさにそんな作品でした。」

 記者会見で男役が死神の役をやるのかって言ったのはみなさんですよ、っていっちゃん(一路真輝さん)、20周年記念ガラコンを前にした記者会見の席でだったかなでも話している映像をみたことあります。日本のエリザベートはここから、雪組から始まりました。


『エリザベート・ガラコンサート』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/750270ba090920baf5b6feb76962e4f4

なつかしの雪組『エリザベート』日本初演
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/ab31f9e4ee9820bc3546ab187ef26844


モタメディ遥子『シルクロードの十字路で』(6)

2021年04月10日 18時20分45秒 | 日記
モタメディ遥子『シルクロードの十字路で』(5)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/c/6491f8b2784506e08241d92a50063320


「《残る伝統と流れる歴史》

-タシクルガンの思い出-

 アイハヌムから160キロほど西南の地点にあり、カーブルとヒンドゥークシ山脈の北方にあるトルキスタン平原の中心にある町、別名ホルム、人口約1万。
 
 バザールは昔そのままの姿で、昔と同じ機能を果たしているように、静かなのんびりとした様子を見せている。店の幅いっぱいに前面に並べ、側面や奥の棚は商品で埋まる。真ん中に残った空間に、ターバンを頭に巻き、ゆったりとしたベラネトンボウと呼ばれる衿なしシャツと、だぶだぶのズボン、その上に直帰を着て、チャパンを肩から羽織った売り子の男性が、のんびりとした顔つきで、片足を立てた上に腕をよりかからせて、ゆったりと座っている。
 バサールの中心に至ると、低い天井のドームになっている。

*チャパンは、男性用コート。アフガニスタン中に普及し、誰でも1枚は持っている。布地は、絹だけのものと絹と木綿をまぜたものとの2通りあり、細縞のものばかり。

《小さな橋、大きな橋》

 私はこの旅で人々の間に小さい橋がかかっているのを見てきた。お互いに理解しあう橋。人々の間だけではなく、文化と文化の間、国と国との間にいくつもの橋がたくさんかけられ、それがだんなんと大きな橋へと建て替えられると、大きな交流な生まれるのではないだろうか。

 1975年、アムダリアの水面に近い台地から少し下がった所に泉がみつかった。前方の比較的よく残っている壁の左端の下方と、中央よりやや右側の下方と、右端の高目の所に3つ像がある。人々の顔を誇張してかたどったマスク、写実的に描かれた獅子の頭部、観念的に表現されたイルカの頭部。いまだに水源とつながっており、人の顔の大きくあけた口からは、水が流れ出し、下には泉水にたまっていくようにプールが仕掛けられている。


アフガニスタンのことわざ
 一矢で二羽の山バトを射る。
 二つのスイカを片手で持つことはできない。
 風が吹き雨が降れば、神は麦刈る人によいものを授ける
 川は、犬が水を飲むぐらいで汚れることはない。
 太陽を二指でかくすことはできない。
 青葉は貧しい者からの贈り物。」